小さな陽だまりが心地良い2月の森🌲
ニッセの森の間伐材を使って、小鳥の巣箱作りを行いました。
今回も緑の募金を通した「ファミリーマート夢の懸け橋募金」の助成を受けて開催いたしました。

ここ数年の間、森の巣箱では春になるとシジュウカラたちが棲みついて卵を産み、子育てをしています。今年はどうかな?とみんなわくわくしながら巣箱作りのスタートです!
使う材はニッセの森で4年前に間伐したスギの木です。時間をかけてゆっくり自然乾燥をした後、昨年の11月に東金市の製材所で板になり、ニッセの森に戻ってきました。
のこぎりで材を切り分けたら、いよいよ組み立てです。
丈夫な巣箱になるように、材の「木表」「木裏」を観察しながら、家族ごとに協力しながら組み立てていきました。


森のあちこちで、小さな大工さんたちがコンコンカンカン♪リズム良く釘を打つ音が心地良く森に響きます。
組み上がったらヤスリで磨き、中に雨が溜まらないように、底には手回しドリルで穴も開けました。屋根は蝶番で取り付けました。



完成した巣箱は、小鳥たちが使いやすい高さは?向きは?と考えながら、森の中に掛けました。


最後は振り返りシートに今日の体験を綴り、みんなでシェアタイム

「くぎうち、さいごまでがんばったよ!」
「パパと、(手回しドリルを)ぐるぐるしたのがたのしかったよ!」
「家族で話し合って試行錯誤しながら作るのがとても楽しいひとときでした。」
「大人が手を出さなくても、思っていた以上に子どもたちが作業できていたことに驚きました。」
「製材所で目の前で製材されているのを見たり、自分でのこぎりをひいたり、釘を打ったりして、とても愛着のわく巣箱になりました。」
とのお声をいただきました。本当にありがとうございました


さて、今年の巣箱では、どんなことが起こるでしょうか?森に来る楽しみがまた増えましたね

ニッセの森では、伐って→作って→使って→植えて→育てて→伐って→作って…という森林循環を、体験を通して学べることを大切にしています。
次回は3月12日(日)に植栽を予定しています🌲
皆様のご参加をお持ちしております!