延岡保健所感染症週報第32週(R3/8/9〜8/15) [2021年08月19日(Thu)]
定点当たり報告数【前週との比較】
■A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数が先週と比較すると減少していますが、警報継続基準値を超えています。 潜伏期は2〜5日間で口蓋の点状出血、イチゴ舌、咽頭痛などの症状が出現します。3歳以下では発熱、食欲不振、鼻炎症状などの症状を認める場合もあります。感染経路は接触・飛沫感染になりますので、引き続きこまめな手洗いや咳エチケット等感染予防対策の徹底をお願いします。 ■へルパンギーナが警報レベルを超えており、注意が必要です。感染経路は、飛沫感染、糞口感染、接触感染です。こまめな手洗い、タオルの共有を避けるなど感染対策に努めましょう。 【定点当たり報告数とは】 1週間に1か所の定点医療機関にどのくらいの受診者がいたかを示すものです。 ※定点医療機関・・・対象感染症ごとに一定の基準に従って県が各地区に定めた医療機関のことです。 |