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2006年04月11日

明治大学商学部でCANPANブログを活用した起業体験講座開設

来る4/13木曜日から1年間にわたって、明治大学商学部クリエイティブ・ビジネスコースの講師を勤めることになりました。



この授業の趣旨とねらいを一言で言うなら、「ブログで1人ずつ起業体験を積んで『三方よし』のネットあきんど=社会起業家の心を体得する」ことにあります。

日本財団CANPAN事務局のご好意で、受講生一人一人が個人ブログを立ち上げて、一年間、自分自身とお気に入りの商品とをネット上で売り歩くことになります。

この授業の模様は、CANPAN上の、講師・受講生ブログを通じて垣間見ることができます。また、日本実業出版社のスタッフも授業に参加して、そのダイジェストを経営者会報ブログでご報告くださるそうです。もしも、受講生の活躍ともども授業内容が充実して、社会に役立つものであれば、出版される予定もあるそうです。

日経IT-Proの連載コラムでも、この授業にかける意気込みについて書きました。

ブログで起業体験!明治大学商学部のベンチャー起業論講義

講義ブログと合わせてご高覧いただけましたら幸いです。


─────────────────────────────────
明治大学商学部「ベンチャービジネス論/起業プランニング論2006」
久米 信行 講義ブログ
─────────────────────────────────

当授業では、創業期ITベンチャー、大手金融機関新規事業、老舗中小メーカー第二創業等の起業体験を有する現役経営者の講師が、卒業後、様々な形態での起業や大企業・中小企業での新規事業開発・経営革新を目指す積極的な学生向けに、実践的なベンチャービジネス論を展開します。各受講生がブログやメールを使った自己プロデュースと「三方よし」のアフィリエイトビジネス(ネットあきんど)を体験する機会を提供し、自らリーダーとして企画・立案・運営と継続的な情報発信ができる智慧・勇気・行動力の体得を目指します。

 ▼明大商学部「ベンチャービジネス論/起業プランニング論2006」ブログ
  https://blog.canpan.info/meiji_venture/


久米 信行
久米繊維謹製 (社長ブログ/メルマガ)
T-GALAXY.com / Jentle.co.jp/

2006年03月02日

日本財団ブログ道場:墨田区ガイド.富士山会議.新日本フィルのパネル

2/28日の午後、日本財団で第一回のCANPANブログ道場が開催されました。
http://plaza.rakuten.co.jp/enginekimyo




月末のお忙しいところ、60名を超える参加者が参加され盛況でしたが、
わざわざ地方から参加される方もいらっしゃって感激いたしました。

最初に私が、駆け足でしたが、NPO.NGOがブログを活用する意義について、
簡単にお話をさせていただきました。

しかし、ご参加の方々の多くは、ブログがどれぐらい簡単に設定できるかに
関心を持って参加されたことでしょう。

日本財団の荻上さん宮本さんが、CANPANブログとその設定法の基本について、
わかりやすく説明されましたのが特に印象的でした。なにしろ10分という
限られた時間で、ブログを一つ作って、写真入りの記事を一本更新する実演
をされたのです。


もう一つ印象に残ったのは、これからブログを活用しようとしている3人の
若き社会企業家による、ぶっつけ本番のパネルディスカッションでした。


 新日本フィルハーモニー交響楽団の
 小々馬 慶太さん
 http://www.njp.or.jp/njp/index.html

 とっておき墨田区ガイド〜すみだを愛する有志の会の
 安部 泰起さん(東京商工会議所 墨田支部)
 https://blog.canpan.info/sumida-guide

 富士山を世界遺産にする国民会議 青年部の
 三浦 秀之さん
 http://www.mtfuji.or.jp/


半ば突然のご指名、打ち合わせなし、まだブログ未開設という逆境ながら、
ご自身の団体について、現在構想中のブログについて、お三方とも
熱く語られたことに感銘を受けたのでした。

この三団体が今後開設するブログについては、また当ブログで事例報告を
させていただきましょう。

また、このブログ道場は、今後も定期的に続けられる予定です。

次回のゲスト講師は、エコロジーオンラインの上岡 裕さんとのこと。
http://www.eco-online.org/

今から楽しみです。


 ▼ブログ道場について書かれたCANPANブログ

posted by 久米さん at 00:45| ブログ道講義

2006年02月23日

2/28開催決定!!日本財団CANPAN 『ブログ道場』!

