グリーンウッドワーク【スプーン作り】レポート [2017年07月29日(Sat)]
グリーンウッドワーク2日目は、子育て支援ステーションニッセ内でのスプーン作り。
生木を削るところから始める大人のみのプログラムでした。 色鉛筆作りで使った、削り馬・銑に加えて、 足踏みろくろ ![]() 薄丸鑿(うすまるのみ) ![]() スプーンガウジ(彫刻刀) ![]() などの道具も使いました。 先生のご厚意で足踏みろくろの組み立てから見せていただけました。 ねじの位置を変えると子どもでも使える高さにもなるところが魅力的です。 スプーンの材となるのはコシアブラという木です。 やわらかく、削ったときに吸い付くようなもっちり感があるのが特徴です。 工程によって、削り馬と足踏みろくろを使い分け、進めていきました。 足踏みろくろは、足でペダルを踏みこむと、取り付けた材がくるくると回り、そこに薄丸鑿(刃物)を当てるとシュッシュッと気持ちよく削れていきます。 皆無心になって自分のスプーンに向かい合い、静けさの中に木の削れる音だけが心地よく聞こえていました。 完成したスプーンを並べてみると、どれも違い、個性が見えて面白かったです。 ご参加の方からは、 ・コシアブラがすごく柔らかく、銑でするすると削れ、ずっとやっていたかったです。 ・ろくろがとにかく楽しくてもっとやっていたかった。体力も使いましたが心地よい疲れです。 ・最初に手にしたコシアブラの木から、ここまで自分で形作れて達成感でいっぱい! ・うまく削れなかった時も、先生の声掛けに助けられて最後まで頑張れました。 などのご感想をいただきました。 講師のおのちゃん先生、プーさん。きゃしーさん、丁寧であたたかいご指導、ありがとうございました!! |