西欧が先進地域として変貌−新刊「株式会社」紹介(その7)休題の休題―8 [2006年11月02日(Thu)]
<承前>。
本書「株式会社」紹介が長くなりました。監訳者の解説では。 「現在の会社制度に至るまでにおそらく四つの重要な制度的飛躍があった、、、」 「ひとつは古代に始められた共同出資、、、大規模な投資、、、十分な資金確保」 「第二、、、法人の成立、、、自然人でない社会システムが集合的に財産を保有、、、契約の当事者、、、」 「第三に、、、有限責任、、、出資者は出資の範囲だけの責任分担、、、大規模な資本を集積、、、国家による特許、、、制限、、、有限責任への懸念」 「第四に、、、特許主義から、、、準則主義へ、、、」 そして、 「第三および第四の飛躍は、西欧のみで起きたため、、、それまで後発の地域であった西欧が先進地域として、、、変貌」 したとし、また、地域モデル毎に 「アングロサクソンモデルは株主による専決を特徴、、、」「、、、経営者が慈善団体に寄付したことは、、、株主の利益を損なう、、、賠償、、、訴訟が起こされたほど」 「ドイツ=北欧モデルは、、、労働組合や外部有識者を、意思決定機関の上位、、、監査役会に動員、、、モニタリングする」 「日本型では、、、従業員の利益が優先」 したと解説しています。長くなりました。詳しくは、本書にあたって下さい。 以下に、本書のオンライン注文のためのURLをリンクしてあります。(アフィリエイト等張っておりません。いささか長いですが、順不同の書籍のオンライン通販のリストにもなっています) アマゾン 楽天 紀伊国屋 セブン&アイ goo ショッピング 図書館流通センター―ビーケーワン ライブドアブックス 日販アイ・ピー・エス―ブープル クロネコヤマト―ブックサービス フェリシモ―@Bookport 喜久屋書店 文教堂―ジェイブック 旭屋書店―netdirect 日販―本やタウン ジュンク堂書店 トーハン―e-hon 丸善 TSUTAYA 次回から--<閑話休題>19世紀初頭バイロンの足跡--に戻ります。 |