ニッセの森 冬編 伐倒見学 レポート [2019年01月19日(Sat)]
寒い冬になりました。
冬のニッセの森に「千葉きこりーず」からお二人の木こりさんにお越しいただき、スギの木の伐倒を間近で見せていただくことができました。 まずはみんなでご挨拶。木こりのひでさんとたっしーから、なぜ木を切る必要があるのかというお話を聞きました。 木こりさんが使う道具の説明をしてくださり、子どもも大人も興味津々。 木にどうやって登るのか、近くの木で実際に見せてくださりました。 そのあとみんなで森の奥に入り、夏に皮むき間伐をしたスギの木のそばに行きました。 ニッセ代表のりょうりんから、植林後・そして伐採後木材になってから、木は二度生きるというお話を聞いて、みんな木に触れながら、「またね」のご挨拶をしました。 チェーンソーの音が鳴り響き、緊張感が漂います。 たっしーが何度も倒れる方向を確認しながら、受け口を作っていきます。 受け口を観察させてもらった後は、危ないので離れたところへ移動して見守ります。 みんなが見守る中、メキメキメキっと音がして、スギの木が倒れました!! 切ったところに近寄って、木の切り方についてお話を聞きました。 早速上を歩く子も。 そのあとは、のこぎりの使い方を教わって、みんなで枝払いの作業をしました。 みんなで力を合わせると、たくさんあった枝があっという間になくなりこんなにスッキリ。 そのあと、木こりさんたちが機械で作業をしてくださっていました。 木は人の手によって、二度生きることができます。伐ったあとシーソーとなって森で再び生きるのです。 ぜひ森に来て、シーソーで遊んでくださいね。 かまどのそばでは、一生懸命薪を作ったり、火おこしをしたり。 今日はあったかぜんざいや、焼きリンゴ、焼きマシュマロや焼き芋など、持ち寄ったものも焼いて食べて、みんなであたたまりました。おいしかったね。 最後は振り返りシートに記入します。 木こりさんは森でどんな仕事をしているのかな?使う道具はなんだったかな? 伐倒を見て、 ・音がすごかった ・倒れるときにきこりさんが安全に気を付けている ・地面が揺れた ・ドシーン など、感じたことや発見したことを書いてくれました。 もし木を切らないと森はどうなっていくと思いますか?という問いには、 ・なくなる ・あれていく ・細い木ばかりが生えているくらい森になる ・元気がなくなる などの答えがありました。 今日の活動で誰かに教えたり伝えたいことは何ですか?の問いには、 ・きこりさんの仕事 ・木を切らないと森がどうなるか ・ばっとうしたときにじめんがゆれたこと ・えだはらいをしたこと などの答えがありました。 自分の目で見て、耳で聞いて、手で触れて…体と心で様々なことを感じたようです。 大人の方々からは、 ・木こりさんのお仕事の技術のすばらしさに感動しました。 ・木を倒す瞬間を見るのは人生で初めての体験でした。 ・倒された木を直接触り、香りや湿り気から本当に生きているのだと感じました。 ・寒かったり暑かったりする日でも、たくさんの人と過ごすと楽しいです。自然の中でのごちそうも格別です。 といったご感想をいただきました。 きこりさん・ご参加の皆様、ありがとうございました。 次回のニッセの森づくり活動は、春の植栽3月24日(日)を予定しています。 また詳細が決定したらご案内いたします。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 子育て支援ステーションニッセHP https://www.facebook.com/nisse.club/ https://www.instagram.com/?hl=ja |