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芸術・文化とは・・・ [2009年11月19日(Thu)]

雑文です。

『”行政改革”とはこういうものです!!』というパフォーマンスのような、”必殺仕分け人”による『行政作新会議「事業仕分け」』の結果にとてもとても落胆しました。 ←文化・芸術に関する仕分けの部分です。

芸術・文化の振興という目に見えない国の資産を、国が守る必要は無い、国が出す必要の無い無駄なお金だとばっさり切られてしまっては、身も蓋も無いというか・・・

芸術・文化への支援は、その成果が数字ですぐに表れるようなものでは無いのは確かです。数値では表せない、だからこそ国が守ってくれるべきものが文化の振興だと思うのですが。

中高生に能狂言を見せたとしても、だからと言って、見せられた生徒が大人になって会社社長になり、自分が見せて貰った能をまた小学生にも見せたいからと冠公演をしてくれるようになる・・・なんてありがたい事にはきっとなかなかならないと思います。大人になって「そうそう、小学生の時に体育館で能を見せられた事があるよ」という思い出話しになる・・・そんな程度の事かもしれません。

でも、義務教育時代に学校の授業の一環として能狂言を見るという経験をしてもらう事、それがすなわち”文化振興としての成果”なのだと思うのですが。

第3WGのコメント(評価シートに記載されたコメント)「芸術文化への国費の投与を0にできる見通しが示せないから、国費の投入は無駄。地方自治体がすべきこと。民間からの寄付を集める努力が不足。」 

なんて悲しい言葉なのでしょう。文化は国の財産では無いのでしょうか?そんな無形の財産だからこそ、国しか守ってくれられない。国が守る姿勢を見せてくれるからこそ、地方や企業も後をついていくのでは無いかと・・・。国が「守る必要が無い」と言い切ったものを、地方や企業が果たして守っていこうと思うかというと・・難しくなるだろうな〜と憂慮します。

鎌倉能舞台では、数年前からは日本財団さんの助成金で、昨年・今年は文化庁の「本物の舞台芸術体験事業」で、公立小中学校での出張能狂言教室をさせていただいています。

どこの学校も、子ども達に能狂言を見せる機会を得て嬉しいと喜んでくれています。そして出演する能楽師も、どんな地方での公演だとしても、仕事があって嬉しいと付き合ってくれています。

後継者育成事業として受けている仕事ですが、これからの日本を担う子ども達に、第1回ユネスコの無形文化遺産に認定された能狂言を見て貰うという大きな成果の他に、演じる側から見ても、公演数が増えてそれだけ公演に出演できるという、出演者側の”後継者育成”という成果もあるのです。

能楽師になりたい若い世代は減っています。なぜならば、そんな職業があることを知らないから。なぜならば、せっかくなっても能楽師だけでは食べていけないかもしれないから。なぜならば、将来の保障も無いのにきつい職業だから。なぜならば、別にあってもなくてもいい”無駄なもの”だから・・・・?!

”無駄を削減する”中で、初日にバッサリ削減されて、とても悲しいです。文化を担う当事者の立場から必死に守っていこうと思っていたものを、日本では「文化は国が守る価値も無いもの」と宣言されてしまったようで。

そんな意地悪言わないで、どうか、日本の文化を守ってくださいませ。

参考:

第3会場評価結果 11月11日  
http://www.cao.go.jp/sasshin/oshirase/h-kekka/3kekka.html
→評決結果
http://www.cao.go.jp/sasshin/oshirase/h-kekka/pdf/nov11kekka/3.pdf

文化関係(1)―(独)日本芸術文化振興会(文部科学省)
http://www.cao.go.jp/sasshin/oshirase/h-kekka/pdf/nov11kekka/3-4.pdf
→予算要求の縮減(圧倒的な縮減)

文化関係(2)―芸術家の国際交流等(芸術家の国際交流、伝統文化こども教室事業、学校への芸術家派遣、コミュニケーション教育拠点形成事業)(文部科学省)
http://www.cao.go.jp/sasshin/oshirase/h-kekka/pdf/nov11kekka/3-5.pdf
→芸術家の国際交流:予算要求の縮減
→伝統文化子ども教室、学校への芸術家派遣、コミュニケーション教育拠点形成:国の事業として行わない


文部科学省 行政刷新会議事業仕分け対象事業についてご意見をお寄せください 
http://www.mext.go.jp/a_menu/kaikei/sassin/1286925.htm

芸団協 ((社)日本芸能実演家団体協議会) 
http://www.geidankyo.or.jp/
→行政刷新会議「事業仕分け」に関する意見書
http://www.geidankyo.or.jp/02shi/pdf/0911jigyoshiwke.pdf
Posted by kamakura nohbutai at 16:05 | 雑記 | この記事のURL | コメント(0)
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