公演のご報告「能を知る会鎌倉公演−宗教劇としての能」 [2018年11月26日(Mon)]
11月23日、良く晴れた三連休の初日、鎌倉能舞台での「能を知る会」が無事に終わりました。ご来場いただきましたお客様、ご出演いただきました先生方、ありがとうございました。
「宗教劇としての能」がテーマの公演で、最初の講演は乗蓮寺のご住職 若林隆壽様がお話をしてくださいました。東京大仏として知られるお寺です。 若林 隆壽様 午前の部 狂言「魚説教」シテ 善竹十郎師 午後の部 能「海士」シテ 中森貫太 子方 富坂 唐くん 唐くんは、貫太先生がお稽古しているお弟子くんです。1時間10分の長丁場、しっかりかっこよく座り、難しい謡も良い声で演じてくれました。 午前の部 質疑応答 中森貫太 午後の部 狂言「呂連」シテ 善竹十郎師 午後の部 能「清経」シテ 中森健之介、ツレ 河井美紀師 午前の部の「海士」は、子方くんが活躍する能でしたので、現在3月の本番に向けてお稽古中の子ども能のメンバーも鑑賞してくれました。しっかりと子方を勤める唐くんの姿をみな一生懸命見てくれていました。頼もしいです! また、唐くんの関係者の方で、お若い映画監督の方や、文筆家で歌舞伎評論家の関先生など、たくさんの方にお越しいただき、「能を知る会」を見て頂けたこと、嬉しく思います。 (写真撮影:新宮夕海氏。写真のダウンロード、二次使用等はご遠慮ください) |