国際的取り組みの動向 [2005年10月07日(Fri)]
LINKAGES - a mutimedia resource for environment and development policy makers =
リンケージズー環境・開発政策策定者のためのマルチメディア資料 から、ウィーンで9月末に開催された PREPCOM 3 for the Further Development of a Strategic Approach to International Chemicals Management (SAICM) =第3回国際化学物質管理のための戦略的アプローチ準備会合(和訳は日本政府の厚生労働省、環境庁などでは少し違うようです。ここではEICネットhttp://www.eic.or.jp/news/?act=view&serial=11332 のものを使わせていただきました)について要約が掲載されています。 http://www.iisd.ca/chemical/saicm/prepcom3/ 準備会合では合意にいたらず、ドバイでの本会議に持ち込まれるとのことです。このリンケージズの「面白い」ところは、本質的な事ではないかも知れませんが、会議風景写真がふんだんでしかも「ヒューモア」が感じられ、四角四面な字面ではみえない雰囲気を感じられるように思えることです。今回も机に顔をうずめる参加者の姿はもとより、食堂に並ぶ参加者のIDカードまで読み取れるくらいの鮮明な画像は、会議は人間によってなりたっていることを改めて伝えてくれます。 THE CHRONICLE OF PHILANTHROPY UPDATEでは Hurricane Giving Slows; Less than $1-Million Raised for Hurricane Rita= 台風への寄付鈍化、リタには百万ドル(一億円強)以下http://philanthropy.com/free/update/2005/09/2005092801.htmと題した記事では、カテリナには目標$2-billionのところ、$1.4-billion(約千八百億円)が集まったと報告しています。 オフライン、つまり元祖紙媒体のクロニクル・オブ・フィランソロピーは月2回刊行の毎号64頁の米国の<業界>新聞ですが、論説や書評、あるいは人事欄はもとより、日米の違いを一番感じさせるのは、最後の10頁前後にわたる業界求人欄の充実です。財団理事長や学長、病院長など、報酬額が明示されているものから、世間的にはきわめて重要なポストなのに僅かのスペースのものなど、飽きさせません。 |