♪あなたのブログで地域が変わる!日本が変わる!
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060223 2/28開催決定!!日本財団CANPAN 『ブログ道場』!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎要点1 ブログを無料で公益活動に使いたい人向け「お勧め無料セミナー」
◎要点2 まずは、なぜ公益活動にブログが向いているか私が短いお話を
◎要点3 続いて、ブログがはじめての人でもわかるブログ開設・操作法を
◎要点4 最後に、墨田区を愛する有志ブログ事例を東商墨田支部安部さんが
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 来る2/28日15時〜、東京赤坂の日本財団ビルで
 どなたでも無料で参加できる「ブログ道場」が開催されます。



 ▼『ブログ道場』 第1回 2006年2月28日 開催!
  https://canpan.info/open/news/0000000837/news_detail.html




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◎要点1 ブログを無料で公益活動に使いたい人向け「お勧め無料セミナー」
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 どなたでも...とご紹介しましたが、正確には、公益活動のために
 ブログを使い人のためのセミナーです。

 公益活動と申しましても、NPO法人やNGOの方限定でも、
 高邁な活動理念や、長年の活動実績が必要なわけではありません。

 あのエコロジーオンラインを最初はひとりで始めた上岡 裕さんのように
 http://www.eco-online.org/

 まずは自分から、続いて仲間と一緒に、できることから
 一歩ずつはじめられるのがオンライン公益活動のよいところなのです。

 そして、インターネットやプログラムの知識がなくとも、
 Eメールが出せて、ホームページを閲覧できるぐらいの知識で
 はじめられるのが、ブログのよいところです。


 上岡さんのような活動をいつか展開したい人、

 あるいは、日本財団の笹川陽平会長のように
 率先垂範で、ブログ発信をしたい公益活動リーダー
 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20060216/229538/

 それも「ブログ知識ゼロの初心者」のために、
 このセミナーは企画されました。


─────────────────────────────────
◎要点2 まずは、なぜ公益活動にブログが向いているか私が短いお話を
─────────────────────────────────
 今回のセミナーでは、露払いといたしまして...

 CANPANブログプロジェクトに賛同して、
 ボランティアで応援しております私が、

  なぜ今ブログが楽しくて有益か?
  なぜブログが公益活動に向いているか?
  ブログを書くときにどんなことを注意した方が良いか?

 ...などを簡単にお話をさせていただきます。


─────────────────────────────────
◎要点3 続いて、ブログがはじめての人でもわかるブログ開設・操作法を
─────────────────────────────────
 そして、今回のセミナーの中心であります
 初心者向け操作法講座が続きます。

 日本財団が提供するCANPANブログスタッフが

 実際の画面を見ながら、ブログの開設法や、
 日々のブログ記事の投稿法などを わかりやすく説明します。

 もちろん質疑応答も大歓迎です。


─────────────────────────────────
◎要点4 最後に、墨田区を愛する有志ブログ事例を東商墨田支部安部さんが
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 最後に事例紹介ですが....

 わが故郷、東京の下町「墨田区を愛する有志ブログ」の企画案について

 東京商工会議所墨田支部の安部 泰起さんがプレゼンをされます。

 良いもの・ひと・ことがたくさんあるのにPRが十分でなかった
 墨田区を、ひとりでも多くの人に知っていただくために、

 区役所でも商店会でもなく、老若男女の有志が勝手に集まって、
 わざわざNPOを作ることなく、無料のCANPANブログを使い、
 1人1人がブログを作らずとも、有益な情報を発信するための

 シンプルで簡単な仕組みをご案内されることでしょう。


 その後、参加者同士の意見交換や、
 スタッフとの質疑応答なども楽しみです。

 私個人として、何より楽しみなのは、
 このはじめての試みにどんな人が集まるかということです!!


