定点当たり報告数【前週との比較】

【要注意】
●インフルエンザについて前週と比べやや増加しており、警報レベル基準値である
「30」を上回っています。引き続き感染予防対策の徹底をお願いします。
感染を予防するためには
☆手洗い
・石けんを使って丁寧にこすり洗いをし、水で洗い流します。
・手洗い後は、ペーパータオル等を使って、手を拭きます。
・タオルを使用する場合は、毎回タオルを交換するか、清潔な個別用タオルを使用します。
☆咳エチケット
・咳やくしゃみが出る時はマスクを使用し、またくしゃみをする時は他の人から顔をそらして
ティッシュ等で口と鼻を覆いましょう。
☆適切な湿度の保持
・乾燥しやすい室内では、湿度50〜60%に保ちましょう。
☆その他
・十分な休養と栄養摂取を心がけましょう。
・外出するときは人混みを避けましょう。
●A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、前週と比べやや減少していますが、注意報レベルである「4」
を上回っており、注意が必要です。
・潜伏期間は2〜5日間で口蓋の点状出血、イチゴ舌、咽頭痛などの症状が出現します。
3歳以下では発熱、食欲不振、鼻炎症状などの症状を認める場合もあります。
感染経路は接触・飛沫感染になりますので、引き続きこまめな手洗いや咳エチケット等感染予
防対策の徹底をお願いします。
●咽頭結膜熱は前週に比べやや増加しており、警報レベルである「3」を上回っています。
引き続き注意が必要です。
感染経路は、飛沫感染と接触感染です。患者の咳やくしゃみ等に含まれる菌を吸い込んだり、
手指を介して、体内に入り感染します。 タオルの共用を避け、手洗い・うがいを励行しましょう。
●新型コロナウイルス感染症は前週よりやや減少していますが、引き続き注意が必要です。感染
経路は接触・飛沫+エアロゾル感染です。こまめな手洗い、咳エチケットやその場に応じたマスクの着用、換気、密を避ける等の対策を心掛けましょう。
☆新型コロナと診断されたら・・・
発症後5日を経過しかつ症状軽快から24時間を経過するまでの間は、外出を控えることを
推奨しています。あわせて10日間が経過するまでは、マスク着用や重症化リスクの高い方と
の接触を控えることを推奨しています。
【定点当たり報告数とは】
1週間に1か所の定点医療機関にどのくらいの受診者がいたかを示すものです。
※定点医療機関・・・対象感染症ごとに一定の基準に従って県が各地区に定めた医療機関のことです