見てみよう!きこりさんのおしごと
🌲 レポート [2022年01月13日(Thu)]

数日前、関東にたくさん雪が降りました。
ニッセの森にもうっすら雪が残る中、千葉きこりーずのひでさんとたっしーにお越しいただき、みんなで伐倒を見学しました。 今回の森活動も、国土緑化推進機構 緑の募金を通した『ファミリーマート夢の懸け橋募金』の助成を受けて実施いたしました。 みんなが集まると、きこりのひでさんはあっという間に高い木の上に! 伐倒の際に他の木に引っ掛かりそうな枝を木の上で切り落としていました。 ![]() 倒す方向へウィンチという道具でロープをはっていく作業をたっしーに教えていただき、みんなでお手伝いしました。棒を前後に動かすと、だんだんロープがピンとはっていきます。最後のほうはレバーが重たくなり、小学生のお友達が頑張ってくれました。 ![]() ![]() ひでさんが伐倒の準備をされている間に、たっしーが乾いた丸太にチェーンソーで切り込みを入れ、スウェーデントーチというたき火を作ってくれました。 ![]() 「この切れ込みに、燃えやすいスギの葉などを入れて火をつけるんだよ。」と聞くと、すぐに子どもたちはスギの葉の特徴を覚えてたくさん探してきてくれました! 寒ーい日だったので、火がとてもあたたかかったです。 ![]() そうしているうちに、伐倒の準備ができたようです。 今回倒すのは、溝ぐされ病という病気のスギの木です。令和元年の台風15号の時には倒れなかったものの、溝ぐされ病にかかっている危険木です。 倒す方向に受け口という切り込みを入れたところを見せていただき、みんなは木から離れたところで見守ります。 ![]() この後きこりさんが反対側に追い口という切り口を作り、そこへくさびという道具を打ち込んで木を伐倒します。 カーン、カーンというくさびを打ち込む音が聞こえた後、メキメキメキッと音がすると、3秒ほどかけてドサー−ッ!!という地響きとともに木が倒れました。 ![]() その迫力に「おおおー−−−!」と大人も子どもも歓声をあげました。 そばに見に行くと、切り口のツンツンとしたツルの部分や、溝ぐされ病にかかりスカスカになっていた部分がよくわかりました。 ![]() 子どもたちはさっそく倒れた木の上を渡って遊び、そのあとみんなで枝をのこぎりで落としていきました。 ![]() ![]() 好きな大きさにチェーンソーで切りわけてもらった木の皮をむいたり、やすりをかけたりして、秘密基地を作ったり、プレートや椅子を作ったりして楽しみました。 ![]() その間に、スウェーデントーチのうえで温かいぜんざいができあがりました! スタッフかなぴーご夫妻のカフェで温かい飲み物もいただき、心も体も温まりました♪ ![]() ![]() 最後にきこりさんが、チェーンソーミルという製材機を使って、丸太を水平に切り、ログテーブルを作ってくださいました。 ![]() ![]() 今回は背の低いテーブルなので、小さな子にもちょうどよさそうです。 森の奥のほうにありますので、次回いらしたら是非探してみてくださいね。 また、伐った木の根元のほうは腐ったり変形したりしていましたが、きこりさんが飛び石のような遊具を作ってくださりました。 ![]() ご参加の子どもたちや大人の方からは、 ・きるところがかっこよかった。すごくすてきだった。 ・きこりさんが二人で協力して木を倒していたのが印象に残りました。 ・木がたおれたとき、きこりさんはやさしい顔をしていました。 ・木の中にアリの巣を見つけました。 ・木もびょうきになるんだな。 ・子どもが、木の皮をはがすのが難しいけれど楽しいという様子でした。 ・大きな声を出してのびのびと過ごしていました。 ・子どもが木に「がんばってね!」と声掛けをしていました。 といったご感想をいただきました! 千葉きこりーずのひでさん、たっしー、ご参加のみなさま、ありがとうございました。 ![]() ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 子育て支援ステーションニッセHP https://www.facebook.com/nisse.club/ https://www.instagram.com/?hl=ja |