 敬愛する新日本フィルハーモニー交響楽団のブログ担当者に
 急遽任命された小々馬 慶太さんもお誘いしましたので、
 ブログでオーケストラ経営が変わる事例も
 一年後にご紹介できるかもしれません。

 何年かしたら、あのセミナーで「何かが変わったね」と
 参加した縁者のみなさんに言っていただけますようにがんばります


久米 信行


▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽ 宮本さんのメール

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みなさんこんばんは!そしてはじめまして!Canpan運営事務局の宮本です。
今日のcocoCanpanでは、Canpanを運営する日本財団が主催するイベント情報を
ご紹介します!
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◆2/28(火)開催決定!!日本財団 『ブログ道場』◆

cocoCanpan読者のみなさんは、既にCanpanブログを開設された方もたくさんい
らっしゃると思います。ブログは続ければ続けるほど、ブログがきっかけでご
縁が広がったり、ふだん中々会えない友人・知人とのコミュニケーションがよ
くなったり、「ブログって、物凄く奥が深いなぁ」と感じています。

「ブログ=日記」以上の可能性を秘めた「ブログ」について、様々な組織での
活用事例をご紹介して、みなさんのブログライフをもっともっと充実したもの
ししていただきたい!そんな願いを込めて、Canpanを運営する日本財団主催の
『ブログ道場』を、日本財団ビルで2006年2月28日(火)15時〜開催します。

記念すべき第1回目の日本財団 『ブログ道場』のテーマは、ズバリ、

「世のため 人のため となるツール」としての「ブログ」

そして、内容も盛りだくさん!

◇『ブログ道』の著者、久米信行さんの講演!!!
◇組織でブログを効果的に活用している事例を紹介!!!
◇Canpanブログのご紹介!!!
◇お茶会+名刺交換会!!!

既にバリバリ活躍しているブロガーの方から、「ブログってなんだ?」という
方まで、どなたでも参加できます!



+++日本財団『ブログ道場』の詳細+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

【日時】
2月28日 (火) 15:00〜18:00 (14:30開場)

【場所】
日本財団ビル 2階会議室
住所:〒107-8404
東京都港区赤坂1丁目2番2号日本財団ビル
【参加費】
無料
【定員】
100名
(但し、定員に達し次第、参加申し込みを締め切り。)

【お申し込み方法】
2/27(木)17時迄に、下記メールアドレスまで、必要な情報を記入の上
申し込みください。

contact@canpan.info

+--+--+--+--+--+--+--+--+--+
・お名前
・所属(お勤め先)
・連絡先(電話番号)
+--+--+--+--+--+--+--+--+--+
※頂いた個人情報は本イベント開催の目的にのみ使用致します。

【プログラム】
・15:00〜 「ブログ道」講演
講師:久米信行さん

・15:30〜 Canpanブログのご紹介
日本財団

・16:10〜 組織によるブログ活用事例発表

・17:00〜 お茶会/名刺交換会

・18:00 終了

【主催・お問い合わせ先】
日本財団 Canpan運営事務局
〒107-8404 東京都港区赤坂1-2-2 日本財団ビル
TEL: 03-6229-5551
FAX: 03-6229-5110
Mail: contact@canpan.info

※日本財団『ブログ道場』の詳細は、こちらのニュースをご覧ください!
http://canpan.info/open/news/0000000837/news_detail.html

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
cocoCanpanに関するご意見・ご感想はcococanpan@canpan.infoまでどうぞ!

発行/編集 公益コミュニティサイト Canpan運営事務局
〒107-8404 東京都港区赤坂1-2-2 日本財団ビル

公益コミュニティサイトCanpan(カンパン)についてのお問い合わせは
お問合せ専用メール :contact@canpan.info
お問合せ専用電話 :03-6229-5551(9-17時まで 土日祝祭日を除く)
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ど、情報が更新されている場合がございます。その際は直接リンク先へお問合
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△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△ メールおわり
posted by 久米さん at 23:53| セミナー案内

2006年01月16日

拙著「ブログ道」の理念は「独創共栄=独立自創+共創共栄」

昨年の初夏から書き溜めておりました新著「ブログ道」が
NTT出版から刊行されました。

ブログに出遭って以来、これこそ10年来待ち焦がれた
インターネット革命の真打であると感じています。

これまで等身大かつ効果絶大の広報・教育メディアを
持ち得なかった個人・中小法人・NPO/NGOにとって、
きっと福音となることでしょう。

今日のBGM The Long And Winding Road icon by Alfreda Gerald


ブログを使って....

リーダーや幹部のみならず、会員も巻き込んで、
1人でも多くのメンバーが、継続的に、かつ個性的に、
量・質共に役立つ情報発信をした団体に
社会からの賞賛が集まることでしょう。

一人一人が輝き、志を同じくした団体も輝き、
ひいては日本全体が輝く.....

