公演のご報告「能を知る会鎌倉公演−子供の日に因んで」 [2017年05月05日(Fri)]
5月3日の「能を知る会鎌倉公演」無事に終了しました。GW初日で鎌倉市内が大変混んでいる中、ご来場くださいましたお客様、ありがとうございました。
”わかりやすい字幕解説付き能楽公演” 本格始動初回!ということで、新聞社などの取材の方もいらしてくださり、また、午前の部に鎌倉市長松尾さま、午後の部に鎌倉市議河村さまにご鑑賞いただきました。お忙しいところありがとうございました。 jcom鎌倉局さまが午前の部を取材くださり、5月4日の鎌倉市のデイリーニュースの中で放映いただきました。その様子は、1週間、スマホのアプリ「ど・ろーかる」をダウンロードすると試聴できるようです。 jcom鎌倉、5月4日のニュースから見られます。→アプリ http://www2.myjcom.jp/special/dolocal/index.shtml?cid=my_dolocal-004 アンケートにもたくさんの方がご記入くださいました。最初の解説(こちらも字幕付きで、リモコンでカンタ先生が字幕をめくりながらしました)と、能の上演中に現代語訳が字幕に写し出されるため、初心者の方も楽しく見られた、英語表記も時期を得た取り組みとお褒めいただき、字幕解説付き公演に肯定的なご意見を多数頂戴しました。ありがとうございました。 ただ、聴覚障害者の方からは、現代語訳の字幕だけでは能の謡に触れることができなかったというご意見がありました。なるほどーと気付かされたので、字幕のページごとの謡本をお渡しして読んでいただくなど、今後考えてみなければいけないと思いました。 今のところ字幕作成は能だけなので、外国人のお客様のためには解説や狂言も英訳が必要だ、などなど、まだまだ課題はいっぱいです。少しずつ、改善していけるところは改善して、良い方向へ進めていきたいと思っています。 ということで、公演のご報告です!! 最初の中森貫太の解説も、「事前ワークショップ」用に作成した字幕を出しながら解説しました。 午前の部 狂言「抜殻」 山本泰太郎師、山本則孝師 午前の部 能「雷電」シテ 中森貫太 ワキ 殿田謙吉師 午後の部 狂言「柿山伏」山伏 山本則孝師 午後の部 能「鍾馗」シテ 中森健之介 (写真撮影:駒井壮介氏) 次回の鎌倉能舞台での公演は、6月4日(日)、源氏物語と能をテーマに、解説は小林健二先生、午前の部 能「玉鬘」シテ 中森貫太、午後の部 能「半蔀(はじとみ)」シテ 遠藤喜久師、です。この公演も能に日本語と英語の字幕解説をつけます。 また、6月18日(日)は国立能楽堂で 歌舞伎と能をテーマに、解説は葛西聖司氏、狂言「船渡聟」野村万作師、能「一角仙人」中森貫太、を上演します。こちらも、国立能楽堂に大きなスクリーンを持参して、能に字幕を出す予定です。 字幕、どんな風に出るのだろう・・と興味をお持ちになられたら、ぜひお出かけくださいませ!! チケット好評発売中です♪ |