6月21日、国立能楽堂での「能を知る会東京公演−照明を工夫した能と狂言の試み」は無事終了いたしました。ご来場いただきましたお客様、照明を使う演出を承諾いただいた国立能楽堂様と、少ない予算の中でLED照明器具をたくさんお持ちいただいた(株)クラフト様、出演者の皆様、本当にありがとうございました。
アンケートにもたくさんのお客様が答えてくださいました。照明で想像力が膨らみ、楽しく見られたというお客様、やはり能には照明は必要無いのではというご意見などなど、いろいろと忌憚なきご意見を頂戴いたしました。これからの励みとさせていただきます。
解説「照明と能」 中森貫太
仕舞「賀茂」観世喜正師
仕舞「籠太鼓(ろうだいこ)」観世喜之師
狂言「神鳴(かみなり)」 シテ 山本泰太郎師
「神鳴」の場面でも、稲妻のような光の演出があったのですが、写真が撮れていないようなので、後日、DVDから切りとってみます(^.^)
能「天鼓 弄鼓之舞(てんこ ろうこのまい)」 シテ 中森貫太
もともと照明の設定が無い能楽堂では、上から照明を照らすブースが無いためと、使える電源がコンセント2個のみだったため、下から照らした光を能舞台の天井に当てて照らす、やり方でした。上から照らして、舞台の板の色がいろいろな色に変わったりするのも綺麗だったかなーと、正面から見ていた者の感想です。
橋掛かりのブルーの照明は幻想的で綺麗でしたね。
”試み”としては面白かったのではないかと思います。また、練り直していつかバージョンアップ版をしてみたいと思います!!