そんなイメージを念頭に置きながら、この週末は
お世話になった縁者の皆様への献本に、

新著のテーマ「独創共栄」の四文字を
書かせていただきました。

ブログ道
楽天ブックスで購入

アマゾンで購入


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「ブログ道」  久米 信行 (著)
──────────────────────────────
NTT出版 ; ISBN: 4757101694 ¥1,575  2005/12/23発売
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
一億総ブログ時代。
心に響き、人生を切り拓く「心得」と「作法」
──────────────────────────────
現在、60万人が利用しているという「ブログ」「ウェブログ」。
それは単なる日記ではない。

夢を実現するために「縁・運・勘」を増強する自己実現・活性化
ツールであり、人生と同時進行で綴る「私の履歴書」なのだ。

その魅力と効用について稀代のネットワーカーが懇切丁寧に解説。

単なるハウツウ書ではなく、読者の共感を呼ぶ心がまえから
書く際の作法まで「心技一体」で展開していく。

1対1の通信が前提の「メール」に比べ、不特定多数の相手が対象の
「ブログ」では、より高度な「心と技」が要求される。

まさに1億総ブログ時代の要請に応える待望の1冊である。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

まえがき「ブログ道とは」
第一章「私のブログ道」
第二章「ブログ道で人生が変わる7つの活性力」
第三章「心得編」
第四章「事前準備編」
第五章「実践作法編」
あとがき「ブログ道」の先にあるもの

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


今回も、メール道の時と同様に、

日々ブログを実践されているブロガー縁者の皆様から
だくさんの推薦の言葉をいただき感激いたしました。

既に、NTT出版の「ブログ道」公式サイトに
一部ご紹介されています。

トップ自ら率先垂範でブログ発信を続けていらっしゃる
日本財団の笹川陽平会長からもお言葉をいただき感激です。

本当にありがとうございました!


 ▼NTT出版「ブログ道」公式サイト
  http://www.nttpub.co.jp/vbook/list/detail/0169.html


◎ただいま久米繊維「第二創業」人財募集中!

久米 信行縁尋奇妙
http://kume.jp/
posted by 久米さん at 22:47| お薦め書籍

2006年01月07日

植田正治.岡本太郎そして日本の子どもたちの視線で熱くなる

あけましておめでとうございます!

新年早々、素晴らしい展覧会に出遭うことができました。
それは東京都写真美術館で開催されている3つの写真展です。

写真美術館には友の会会員として、よく足を運ぶのですが、
この3つの展覧会が、今この時期に、それも年末年始に、
同時に開催されるのも、偶然ではなく必然なのでしょう。

♪今日のBGM >> Je Te Veux by Satie & Amarcord Wien



植田正治:写真の作法
〜僕たちはいつも植田正治が必要なんだ!〜

 12月17日(土)〜2月5日(日)

写真展・岡本太郎の視線
 12月24日(土)〜2月18日(土)

日本写真家協会企画展
「日本の子ども 60年 ー21,900日のドラマー」

 12月17日(土)〜2006年1月9日(月/祝)


まさに、僕たちにいつも必要なものは....

植田正治さんや岡本太郎さんの
そして、子どもたちを見つめた写真家たちの
あたたかな視線、まなざしだと思いました。

一見すると日常的な街角の景色に、
見過ごしてしまいそうな当り前のものに
何より、通りすがりの無名の子どもたちに...

