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川崎区能・狂言体験教室 [2020年02月17日(Mon)]

記事が前後しました。1月31日に川崎区スポーツ・文化総合センター(カルッツかわさき)にて、川崎区立小学校合同の「能・狂言体験教室」をさせていただきました。
こちらは川崎区の方が川崎区の小学校をまとめてくださっており、毎年十数校の小学六年生1200人に解説、狂言「柿山伏」の鑑賞、体験、質疑応答というスケジュールで見てもらっています。

昨年より会場がカルッツかわさきになり、所作台で舞台も作っていただき、能舞台のような空間となりました。

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来年の開催も決まっております。川崎区の小学6年生が毎年狂言を見てくれていて、本当に嬉しく思います。ありがとうございました!
神奈川県能楽ワークショップ@小田原会場 [2020年02月16日(Sun)]

土曜日は、小田原市民会館小ホールで小学生と父兄さん向けの能楽ワークショップでした。

ここ数年神奈川県主催の能楽ワークショップを小田原会場と神奈川県立青少年センターの二箇所で承っておりまして、どちらも30人〜40人の参加者で賑わっていたのですが、今年はなんと小田原会場の参加者がいつもの十分の1くらい・・でした。というわけで、今年の参加者は能楽師マンツーマンでじっくりワークショップを受けていただけて、とてもラッキーな方々でした!

[小田原会場のワークショップの様子]

能について解説の後、「高砂」を全員で謡いました。

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能面をかけたり、すり足で歩いたり、小鼓をうってみたりしました。

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「高砂」の能装束着付けを舞台の上でして見て頂きました。

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「高砂」の仕舞を鑑賞してもらいました。

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最後に参加された方からの質問に中森貫太がお答えしました。

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3月20日には神奈川県立青少年センターで同じ内容でワークショップを行います!今からでも参加可能か、県の担当部署にお問合せ頂ければ幸いです! ↓

http://www.pref.kanagawa.jp/docs/yi4/nougaku.html

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稀曲「藍染川」貫太先生解説その6 [2020年02月12日(Wed)]

藍染川 6
神主(ワキ・福王和幸)は「このままでは気が晴れないので、神前で蘇生の祭をする」と左近尉(ワキツレ左近尉・福王知登)に告げ女の亡骸を神前に運ばせる。
(ここで先程の装束が片付けられ、代わりに一畳台と小宮が出される。これが天満宮の社殿となる)

神主は神前で祝詞をあげ、女を甦らせて欲しいと祈る。すると社殿が光輝き鳴動して、天満天神(シテ・中森貫太)が現れ女を蘇生させて天に上がって行く。

これで物語は終わりですが、女が甦って奥方との折り合いはどうするんでしょうね(笑)
能はラストシーンはお客様の想像にお任せする事が多いのですが、この曲は続きまで作っておいて欲しかったなぁなんて思ったりもします。

当日は面白く勤めたいと思っておりますので、是非3/12横浜能楽堂にお運び下さいませ️
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げておりますm(__)m
Posted by kamakura nohbutai at 19:36 | お知らせ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
稀曲「藍染川」貫太先生解説 その5 [2020年02月12日(Wed)]

藍染川 5

梅千代(子方・富坂唐)持っていた手紙には「今回の事は私の責任だから神主様を恨んでは居ません。でも貴方にはきちんと伝えておきます。私は京都では今出川の梅壺の侍従、お父さんは都では中務頼澄と言う大宰府の神主と聞いています」と書かれていた。

ゲッ️他人事かと思っていたら俺の事かい(>_<)と事情を理解した神主(ワキ・福王和幸)は梅千代に「お父さんに会いたいかい?」と尋ねると、「そんなに気に掛けて下さるなら会わせて下さい」と言う梅千代。見れば母によく似た面差し、神主は人目も憚らず梅千代を抱き寄せ涙に咽ぶのだった。

そして亭主(ワキツレ左近尉・福王知登)に「気の毒だから亡骸を見るので人払いをしろ」と命じ、梅千代と一緒に女の亡骸の前で「来ているとは知らなかった。本当に申し訳ない。梅千代は私の跡取りにする。また貴女を丁重に弔うから私を怨んでくれるな」伝えるが、 女の姿には在りし日の面影は無く、ただ静かに横たわっていた・・・・もう一回続きます。

本当にワキ方と子方の大曲です️
本当に上演機会の少ない曲ですから是非3/12の14:00に横浜能楽堂へお越しくださいませ。
鎌倉能舞台でチケット販売中です八分音符
Posted by kamakura nohbutai at 19:33 | お知らせ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
貫太先生の稀曲「藍染川」解説その4 [2020年02月10日(Mon)]

藍染川 4
母(を表した舞台の上の装束)の亡骸の周りの人だかりの脇に呆然と立ちすくむ梅千代(子方・富坂唐)。

そこに宰府の神主(ワキ・福王和幸)が通りかかり、川で網を引いて魚を採っていると思い従者(ワキツレ・村瀬慧)に止めるように命じる。

従者が人々に近づくとそこに宿屋の亭主(左近尉・福王知登)が、従者が何事かと尋ねると訪ねてきた男に会えないことを悲観した女が身を投げたと話し、一緒に戻ってそれを神主に伝える。

それは気の毒な話だと見ると人々の横に居る子供に気付き、亭主に「あの子は?」と尋ねると「身を投げた女の子供です」と答えた。

神主がよく見ると手に文(手紙)を持っているので「あの文を借りて来なさい」と亭主に命じる。亭主は梅千代に「神主様がその文を見せて欲しいと仰っているから貸して下さい」と言うと、梅千代は「母の形見だから」と拒むが、二人は一緒に神主の前に行き手紙を神主に渡す

