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【後期講義で学んだことと、将来に向けての決意】 [2013年01月14日(Mon)]
こんばんは、中村裕貴です。
今回の記事では表題の通り、【後期講義で学んだことと、将来に向けての決意】について書いていきたいと思います。

*後期講義で学んだこと

後期のみならず1年間を通したブログ起業論の授業においては、学んだことがあまりに多すぎて、こうして記事の内容を考えていてもとても書ききれないなと感じています。

ですが強いてまとめるとすれば、
活躍できる人になるかそうでない人になるかは、少しの工夫をするかしないのかの違いである
ということを、学びました。

これは今まで学んだことの全てに当てはまると思います。
・人と会う前に下準備をする
・印象に残った感想を添えてお礼のメールを忘れずに送る
・心に残ったエピソードを含めてお礼ブログを書く
・ブログで発信し続ける(講義を1年間やり抜く)
など、様々なシーンで他人とは一歩違った努力を積み重ねること、実は誰にもできるチャンスがあるのです。

そのチャンスを少しの気合で挑戦するか、怠けて取り組まないかの違いで、結果は大きく変わってくるのだなと感じました。

僕の場合、大好きであるオーケストラをテーマにしてブログを書いているのに、記事の作成が時にダルく感じてしまうこともありました。
その想いを自分自身で否定することはないですが、もしそのタイミングで一度でも怠けてしまっていれば、ブログの更新は続かず、本来出会えていた方々とも出会うことができなかったかもしれません。

僕にとってそれは新日本フィルハーモニーの方々であったり、
友人達と聴きに行った新日本フィルの演奏会の至福の時間であったり、
久米先生を通じて出会うことができた多くの大人の方々がそれにあたります。

そういう意味では、更新を行ってよかったなと、結果的に思っている次第であります。

一方で、本来のブログのゴールである”会いたい人に会いに行く”という目的は達成できていないので、その点では自分の怠惰な部分が結果として新たな出会いの芽を摘んでしまったと思っています。

来年度からは社会人ということで、学生時代より圧倒的に「結果」に対してシビアな世界になると思います。
そういう環境でこそ、自分の怠惰故の悪い結果をつくらないためにも、「ほんの少しの覚悟と厳しさ」を自分に課して、過ごさなければいけないなと感じました。

*将来に向けての決意

僕は久米先生から「夢は熱く、でも謙虚に他人に公言するべし」と教わったので、機会がある際は常々自分の夢である『21世紀で最も芸術的な企業を創る』ということを公言してきました。

この講義を通じて出会った方々にもその夢を伝えることで、応援してもらえる実感があり、益々気が引き締まったのを覚えています。

しかし、この”芸術的”というフレーズが、夢にするには少し抽象的だと感じています。
またそのように久米先生からも指摘を頂戴しました。

この”芸術的”というのは、音楽や美術をビジネスにするという意味ではなく、「(10年間続けた)オーケストラのように、1つのものを目指して全員で努力していくチーム・従業員や社会から愛されずっと大切にされる夢のような企業」を創りたいとの想いがあります。
音楽でも演奏自体は芸術ですが、紆余曲折を経るそのプロセスも僕は芸術の1つと考えています。
また自分の会社で働く従業員から第一に愛される企業も、ある意味で芸術であると考えています。
そこには”誰かを感動させるためのパワー”が宿っているのです。オーケストラの演奏会と同じです。

ですが、こうして説明をしないと、イマイチよく理解ができない夢となってしまっています。
”芸術的”という表現が、このことを誘発していると考えています。

新しい自分の将来の夢は、まだ考え中です。
ですが想いは上記と変わらず、「従業員や社会から愛される、夢のような企業」を創りたいという軸になります。

10年後、僕は32歳になりますが(本日より7日後に22歳になります)、
その頃には新卒で入社する会社からは離れ、独立した道を歩んでいるかと思います。

『従業員や社会からずっと愛される、夢のような企業を創る』道のりは一生がかりだと思います。
30代では「会社の成長・上場・安定・成長」というステップを踏んで、その夢に一歩でも近づいていきたいと思っています。

今はまだ20代前半の道半ば。
すでに内定先の企業で1週間の半分程を働いていますが、現実は夢とあまりに乖離しすぎていると感じています。

ですが【後期を通して学んだこと】でも書いた通り、日々の細かいことでも「少しの覚悟と厳しさ」を自分に課していくことで、一歩一歩近づいていきたいと思っています。

こうしてまとめてみると、やらなければいけないことは意外とシンプルかもしれないと思ってきました。
久米先生の教えを元に、挑戦心を絶やさずがんばっていきたいです。

1年間誠にありがとうございました。

明治大学商学部
中村裕貴
11月7日講義より【どうすれば、自分よりはるか上を行く年長者のビジネスパーソンから認められるのか】 [2012年11月08日(Thu)]
みなさんこんばんは。中村裕貴です。