一期一会の感動を覚えずにはいられない

偶然を必然に、運命的な出会いに変えてしまう

そんなちょっとした魔法のような
心のはたらきに感銘を受けました。

一枚一枚の写真には詳しい説明が
添えられているわけではありません。

それでも、その偶然の一瞬を目にした写真家たちの
心に込みあげ湧き起こったであろう喜怒哀楽の情念が
じんわりと伝わってくるのです。

ああ、この写真は笑いながら撮っている。
うう、この写真は泣きながら撮っている。

そして、レンズの前の人たちの気持ちまでもが
時を越えて心に響いてくるのです。

多くの人を集めた3つの会場をめぐるうちに、
いつしか歓喜の渦が脊髄を貫いて
全身がこまかく震えていることに気づきました。

もちろんすべてが明るい写真や楽しい写真ばかり
ではなく多くの涙が秘められているにも関わらず......。

それを言葉にあらわすのは、
とても難しいのですが、

 「普通がすごい。当り前が素敵。」
 「感じるが勝ち。笑うが勝ち。」
 「それでも命は続く。心は残る。」
 「日本に生まれて良かった。」


....ということになるでしょうか。

こうした稀代の芸術家の視点に少しでも倣って、
日々身の回りの感動を見つけだすことができるなら、

そして、その時々の素直な心の動きを、
写真でも文章でも絵でも自分の得意な方法で残せるなら、

さらに、このCANPANブログなどの自分メディアで発信し、
大切に記録、分類、保存しておき、

いつの日か時空を超えて
出遭うべき誰かと交流することができるなら、

もっと多くの笑顔を、夢と希望に満ちた眼差しを
未来の子どもたちに約束することにつながるでしょう。


写真展を見終わり、3冊の図録、宝物を抱えながら、
同じ敷地にある恵比寿ガーデンシネマに足を運びました。

2005年カンヌ国際映画祭パルムドール大賞
ダルデンヌ兄弟の映画「ある子供」を見たのです。

自分の子供を売ってしまうような、どうしようもない父親。

なかなか子宝に恵まれなかったゆえに
親ばかになった私は見ていてつらくなります。

それでも最後には光が....。

今日は、最初から最後まで、
そんな「子どもの力、命の力」を感じずにはいられない
作品を浴びるように見たありがたい一日だったのでした。


植田正治:写真の作法
〜僕たちはいつも植田正治が必要なんだ!〜

 12月17日(土)〜2月5日(日)

写真展・岡本太郎の視線
 12月24日(土)〜2月18日(土)

日本写真家協会企画展
「日本の子ども 60年 ー21,900日のドラマー」

 12月17日(土)〜2006年1月9日(月/祝)

▼映画「ある子供
 恵比寿ガーデンシネマ


久米 信行


posted by 久米さん at 23:51| お薦めイベント

2005年12月12日

NPO・NGOこそがブログの主役たれ@日経パソコン「焦点」寄稿記事

日経パソコン2005/12/12号の連載コラム「焦点」に、
心あるNPO・NGOのみなさまへのメッセージを寄稿いたしました。

私が、この「NPO.NGOのためのメール道.ブログ道.Tシャツ道」
ブログを始めようと思った「夢と志」に関わる記事です。

よろしかったら本誌記事でご一読ください。

この「NPO・NGOこそがブログの主役たれ」というテーマは、

東京財団虎ノ門DOJOで、時事通信社 編集委員 湯川鶴章さんが
マスメディアから、Google+Amazon=Googlezon的メディアへの主役交代という
衝撃的な講演の中で、ぽつっとつぶやかれたことです。

それが、しばらく私の頭に「こだま」していたのです。

確かに、私が、一個人、一生活者の立場に戻ったときには、
NPO・NGO発の情報を、貴重な道しるべの一つになるはず

....そう直感したからです。




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1 「売らんがため」に共感なし
2 百年の計を営利企業に求めるな

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ブログの普及で、ますます情報洪水×玉石混交になること
必至のインターネットの大河を乗り切るには、

大いなる夢と志を持ち、目先の損得、商売勘定よりも
百年後の子孫やさらには生態系にまでも心配りができる
NPO・NGO発の情報が大切になるのです。


────────────────────────────
3 本業たる教育啓発の格安メディア
4 ブログの猛者は一騎当千
5 感動のトラックバックも協賛なり

────────────────────────────
しかしながら、現状では、日本のNPO・NGOの多くは、
意義深い情報発信や教育啓発活動に、資金と人材両面で
ハンデを負っているかもしれません。

会員誌、機関紙を作り、郵送することが目的となってしまい、
本来の「情報発信・教育啓発活動」の量と質が確保されていない
のが現状ではないでしょうか?

しかし、この日本財団CANPANブログのように、無料で開放され、
しかもオピニオンリーダー自らが思う存分に情報発信できる
等身大ながら地球サイズのメディアが、ついに現れたのです。

NPO・NGOが会員数や機関紙発行部数を競う時代から、
ブログのアクセス数や共感のコメント・トラックバック数を
競う時代になるはずです。

そこで必要なのは、組織の大きさよりも、夢や志の大きさであり、
たとえ1人でも少人数でも世界を変えることができるのです。


────────────────────────────
6 企業はノンフロン冷蔵庫に学べ
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これからは、NPO・NGO発の情報が社会的意義と影響力を
持つにつれて、民間企業と共同開発・共同販売をするケースが
増えるはずです。

