能を知る会東京公演「現在七面」公演のご報告 [2021年09月18日(Sat)]
9月11日、観世能楽堂にて「能を知る会東京公演」は無事に公演を行いました。ご来場くださいましたお客様、ご出演いただきました先生方、お世話になりました観世能楽堂のスタッフの方々、ありがとうございました。
公演の報告写真をアップします。(写真撮影:駒井壮介氏 写真の無断ダウンロード、二次使用はご遠慮ください) 講演「日蓮上人降誕800年記念企画」長谷川寛清氏 (身延山久遠寺財務部長) 狂言「簸屑(ひくず)」野村萬斎師 能「現在七面(げんざいしちめん)」中森貫太 前シテ 間狂言 野村裕基師 後シテ この装束と面の下に天女の恰好を着込んでいます 同一曲内でシテが3度面を替える唯一の曲です。後シテは最初から能面を2つ重ねて掛け、装束も2組着込み、舞台の上で蛇神から龍女へと変身します。 歌舞伎の早変りの様な訳にはいきませんが、能としては大変珍しい演出の曲です。 質疑応答 中森貫太 観世能楽堂での公演時も、舞台横にスクリーンを立てて現代語の字幕を出して上演します。物語としての能をお楽しみいただけます。(字幕e能) ※ この公演はJ-LODlive2助成公演のため、後日公演おダイジェスト版をユーチューブにアップいたします。ぜひご覧ください! 現在、6月の「道成寺」のダイジェスト版をご覧いただけます。https://www.youtube.com/watch?v=0DpPrPguCT0 なかなか治まらないコロナ禍ですが、日本の文化「能狂言」を皆様にお楽しみいただき、次代へつなぐためにも、感染症予防対策はしっかりとりながら、公演を続けて参りたいと思っています。なにとぞよろしくお願いいたします。 |