本日は、昨日11/7に行われた久米先生のブログ起業論の講義において、
先生からのお言葉があまりにも感動したので、記事にさせていただきました。

1つのテーマに沿ってお話しをされたのではなく、先生の講義を通しての発言をまとめたものなのですが、
今後ビジネスマンとしてやっていくためだけでなく、社長になるため、他の企業の社長と付き合うため、または営業をするためといった、ビジネス上の様々なシチュエーションに当てはまる内容だと考えております。

本文は長くなってしまいましたが、ぜひ最後までお読みいただければと思います。
色つきの強調などは最低限にさせていただいております。

===============================

私たち若者が、年長者たちから「最近の若造は!」と言われてしまうことに関して。

前提として、自分たち学生は大人には到底敵わない未熟者であり、「若造」と思われて然るべき。
(※ただし、根拠がなく若造をイジめようとする年長者がいるのも事実なので、注意。)
一般的に若造という言葉は、多少バカにしたような乱暴な言い方であり、出直して来いという意味合いが持たれるが、実際に年長者はそう感じてしまうのが殆ど。つまり、「若造!」と言われた若者は、まず自分のせいだと思うべきである。

「ヨソモノ・ワカモノ・バカモノ」
一見「若造」と同じことを言っているように見えるが、これは全く異なると解釈する。
例えば地方都市の地域観光業界を例に挙げる。とある若者(地域観光業界においては60代でも『若者』とされるのだが)が、その地域のことを良くしたいという想いや熱意がなく、また文化や地域の名産などの知識が乏しいとする。これでは地域にパワーを与えることはおろか、コミュニティに入ることさえ難しくなってしまう。これではただの「若造」である。年長者の求める「ワカモノ」ではない。

最低でも企業の経営者であれば、「ヨソモノ・ワカモノ・バカモノ」の理念については理解をしている。
熱意があり、何か突出するものを持っていれば、謙虚な姿勢で受け入れてくれる。「若造!」という人は、実はその人のことを試しているのである。
2000社以上の赤字企業を黒字化に転じさせ、著書『社長のノート』でも有名な長谷川和廣さんは、年下に対しても敬語を使う。自分より何か1つでも知識のある人に対しては、敬意を払い、何事にも勉強勉強という姿勢を崩さない方である。もちろん、長谷川和廣さんと対面でお話しすることができること自体が、認められた人でしか実現できないのだが。

では、どうすれば年長者や忙しいビジネスパーソンと話ができるようになるのだろうか。
どうすれば「若造!」などと一蹴されずに会話をすることができるのだろうか。

それは偏に、『相手の愛情に対する共感』ができるかどうかである。
その相手が一番大切にしていることに対して質問を投げかけられるかどうかが重要となる。それは相手のビジネスのことでもよいし、相手の趣味のことでもよい。車でもゴルフでもクラシック音楽でも、相手が好きなものに反応するかどうかで、その後の相手の目がキラキラして一気に距離を縮めることができる。

手法としてまず、企業の社長は人と会う前に、必ずその人のことを調べる。それはFacebookやtwitterのようなソーシャルメディアはもちろん、過去のインタビュー記事がネット上に落ちていればそれを見る。
人と会う直前でその人の下調べをすることで、会ったときの相手への共感力が変わり、その後の話も急速に速くなる。こうすることで相手からも『可愛いやっちゃなあ』と認められ、お付き合いへと発展していく。

また企業の社長は他の企業の社長と会う前に、相手の会社のサービスを知り、製品を実際に買う。
先程の長谷川和廣さんも、久米先生と会う時には必ず『久米繊維Tシャツ』を着てくるのだそうだ。
商売をやっている人間には商売で返す。経営者にとって一番うれしいのは自社の製品を買ってもらえることであり、相手も喜んでもらえる上、相手の心を射止めることができる。

もちろん相手と話すときの姿勢も大切である。元気のよい挨拶から始まり、深くゆっくりとした丁寧なお辞儀で終わる。相手の話を聞く際には『和顔愛語(わげんあいご)』に倣って、優しい顔でニコニコと話す。相手に興味があるということを姿勢として示すことが非常に大切である。