かのグリーンピースが、松下電器のノンフロン冷蔵庫開発の、
背中を押したように、心ある商品の開発と普及には、きっと、
NPO・NGOが一役買うはずです。

また、心ある生活者は、自分が応援したい活動をしている
NPO.NGOのブログやサイトから、お薦め商品を買うよう
にもなるはずです。

近い将来、最大のアフィリエイター(成功報酬制のネット販売
代理店)集団は、NPO・NGOになると思うのです。


────────────────────────────
7 ニュースにはならない笑顔を配信
────────────────────────────
ひょっとしたら、NPO.NGOブログの最大の役割は

ごくごく身近なできごとながら、
思わず....「笑顔が浮かぶニュース」「元気の出るニュース」を
毎日配信することになるかもしれません。

もし、自分が多感な子供だったら、毎日、流れているテレビ
ニュースを見ているうつに、「胃に穴が開いて」「未来を悲観」
してしまうことでしょう。

ところが、NHK教育テレビの「課外授業!ようこそ先輩」を見れば、
それぞれの道で厳しくも楽しく、面白おかしく生きている
先輩たちの背中を見て、自分も駆け出したくなるでしょう。

そして、世界には問題が山積みで、
悲しいこと辛いこともたくさんあるけれど、

それにも増して楽しいこと嬉しいこともあって

自分なりに道を歩んで生きていく意味があると感じるでしょう。


わずか1ページの短いコラムではありますが、
今後の私のライフワークのひとつになるお話です。

お手元の日経パソコンを開いて、
ご笑覧くださいませ。


 ▼日経パソコンONLINE
  http://npc.nikkeibp.co.jp/npc


久米 信行
縁尋奇妙ブログ
縁尋奇妙メールマガジン
Tシャツ道「久米繊維謹製」
posted by 久米さん at 10:30| ブログ道講義

2005年12月06日

CANPANブログは日本の治癒能力を高めるツボ療法

11/15開催の東京財団虎ノ門DOJO「ブログ道」講座で、
会場を埋め尽くした先輩諸氏に訴えたかった結論は...

次の1枚のスライドに集約されていました。



ブログという、きわめて簡便で格安な
情報受発信・記録ツールの出現で

インターネットの主役と活用法が
大きく様変わりすると思うのです。

一言で言うなら「心ある大人の時代」になることでしょう。

だからこそ、当日お集まりいただいた
200名もの各界で活躍する先輩世代の有志が、

日本財団が社会貢献のインフラとして
無料開放するCANPANブログを活用しはじめたら

それぞれ名誉にかけて「わが叡智と実体験」を
毎日のように発信・記録しはじめたら、

きっと素晴らしい変革が起こると思うのです。

それは、トップダウンで起こる変革でも、
何か特別な事件を契機とする変革でもなく、

水面下でゆっくりと静かに始まり、
一見ばらばらで無関係な小集団が、それぞれ活性化して、
自然に有機的な連鎖反応が起こるでしょう。

あえて、例えるならば、

東洋医療でいうところの人体各部のツボが
智慧と心ある、それでいて沈黙していた人たちだとすれば、

ブログは、そのツボに働きかけ自然治癒能力を高める
鍼灸の役割を果たすことになると思うのです。

CANPANブログと、このブログ道指南ブログが、
日本を元気にするブログ化学反応の
一助になればと考えています。

久米 信行
posted by 久米さん at 23:43| ブログ道講義

2005年11月15日

東京財団虎ノ門DOJOで本日「メール道ブログ道の心得とは」講演

♪ITが苦手な要人にこそブログを始めてほしい!
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東京財団虎ノ門DOJOで本日「メール道ブログ道の心得とは」講演
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本日11月15日(火)12:30〜13:45 赤坂日本財団ビル2階で開催の
虎ノ門DOJO(道場)第211回で、講師を勤めます。

http://www.tkfd.or.jp/events/dojo/index.shtml

いただいたお題は、

「『メール道』『ブログ道』の心得とは
〜心の通うeコミュニケーションのすすめ〜」 です。


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◎要点1 日下公人会長がウィルソン研究所的サロンをと構想し200回突破
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東京財団・虎ノ門DOJOを、まだご存知ない方、
ご参加したことがない方もいらっしゃるでしょう。

