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菩提樹、イチジクのなかま―カトー研究所―国境なき記者団(報道の自由その34) [2009年04月27日(Mon)]


承前

長く休載してしまいました。様々な社会で、石榴が生命無花果が知恵などの象徴といわれるからではないですが、ともに人間との関わりが長く深く、また、植物としても話題が多く、本題から外れずに紹介すべき話題を取捨選択するのに、手間取ったことが一因です。

まず、植物としてのイチジクから紹介します。

イチジクは桑の仲間です。イチジクの仲間には、いわゆる無花果の他に、インド菩提樹(天竺菩提樹)、ゴムの木、ガジュマルなど、植物に特に興味のない方でも聞き覚えがあるだろうものがありますし、アコウ(榕)、イヌビワ(犬枇杷)、オオイタビ(大崖石榴)、イタビカズラ(崖石榴蔓)、アイギョクシ(愛玉子)やベンジャミンなどもあります。

イチジクがどのようなものか具体化するために、上にあげたものは少し大雑把に表現したものであることをお許し下さい。そもそも、植物に人間が与えた名前は、植物と人間両者のローカリティとグロバリティが綯い交ぜになって、面白くも、ややこしくなったものの典型です。その上、筆者が植物の専門でもなく、十をみて一を語っているなど、誤解している可能性もあることをあらかじめお断りさせていただきます。

例えば、最初にあげたインド菩提樹は、日本でいういわゆる「菩提樹」とは仲間が違います。ところが、ややこしいことに、菩提樹の原義からすれば、インド菩提樹が本物の「菩提樹」だそうです。

当然といえば当然で、この菩提樹という命名の語源は「世界宗教」といわれる仏教にあるからで、仏教の世界化、エキュメニズムならではの、最果ての地、日本での、仏教の三大聖樹の命名を巡っての妥協の姿がここにあるからです。

以前紹介しましたように、そもそも生物の大本の分類でも、3界から8界にいたるまで考え方が分かれていますし、形態の異同のみならず分子上の分類まで種々考え方がある上に、正式な、精確には学問上の名称ですら、植物、動物、細菌など対象とするものによって命名法、分類法が違いがみられます。さらに同種でありながら、先取権の未確定、命名法・分類上の考え方の違い、違うと思われていたものが後で同じものだと判明したなど、synonym とよばれる、同種ながら異名があるようですし、ましてや通称名の異同は避けがたいもののようです。

homonym =同じ名前=異種同名、basonym /basionym =基礎/元の名前=基礎異名/以前の名前、conserved name=保たれた名前、保留名などといった用語があるようです。こうした用語自体も学術分野などによって意味に異同と「混乱」があるようで、例えば、一字違いのbasonym とbasionymに関し、インターネット上で各国の学者が議論しているhttp://markmail.org/message/qv5fa2iiv7xwgpuv#query:+page:1+mid:smebpeziw2kybyvm+state:results 一端がみえます。

続く
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タグ:由来 語源
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