以上のように、
@会う人のことを事前に下調べ
A相手の好きなことに対して反応、共感
B『和顔愛語』の精神で接する
ことにより、相手から認められる可能性が高くなる。
少なくとも「若造!」などとは叱責されず、年長者であってもしっかりと会話をすることができ、むしろお互いに尊敬しあう関係を構築することができる。一度会っただけでそこまでは至らなくとも、覚えてもらうことはできる。

しかし、これではまだ終わらない。
大事なのは会った後である。

その相手に対する御礼はもちろんだが、もし相手の会社の製品やサービスを購入していなかった場合には、実際に自分のものにしてみる。
そしてそれをソーシャルメディアなどで友人や世の中に発信する。
会社の社長にとって一番うれしいのは、『自社の製品を買ってもらえること』。商売をやっている人には商売で返すのが、この上ない御礼とも言える。

===============================

いかがでしたか?

文章にまとまりがない部分があり、読みづらい点もあったかとは思いますが、久米先生の伝えたいメッセージはご理解いただけるかと思います。

僕自身、このブログ起業論は毎度のことながら自分の大人としても未熟さを感じる授業なのですが、昨日の内容はとても日頃生活をしていて聴くことのできる内容ではなく、大きなインパクトがあったので記事にまとめさせていただきました。

考えてみると当然なのですが、なかなか行動に移せない。
でもそんなことを言っていると、時間が経つにつれ一流のプロには遠ざかってしまう。

抽象的な言い方ですが、『相手を思いやる気持ち。相手のことを好きになって、相手のビジネスについて知ろうと思うこと』を第一に考えなくてはいけないのかなと感じました。

明治大学商学部
中村裕貴

***

【長谷川和廣さん】
『社長のノート』http://amzn.to/SNfPXs
『社長の手紙』http://amzn.to/SSM7kN
両著とも必読です!

【久米信行先生】
http://www.facebook.com/nobukume
【ブログ起業論】前期で学んだことと、後期に向けて [2012年07月17日(Tue)]
ブログ起業論を受講した経緯は、単純に「自分のコース内の科目だったから」というものでありました。
講義名も「起業論」という文字が入っていたので面白そうだと感じたというのもあります。

授業の最初の頃は正直何をしていいかや久米先生の仰ることの1割も理解できていなかったと思います。

ですが前期を通して久米先生から学んだことは、実に自分にとって大きな収穫となりました。


特に学んだことは、『常に相手を喜ばせたいと考える商いの精神』です。

これまで生きてきた中で、僕は特に商売人の家に生まれた訳でもなく、会う人すべてを喜ばせてあげたいと思ったことなどありませんでした。

そんな中、学生生活もそろそろ終わりを迎えるという4年になり、久米先生のこの講義に出会いました。

例えば講義の冒頭に、久米先生を喜ばせるために先生のFacebookやtwitterを見て何を言うか準備しておくのですが、考えてきたことが全く先生を喜ばせる内容ではなかったり、
『大地の芸術祭キックオフ集会』に参加したその日にブログを書き、イベントページで告知したことで先生を少しでも喜ばせることができたことや、
『JMAA チャリティTシャツアート展』に参加して新たな出会いがあり、自分が書いた記事をクリエイターの方々に紹介していただいたりなど・・・
この講義を通して様々な喜びと出会うことができました。
それは自分が他人にだけでなく、他人から自分に対しても一緒であります。

こうやって地道に継続して努力することで初めて人を喜ばせることができ、
常に頭の中に『相手を喜ばせること』を意識しているのが古くから残る『商いの精神』であり、
優秀なビジネスマンはその精神が備わっているのだと思います。


僕に一番足りない他人を意識する”心”の部分を、この講義を通して学べたと感じています。
久米先生、また講義の仲間に対して深く感謝申し上げます。

***


後期に関しては、このブログが『新日本フィルハーモニー応援ブログ』なので、その新日本フィルを創設した小澤征爾さんにお会いすることを目標に頑張っていきたいと思います。

ブログ記事をたくさん更新するために、CDや演奏会などについては積極的に行動して、情報発信を行っていきたいと思っています。

前期に先生から教わったことを応用して、後期は実践に入っていくフェーズかなと考えています。

まずは、夏休み中にCDや演奏会のレビューも含め10本を目標に記事にしたいと思います。
できたら久米先生と一緒に演奏会もお邪魔したいものです。

前期は誠にありがとうございました。
後期もどうぞよろしくお願い申し上げます。

中村裕貴

【新日本フィルハーモニー交響楽団】
http://www.njp.or.jp/