このDOJOは、東京財団会長の日下 公人先生が発案され
ほぼ毎週火曜日に無料公開されている講座です。


>>東京財団・虎ノ門DOJO(道場)は政治、経済、教育、社会
>>などの今日の日本が抱える諸課題を深く考察するとともに、
>>先駆的なアイディアや最新情報の発信、さらには世に埋もれて
>>いる人材の発掘を行う議論の場です。
>>
>>各界からの多彩な報告者や講師を招き、学者、国会議員、地方
>>議員、さまざまな分野の経営者・会社員、学生などが一堂に会
>>して自由に意見を交換しています。


先日、日下先生の200回記念講演で、
虎ノ門DOJO開設への思いが伝えられました。

先生は、1984年に、ワシントンDCのウィルソン研究所に
客員研究員として招かれたそうです。

そこでは、全世界から論客が集められ、同研究所のサロンでは、
日々闊達な議論が繰り広げられていたのです。

また、その1階には、政官産学財...さまざまな要人が
集っては、交流・議論をしていたとのこと。

「日本にはこうした場がない」

日下先生の問題意識に共感した、日本財団が、
元は日本NCRが在った虎ノ門の一等地に本拠を構えて、
東京財団が虎ノ門DOJOを企画運営するようになったそうです。


───────────────────────────
◎要点2 CANPANを企画運営する日本財団 寺内さんのご推薦で講師拝命
───────────────────────────
ホームページをご高覧いただければおわかりの通り、
虎ノ門DOJOは多士済々の講師陣で運営されています。

私が、思いがけず、その講師を勤める幸運に恵まれましたのは、
ひとえに、日本財団 経営企画グループリーダー
寺内 昇さんのご推薦のおかげです。

▼日本財団 寺内 昇「NPO/NGO/公益法人応援CANPANブログ」より
https://blog.canpan.info/tera/archive/28


寺内さんは、ソフト化経済センターや日経広告研究所のセミナーでの
私の発言に着目してくださいました。

そして、寺内さんとお話をするうちに、新たな財団活動の要として、
単なる資金援助よりも、情報発信ツールとノウハウの提供を構想され、
公益コミュニティサイトCANPAN、ブログなどを提供する計画を
教えていただきました。

NPO・NGO等公益法人こそ、インターネットでの情報発信の
信頼の要になると考えていた私は、その思想に深く感銘を受けたのです。


▼日本財団の公益情報コミュニティサイトCanpanオープン〜寺内さん
http://smallbiz.nikkeibp.co.jp/free/RASHINBAN/20050602/106029/


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◎要点3 結論:当日参加の1割がCANPANブログを書き続ければ日本は変わる
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そして、微力ながら、CANPANエディターを拝命して、
同サイトを多くの方がお使いになるお手伝いをしようと考えています。

具体的には、縁者の先進事例にも倣いながら

「NPO・NGOのためのメール道・ブログ道・Tシャツ道」

という連載をCANPANブログで行い、無料公開しようと考えています。


その趣旨とねらいは、今回の虎ノ門DOJO講演の結論とも重なりますが、


「日本の世界の明日を想う、心ある公益法人・個人が

無料で、知的所有権+活動の自由も保証された
CANPANブログを通じて、情報発信をはじめてほしい

そして未来のための情報蓄積を続けて欲しい

そうすれば、きっと明日は明るく楽しくなる。」


...というものです。

あまりに単純で楽観的に思えるかもしれませんが、

これまで、素晴らしい活動や生き方をされながらも、
ネットに親しみがなかったゆえ知られる機会の少なかった方々が、

CANPANブログなどで広く発信を始めれば、
その影響力は日増しに大きくなると思うのです。


▼CANPANブログ
https://blog.canpan.info/Top.blog


その思いと実践方法については、
当日、直接お伝えしようと思います。

また、次回担当の日経パソコン「焦点」コラムにも
書かせていただきましたので、ぜひご高覧ください。


また、日下先生いわく、DOJOの後は、
気軽に懇談をということでしたので、

講演後、私は会場にしばし残りますから、お声をかけていただき
有志のみなさんで、館内のスワンカフェへご一緒いたしましょう。

どうぞよろしくお願いいたします。


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虎ノ門DOJO 第211回  11月15日(火)12:30〜13:45 日本財団2階
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「『メール道』『ブログ道』の心得とは
〜心の通うeコミュニケーションのすすめ〜」 2階
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久米 信行 久米繊維工業(株)代表取締役、書籍『メール道』の著者
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▼東京財団「虎ノ門DOJO」お申込み
http://www.tkfd.or.jp/events/dojo/index.shtml
posted by 久米さん at 09:51| セミナー案内