ニッセの森に木を植えよう!レポート 〈バードハウス作り・植栽〉 [2021年03月02日(Tue)]
今回のニッセの森の活動は、緊急事態宣言下のため、これまでのプログラムに参加された方にお声がけし、検温やマスク着用、道具の共用はしないなど感染症対策をしながら行いました。
今回の活動も、令和2年度緑の募金公募事業(子どもたちの未来の森づくり事業)「ファミリーマート夢の掛け橋募金」の助成を受けて開催いたしました。 午前中はニッセで小鳥の巣箱作りを行いました。 昨年秋の製材所見学の続編としてのプログラム。 巣箱の材はニッセの溝腐れしたスギの木で、製材所で板にしてもらったものです。 板をなでたり、香りをかいだりしながら、みんな製材所見学をした日のことを思い出していました。 (昨年秋・製材所見学の様子↓) ![]() そして、今日の巣箱作りのプログラムは、森にとって、森にやって来る動物たちにとって、自分たちにとって、どんな良いことがあるのかを考えました。 いよいよ巣箱作りのスタートです。 家族に見守られながら、初めてとんかちにチャレンジする子 トントントンとリズミカルに、姿勢良く道具を扱う子 小鳥さんが痛くないようにと、穴を一所懸命やすりがけする子 家族やお友だちとどうしたらうまく組み立てられるか相談し、協力しながら完成させていきました。 森のどんな場所に、どれくらいの高さに、どっち向きで巣箱をかけるといいのかな? と、みんなで考えたり学んだりした後、実際に森へ巣箱をかけに行きました。 子どもたちからは、 「楽しくて、とんかちも上手に使えるようになりました」 「組み立てるのはなかなか難しかったけど、最後は上手くいきました」 「お父さんやお母さんにコツを教えてもらい、それがうまくいくと、もう一回やりたい!と思えました」 「自分で作った巣箱に小鳥が来てくれるのが楽しみです」 大人の方からは、 「普段子どもと一緒に木工をする機会がなかなかないので、良い体験になりました」 「子どもは初めてのくぎ打ちでしたが、思いのほか説明をしっかり聞いて自分でできていたので驚かされました」 「製材所で切った板が実際に巣箱として形になったことを子どもが喜んでいて、その過程を親子で楽しめました」 「木製品がどのような過程を経て、身の回りのものに繋がっているのかなかなか体験できないので参加できて良かったです」 とのご感想を頂きました。 最後はちょっとだけみんなで集まって集合写真。 皆さんも森にお越しの際は、新たな巣箱たちをぜひ見つけてみてくださいね。 午後からは若葉区のニッセの森へ出かけ、巣箱を木にかけ、先月の伐倒時に出た残材を運び出したり、木の赤ちゃんを植えたりしました。 木こりの川村さんが残材をチェーンソーで細かくしてくださるなど、お力を貸してくださりました。 枝運びも子どもたちには楽しい遊び。「こんなに持てたよ!」「見ておっきーい!」とはりきっていました。みんなで残材運びをして、森の奥はスッキリ! 少し休憩してから、木の赤ちゃんを植えました。 穴を掘って土を柔らかくして、 苗の根をほぐして穴に入れます。 土をかけたら、しっかり根付くようよく足でまわりを踏みました。 最後はたっぷりお水をあげて。元気に育ちますように! 森づくりの合間には、思い思いに遊んでいた子どもたち。 今日は素敵な秘密基地とティーピーが出来上がっていましたよ。 次回のニッセの森は、4月4日(日)にイースターパーティーを予定しています。 また近くなったらご案内いたしますので、ぜひ遊びにいらしてくださいね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 子育て支援ステーションニッセHP https://www.facebook.com/nisse.club/ https://www.instagram.com/?hl=ja |