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あけましておめでとうございます [2013年01月04日(Fri)]

2013年、巳年の年も穏やかに明けました。
本年も、能楽の普及のために努力して参ります。なにとぞご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

鎌倉能舞台の2013年の公演は、1月12日の鎌倉能舞台での「能を知る会」でございます。

午前の部が、能がシテ 中森貫太で「弱法師(よろぼし)」、狂言はシテ 山本泰太郎師で「佐渡狐」、午後の部は 能がシテ 鈴木啓吾師で「花月(かげつ)」、狂言はシテ山本則孝師で「末広(すえひろ)」になります。

どちらもチケット販売中です!

初詣かたがた、新春の能始めはいかがでしょうか?

ご来場、お待ち申し上げております!!

「弱法師」

yorobosi.jpg

あらすじ
 河内国高安の里の左衛門尉道俊は他人の讒言で我が子俊徳丸を追い出した。道俊は俊徳丸の二世安楽の為に一七日の施行を天王寺で行い、その施行に悲嘆のあまり盲目となった俊徳丸も杖を頼りに天王寺まで辿り着き施行を受ける。道俊は程なく我が子と気づくが人目をはばかり夜を待とうと俊徳丸に日想観(天王寺の鳥居の向こうに沈む夕日の彼方に西方浄土を拝む)を勧め、俊徳丸も日想観をなし、また見えない目で境内をよろめきながら歩く様を弱法師と人々に嘲笑される。やがて夜も更け道俊と俊徳丸は互いに名乗り共に高安の里に帰って行く。

演者から一言
 盲目の曲は数番ありますが、これほど杖をついて動き回る曲はありません。また、「蝉丸」と違って生まれついての盲目ではないので「見えない怖さ」を謡や型で表現することが大切です。天王寺までの道のりを杖を頼りに歩く様などは「どんどん歩きたくても歩けない」我慢大会の気分です。


「花月」

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あらすじ
 子供を失い、世の無常を感じた左衛門は出家して諸国行脚の末都に上る。清水寺門前の男は友達の喝食(僧の身の回りの世話などする出家前の少年)花月を呼び出し、鴬を射る真似をさせたり清水寺の縁起物語を舞わせたりする。左衛門は吾が子と気付き名乗る。花月は友との名残に羯鼓を打ち天狗にさらわれて諸国を回った様を見せ、父とともに仏道修行の道に出る。
 中世人に愛好された美少年の遊舞をテーマとした小品の人気曲。

演者から一言
 小品ですが「小唄」「弓之段」「クセ」「鞨鼓(かっこ)」「キリ」と見せ場が多く、殆ど動きっぱなしの曲です。
 「弓之段」で弓に矢をつがえる型は面を掛けていると、かなり厄介な動きで気を使います。間狂言とのやりとりもいかにも軽やかにほのぼのとやりたいですね。弓矢・扇・ばちと持ち物が次々に変わるので、油断してるととんでもないミスをすることがある曲です。
Posted by kamakura nohbutai at 10:28 | お知らせ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)