・・・で、舞台の改修は終わったの?というお話ですが。
お稽古に使えるようにはなっています。貸し舞台にもお貸しいたしました。
1階のお舞台部分は、こんな感じになりました。
・・・・写真がヘタクソで( σ(・_・) )わかりにくいかもしれませんが、”飾り庇”がつき、橋掛かりも少し長くなり、幕が鏡板と同じ向きに付き(・・建物の壁いっぱいまで橋掛かりを伸ばしたので、橋掛かりの端ッコは壁なのです!!)、舞台天井の上の蛍光灯は全部やめにして天井は板張りにして・・・
そこそこ”趣のある能舞台”らしく、なりました。
8月25日の午前の部の「県民能(能 小鍛冶 シテ 中森貫太)」が、”改修後の鎌倉能舞台”お披露目公演となります! まだ空席がございますので、ぜひお出かけくださいませ♪ 詳しい番組は
→こちら←です!
2階の、お稽古場(公演時は楽屋)はこんなだだっ広い空間になっています。
広さがいまひとつわかりにくいですね〜? 手前の畳の部分が八畳あって、その奥の白っぽい板張りが舞台と同じ寸法(三間四方)あります。
この2階部分、あまりに広くて貫太先生のお稽古場で週に数回使うだけではもったいない。
貸し稽古場として、皆様にもお使いいただければと思います。 ヨガ教室くらいできそうですよ〜。 ただ、椅子は数が無いので、地べたに座ってできるもの限定・・になりますが。
で、肝心の”
能楽博物館”ですが!!??
現在、まだ幕の奥の鏡の間が改修中だったり、細かい、ペンキを塗ったり、クロスを貼ったり・・というのがまだ出来上がらず。(25日までには完成するそうです)
これから、ショーケース屋さんに展示用のショーケースを納品していただき、展示部分を煮詰めていくところでございます。
能面師の方から能面の出来上がる課程の”できかけの能面”は納品していただいているので、「こんな木の固まりを」「こんな風に削って」「能面ができていきます!」という展示とか、
扇の作り方のお写真とか、
大小笛太鼓の展示とか、
能装束を衣桁にかけての展示とか(・・・マネキンにお装束を着せて、舞台の上に置く・・・というご意見も頂きました! 地謡から囃子方から並んでいたら・・・ 夜、1人で電気でも消しに入ったら、怖いかも〜〜

)、
などなど。
来月中旬過ぎ(?!)のオープンに向けて、ガンバリマス!!そうそうそれから、
「乱能」がとても賑やかになりそうです!!
今、すでにお能が6番(「邯鄲」「土蜘蛛」「融」猩々乱」「石橋」「吉野天人」)、狂言は「髭櫓」「附子」「蚊相撲」、他に「勧進帳」の一調や、舞囃子、仕舞 などなど、豪華”仮”番組が出来上がりつつあります。
あの方も、この方も、ご出演してくださる予定ですよ〜〜!!!!
久しぶりの乱能なので、ワクワクドキドキ、楽しみです。今年度の全てのお仕事は、この乱能を、心おきなく楽しく成功させるためにあります・・・・?! 頑張りましょう!(・・・もちろん、乱能に至るまでの全てのお仕事を、頑張る・・・ということです!)
乱能チケット、ご予約承っております。全席自由、6000円です。2009年2月2日、於 国立能楽堂です。