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【12/22(土)新日本フィル 新クラシックへの扉】ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱付き』 指揮:リュウ・シャオチャ [2012年12月23日(Sun)]
こんにちは、中村裕貴です。

昨日はベートーヴェン『第9』演奏会に行ってきました。

***

12月22日(土)14:00開演 会場:すみだトリフォニーホール

#26 新・クラシックへの扉

■プログラム    
ベートーヴェン作曲 交響曲第9番ニ短調『合唱付き』 op.125  

■出演者
指揮:リュウ・シャオチャ(呂紹嘉)
ソプラノ:天羽明惠
アルト:加納悦子
テノール:永田峰雄
バリトン:キュウ・ウォン・ハン
合唱:栗友会合唱団
合唱指揮:栗山文昭

※新日本フィル公式HPより

***

個人的には初めての第九演奏会!ということで前々からこの演奏会を非常に楽しみにしておりました。


せっかくなので、佐渡裕指揮の『1万人の第9』の動画をご紹介します。


【交響曲第9番『合唱付き』/ベートーヴェン】

あまりにも有名な4楽章の合唱ですが、今までCDで聴いていただけだったので、ライヴで聴く迫力は鳥肌ものでした。

実は新日本フィルは、今回の『新クラシックの扉』が終わってからも、年末にかけて第9演奏会が数多く控えているのですが、そのような状況下でも指揮のリュウ・シャオチャ氏の情熱溢れるタクトにのって魂の入ったサウンドがこちらに届いてきました。

ホルン吹きとしては、なんといっても3楽章!
3楽章全体を通してこれ以上とないほど美しい音楽である中で、中間部にあるホルンソロのB(H)dur音階はまさに天に昇るように美しいのです。

思わず気持ちよくなってしまうそんな3楽章を経て、フィナーレへ。
静かに始まるチェロとコントラバスによる「歓喜の歌」のメロディが、まるで遠くで演奏されているかのような夢見心地。
徐々にヴァイオリンや木管楽器が受け継いでいき、最後は金管楽器が高らかに歌い上げる。

突如として現れる轟かしいサウンドの後、バリトンの声が会場に響き渡りました。
コーラスを含めたオーケストラの壮大な響きには、終始圧倒されていました。

あっという間に曲は終了し、会場は拍手の嵐。

年末の風物詩とも言われているベートーヴェンの第9ですが、これで僕も素敵な年越しを迎えることができそうです。

中村裕貴

***

【新日本フィル 公式HP】
http://www.njp.or.jp/