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2006年08月14日

月島の交番

諏訪では繭倉が取り壊しということだったが、似たようなニュースがまた舞い込んできた。
にっぽんmuseumでは、前期に月島で写真講座を行ったが、その際に皆で何度も撮影した「西仲通の交番」が取り壊されることになったという情報を耳にした。受講されていた伊藤さんから連絡をいただき判ったのだ。

コンクリートブロックを積み重ねた可愛らしい交番は、少し不同沈下を起こしながらも、丸電球を正面に配し、なんとも親しみのある外観を持ち続けていた。前を通るとき誰もがカメラを向けたくなる、そんな表情を持っている。紛れもない月島もんじゃストリートのシンボルであるだけに残念だ。
今、月島における超高層マンションの進出の波はさらに速度を上げて押し寄せてきている。
新しい建設行為を否定するつもりはないが、今あるものの魅力にも目を向けながら街づくりを進められないものだろうか。

あの交番のない月島、何と味気ないことか。

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西仲通にある傾いた交番が無人交番整理のために解体されると2週間くらい前の新聞に出ていました。
おそらく皆さんもお撮りになったと思います。これらの写真はとても貴重ということになりますね。
私が撮った写真は下記です。
http://www.nisfont.co.jp/ito/20060803Kouban
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