延岡保健所感染症週報第32週(R1/8/5〜R1/8/11) [2019年08月15日(Thu)]
定点当たり報告数【前週との比較】
【要注意!】 RSウイルス感染症の報告数が多くなっています。 RSウイルス感染症は、2日〜1週間の潜伏期を経て、咳や鼻水、発熱、喘鳴等の症状が出現します。 感染経路は飛沫感染、接触感染になります。 予防には、標準予防策と接触感染予防策になりますので、マスクの着用や手洗いを励行しましょう。 また、ヘルパンギーナの報告数も増加しています。 ヘルパンギーナは飛沫・接触により感染し、2日〜4日間の潜伏期を経て、38〜40℃の発熱、咽頭痛等の症状が出現します。 感染拡大防止のためには手洗いが重要になりますので、おむつ交換やトイレの後は石けんによる手洗いを励行しましょう。 【定点当たり報告数とは】 1週間に1か所の定点医療機関にどのくらいの受診者がいたかを示すものです。 ※定点医療機関・・・対象感染症ごとに一定の基準に従って県が各地区に定めた医療機関のことです。 |