
東北太鼓連合より感謝状[2012年10月02日(Tue)]

9月30日、日本太鼓財団主催の「第16回日本太鼓全国フェスティバル」(郡山ユラックス熱海)が開催され、開会式の席上、東北太鼓連合の渡部世一会長から、被災した東北地方などの太鼓団体を支援した日本音楽財団に対して、直接感謝状が手渡されました。
日本音楽財団は、保有していたヴァイオリンの名器「レディ・ブラント」の売却額全額を日本財団に寄付しました。
日本財団はこの寄付を、他の寄付と区別して使途を明瞭にするため、2011年7月に「地域伝統芸能復興基金」(通称、まつり基金)を創設しました。そして、被災された方々の精神面からの復興を目指して、7月26日に岩手県釜石市の釜石虎舞保存連合会に対して、山車の作成資金を最初の支援として決定しました。
その後は、祭りに欠かせない太鼓の多くが津波の被害にあっていることから、太鼓の新規製作、修理費用を支援してきています。
太鼓に関しては、いままでに福島県、宮城県、岩手県、青森県、秋田県、山形県の東北6県全てに加え、積極的な現地調査の結果、茨城県でも1団体が被災されていることが分かり、支援を行いました。
現在までの太鼓に関する支援実績は以下の通りです。