・・・まだまだ続きます(笑)
Posted by kamakura nohbutai at 23:39 | お知らせ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
貫太先生の稀曲「藍染川」解説その3 [2020年02月10日(Mon)]

藍染川 3

宿を追い出された女(シテ・中森貫太)は我が子梅千代(子方・富坂唐)を連れて行方もなく道端に佇んでいたが、女は梅千代に「このまま都には人目が恥ずかしくて帰れないから出家してくるから此処で待っていなさい」と言い、母の様子がおかしいと離れたがらない梅千代を説き伏せて別れ、そのまま藍染川に身を投げる。

(ここでシテは中入し、後見が舞台正先に装束を広げて置きます。この装束を女の亡骸に見立てる能独特の演出です。)

やがて女の亡骸に人だかりができ、何の騒ぎかと宿屋の亭主(ワキツレ左近尉・福王知登)が行ってみるとそこには先程追い出した女の亡骸が️

驚いて道端に佇んでいた梅千代にこの事を告げ、梅千代は母に声を掛けるが返事は無い。

悲しんだ梅千代は母に続き藍染川に身を投げようとするが、「誰が母の供養をするのだ」と亭主に止められその場に呆然と立ちすくむのだった・・・この続きはまた明日に
Posted by kamakura nohbutai at 23:37 | お知らせ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
貫太先生の稀曲「藍染川」解説 その2 [2020年02月09日(Sun)]

藍染川 2
女(シテ・中森貫太)が神主(ワキ・福王和幸)に宛てた手紙には「貴方との間に出来た子供を跡取りにしてくださると仰ったので遥々連れて参りました」と書かれていた。

激怒した奥方(野村萬斎)は神主に見せずに自分で返事を書き宿屋の亭主(ワキツレ左近尉・福王知登)に渡し「これをその女に渡して宿から叩き出せ!さもないとお前もただでは済まさないぞ」と告げた。

宿屋が帰り返事を女に手紙を渡し、女は喜んで中身を見ると「都からここまで女が子連れで来られないだろう。きっと他の男に連れてきて貰ったんだろうから会いたくない。子供も誰の子かわからないからさっさと帰れ!」と書かれていた。

更に宿屋からも「神主様から泊めるなと言われたので出てってくれ!」と言われ、二人は宿から立ち去って行く・・・

この続きはまた明日。

3/12の横浜能楽堂でのチケットは絶賛販売中です️
Posted by kamakura nohbutai at 19:57 | お知らせ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
貫太先生の稀曲「藍染川」の解説 その1 [2020年02月09日(Sun)]

もう今年も2月。来月には稀曲「藍染川(あいそめがわ)」を勤めます。師匠家でも誰も観たことも聞いたこともない曲なので色々調べ物をしながら稽古してます。
曲としては面白い曲なので皆様ぜひお越しくださいませ。

これから何回かに分けて物語を書いて参ります️

始めは都、今出川に住む女(シテ・中森貫太)が我が子、梅千代(富坂 唐)を連れて九州太宰府まで旅をして来ます。

着いたのでとりあえず宿に泊り、宿屋の亭主(ワキツレ左近尉・福王知登)に天満宮の神主に手紙を言付け、返事を貰うように頼む。

早速亭主は神主を訪ねるが、生憎神主は留守で奥方(間狂言・野村萬斎)が応対し手紙を預かる。

都から来た女の手紙と聞いた奥方はピンときてその手紙を読んでしまう・・・さぁどうなるかは次回をお楽しみに️
Posted by kamakura nohbutai at 19:51 | お知らせ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
学生さん向け公演のご報告 [2020年02月02日(Sun)]

1月29日に鎌倉市内の女子高校生さん向け公演がありました。

解説 中森 貫太

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狂言「飛越(とびこえ)」山本泰太郎師

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能「雷電(らいでん)」永島 充師

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学生さん向け公演でも、わかりやすい現代語訳と英訳の字幕を映しだして能を上演します。(=字幕e能)物語としての能をお楽しみいただけると同時に、日本の伝統文化能楽を英語で学び取れる、貴重な経験をしていただけます。

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能楽師による解説、最後に質疑応答もありますので、おススメです!学生さん向け公演、承っております!
1月の県民能の公演のご報告 [2020年01月28日(Tue)]

1月25日の「能を知る会鎌倉公演」は”鏡”をテーマにした公演でした。

解説は中森貫太。

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午前の部 狂言「入間川」シテ 大蔵吉次郎師

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午前の部 能「二人静」シテ 中森貫太 ツレ 佐久間二郎師

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午後の部 狂言「鏡男」シテ 大蔵吉次郎師

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午後の部 能「野守」シテ 中森健之介

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能の上演時にはわかりやすい現代語訳(日本語&英語)の解説を映し出しながら公演します。物語としての能をお楽しみいただける【字幕e能レジスタードマーク】をぜひご体験くださいませ!

↓クリックすると大きくなります。

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(写真撮影:駒井壮介氏)(写真の無断ダウンロード、二次使用はご遠慮ください)

※スロープから直接入れる車椅子対応トイレが新設されました!トイレの混雑の緩和につながると期待しています。また、車椅子やおみ足の悪い方も心配なくご来場いただけるようになると思います。

次回の「能を知る会」(令和元年度の最終公演となります)は3月12日、横浜能楽堂にて稀曲「藍染川」を上演いたします!

狂言のシテと、稀曲「藍染川」の間狂言を野村萬斎師がしてくださるというスペシャル公演です。

チケットは好評発売中です!

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Posted by kamakura nohbutai at 21:54 | 公演報告 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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