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バイロンと動物(3)品格、ダンディズムと自然主義Cオリンピック。国とは?その29―閑話休題(再三) [2006年12月01日(Fri)]

<承前>

バイロンの動物への親しみは、彼のロマン主義の底には自然主義と通底する深い自然への親しみがあったといわれます。18世紀から19世紀にかけての「近代」への時代は、ロマン主義から自然主義への流れにはざかいがあったように、中産階級の立ち上がり時期でありました。中産階級の貴族趣味への憧憬ともいわれるダンディズムの時代でもあり、その嚆矢となったGeorge Bryan Brummell ジョージ・ブライアン・ブランメル、Beau Brummell ボー・ブランメルが知られています。

バイロンもまた英国ダンディズムのもう一方の雄ではあります。しかし、ブランメルより10歳年若くもあり、バイロンをして「(ブランメルは)特別な服装を着ているわけではない、ある種の品格があるだけだ」「ナポレオンとブランメルに両者に憬れるが、なるとしたら皇帝よりはダンディだ」といわしめました。バイロンの「ドン・ジュアン=ドンファン」はブランメルがモデルになっています。

ボー・ブランメルは大きな襟に、その名前からもクロアチア源泉といわれる初期のネクタイ、cravat カラバットに未だ近い、Neck-Cloth頸布、柔らかく弛んだ長く白い布、を巻いた姿を流行らせましたが、それらを含め、何よりも、今日のスーツ、紳士服、リクルート・ルックの原型を作りました。スーツのズボンは「機動的な」乗馬服をベースにしています。

ところで、バイロンは、水泳を好み、乗馬もよくたのしみました。単なる青白き美少年、文学青年、書斎派というよりは、精悍な体育会系、アウトドア派でもありました。次回はバイロンと馬について続けます。

<続く>

19世紀初頭バイロンの足跡をたどる記事は最初はここから開始しました。
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