グリーンウッドワークで子どもスツールをつくろう
レポート [2021年05月06日(Thu)]

5月1日、2日、ニッセの森にグリーンウッドワーク協会のおのちゃんとばきちゃんをお迎えしました
![]() 森では、削り馬たちがソーシャルディスタンスを保ちながら、みんなの到着を待っていましたよ❣️今回は9組のファミリーがご参加してくださり、みんなで力を合わせて子どもスツール作りにチャレンジです! ![]() まずはスツールの脚の部分を作ります。材は、色味のやさしいクリの木と、1月に伐倒したニッセの森のスギの木です。 丸太を楔や万力、木槌を使ってちょうど良い太さに割ったら、いよいよ削り馬にまたがって銑で削っていきます。 ![]() ![]() ![]() 四角柱からだんだんと角を落として成形していきました。グリーンウッドワークで使う材は乾燥した木ではなく、まだ瑞々しい生木。削るときに水しぶきが飛ぶこともあります。シューっと長く削れるととても快感! 削り馬には親子で2人乗りすることもできます。みんな夢中になって削っていました。 ![]() ![]() ![]() 南京鉋も使ってすべすべに ![]() ![]() 1日目は、突然の雨もありましたが、虹が見られたり、雨で生き生きとした森の姿が見られたのも楽しいひとときでした ![]() 2日目は削った脚を組んでいくところからスタート。手回しドリルで穴を開け、貫を差し込んで組んでいきます。 ボンドは使いません。生木が乾燥する時にぎゅっと締まっていく力を利用して頑丈なスツールとなります。 ![]() ![]() ![]() 仕上げに好きな色のテープで座面を編んで完成! 世界にひとつだけのとても素敵なスツールが出来上がりました。大人も子どもも達成感でいっぱいの素敵な笑顔 ![]() ![]() ![]() 参加者の皆さんからは、 「銑などの刃物を使ってこんなに本格的にイスを作ったのは初めて!最初はイメージがわかなかったけど、最後はうまくいってよかった。」 「最初は子どもが刃物を怖がっていましたが、安全な使い方、大人がやり方を教えたり見せたりすることで、いろいろなことに挑戦できました。」 「電気を使わず森の中で人力だけで、こんなに素敵なスツールができて感激です。削り馬やグリーンウッドワークで用いる様々な道具にも愛着が湧きました。」 「グリーンウッドワーク協会の方をはじめ、ニッセの森では、森に関わる仕事に携わるたくさんの方々に親子で出会えることが素晴らしい体験です。」 とのご感想をいただきました。 ![]() 講師のおのちゃん、ばきちゃん、どうもありがとうございました! ![]() なお今回のイベントも緑の募金公募事業(子どもたちの未来の森づくり)「ファミリーマート夢の懸け橋募金」の助成を受けて行いました。 最後になりますが、ご参加の皆様におかれましては、活動中における新型コロナ感染拡大防止対策にご協力頂きましたことを心より御礼申し上げます。 追伸 3月に子どもたちがかけてくれた巣箱でシジュウカラが子育てをしていましたよ🥰 ![]() ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 子育て支援ステーションニッセHP https://www.facebook.com/nisse.club/ https://www.instagram.com/?hl=ja |