パリ現地報告!! [2010年05月20日(Thu)]
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アール・ブリュット・ジャポネ展の今の様子を
フランス国立パリ第8大学大学院に在籍している白石淳子さんよりいただきましたので事務局ブログで公開させていただきます。 白石さんは大学で造形美術を専攻し、主に美術制作と美術理論を研究しておられます。 アール・ブリュット・ジャポネ展においては、鑑賞ツアーやオープニングレセプションの通訳を務めていただいたほか、展覧会の様子やパリのメディア報道の状況など、現地の様子をリアルタイムに日本に情報提供してくださっています。 なお、文中に登場する写真も白石さんが撮影してくださったものです。 ************************************* アルサンピエール美術館 アール・ブリュットジャポネ展 現地リポート アルサンピエール美術館は、モンマルトルの丘の麓にある。ここモンマルトルは、世界中からパリを訪れる観光客のメッカでもあり、フランス語以外の世界中の言語も聞こえてくる場所だ。 日曜の午後、美術館の入り口を入るとすぐに展覧会の入場券を買い求める来場者の行列が目の前に押し寄せた。週末は400から500人の来場者。平日と併せて1200名にも及ぶとの事。フランスの公共ラジオ放送のフランスインフォ、ル・モンドグループのフランス文化雑誌テレラマ等、この展覧会が多くのメディアに取り上げられた反響は大きい。 来場者は、入場券を購入した後まず1階の展示室に進む。 入るとすぐに始まりを告げる暗闇が、来場者を包み込む。 肌に伝わるひんやりとした冷たさと静寂の中、スポットライトの当たった作品群がその存在感を空間に波紋させている。次々と入って来る来場者が、放射状に仕切られた会場に織り込まれていく。静けさと、作品の与える緊迫感に、来場者も息をのむ。来場者はじっくりと一つひとつの作品を覗き込む。 2階に上がる螺旋階段を登ると、ガラス張りの建築空間を生かした開放的な空間が広がる。 ![]() 光の恵みに抱擁された作品群が来場者のこころを解放する。開かれた空間に、光の恵み。幾分リラックスしているように見える来場者同士が、自由に作品について問答を繰り広げている。 会場の出口にある記帳ノートはもう2冊目を越えた。 ![]() 世界各国の言語が、アール•ブリュット作家の作品を讃えている。1階と2階、2種類の空間が与える光と闇の演出は、作品の像一つひとつを来場者の胸に感光させ焼き付ける。展覧会に来られた一人ひとりの内側に、作品から伝わるアール・ブリュット作家の想いが宿る。 ************************************* う〜ん。現地の様子が目に浮かんできますね。 なお、最新情報ですが、6月20日(日)9:00〜 NHK日曜美術館でアール・ブリュット・ジャポネ展が特集されます。 近く詳細が分かり次第、メールマガジンを配信しますので メルマガ登録もよろしくお願いいたします。(事務局S) |





