ニッセの森でグリーンウッドワークレポート🌲1日目 [2022年10月14日(Fri)]
10月9日、10日にNPO法人グリーンウッドワーク協会理事長の小野 敦さん(小野ちゃん)と椿ゆかりさん(ばきちゃん)を岐阜県美濃市からお迎えして、ワークショップを行いました。今回も緑の募金を通した「ファミリーマート夢の掛け橋募金」の助成を受けて、開催いたしました。
1日目は、ニッセの森で木杓子づくり 使った材はコシアブラ。きれいな白っぽい幹に、かわいらしい手のひら型の葉っぱをつけるのがコシアブラの特徴です。やわらかく削りやすいため、グリーンウッドワークにぴったりの樹です! まずはのこぎりで切ったり、斧、木槌で割ったりして、木杓子1本分の材を伐り出していきます。 中はまだ瑞々しく、ひんやり。昔あった枝のなごりが節として模様になっているのを発見したり、幹の中心にある「髄」と呼ばれる部分をじっくり観察できたり、割ってみるといろんなことが分かりました。作る過程でこんなふうに樹のことについてもっと知ることができるのも、グリーンウッドワークの魅力のひとつですね あらかた形になってきたところで、いよいよ削り馬に乗って銑(せん)という刃物を使って削っていきます。角度をつけるところ、くびれをつくるところ、みんな自分の木杓子をイメージしながら黙々と削っていきました。 最後はフックナイフを使って削り、形を整えていきました。初めて使う道具にみんな初めは苦戦していましたが、おのちゃんとばきちゃんにコツを教えていただき、素敵な木杓子の完成 ヤスリがけや塗装など、おうちに帰ってからのもう一仕上げについても教えて頂きました。 参加者の皆さんからは、 「難しいけど面白い。普段使わない道具が使える。木の形を変えていくのが楽しい!」 「道具の使い方が間違っていても、手順が間違っていても、何度も温かい言葉かけや説明をしてくれる小野ちゃんの器の大きさに感動でした。」 「割って使わなかった部分の材や、地面に落ちていた削られた木の屑も、子どもたちにとっては最高のお土産になったようです。ものづくりを楽しみながら、こんなに木と親しくなれる体験はグリーンウッドワークならではだと思いました!」とご感想を寄せて頂きました。 また、「お家に帰ってから、早速お料理に使ってみました!」との嬉しいご報告もいただきましたよ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 子育て支援ステーションニッセHP https://www.facebook.com/nisse.club/ https://www.instagram.com/?hl=ja |