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生物の進化、微化石、全宇宙誌―休題の本 [2010年12月08日(Wed)]

大型本の秀逸なものが多く出てきましたが、大型であるだけで図版の表現力が圧倒的になりますが、この「生物の進化」は大型であることにとどまりません。

例えば、古生物の世界のイメージで、「隔靴掻痒」の感があるのは、「プレート・テクトニクス」が今や当然の常識となっている時代に、それぞれの古生物風景が一体、ゴンドワナパンゲア、ローラシア等々、どの大陸で、或いは海の中であったかが、頭の中で組み立てなければならないことです。

この本では、大きな時代区分の中ではありますが、そのときの地球の陸と海の形が分かるようになっているなど、生物の進化を「総合的」に紹介しようという意欲に溢れています。



古い地球と生命の関係をもう少し廉価な本で紹介したのが、次の本です。視覚が拡大鏡によって補助されることによって得られる新世界は、顕微鏡が長く金持ちの「ホビー」としての地位を保っていたことからしても、如何に魅力的だか分かります。微化石は、視覚の空間的な拡大だけでなく、時間をも遡ってくれる見事さがあります。



ワールド・スタディーズは、地理はもとより、歴史を学ぶことです。そして人間の営みは、生命の営み、生命の営みは、ガイアの営みです。

ということからいえば、昔、表表紙から裏表紙まで黒地の圧巻の本で、杉浦康平、松岡正剛の「全宇宙誌」がありました。発売当時もそれなりの価格でしたが、今は古書市場でだいぶ高値になっているようです。



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