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日本も元気にする青年海外協力隊OB会

日本にも貢献したい青年海外協力隊OB・OG有志の会です。
OB会の活動や日本各地で活動を行っている青年海外協力隊OB・OGの活動の紹介をしていきます。


育てる会ニュース4月号スピンオフ動画「『若者と地域のつながり』が”生き続けていく“世界と願って」 [2025年04月28日(Mon)]
育てる会ニュース4月号スピンオフでは、社会貢献事業コーディネーターとして独立して活躍されている丹羽俊策さん(H26/コミュニティ開発/インドネシア)からお話をうかがいました。

丹羽さんのこれまでの活動の軌跡を辿りながら、国際協力への原点、青年海外協力隊での貴重な経験、そして帰国後に注力された日本の子供・若者支援の現場で得られた学びについて語っていただきました。高校時代の音楽体験から「人の役に立ちたい」という強い思いを抱き、国際協力に関心を深めた経緯、日本福祉大学での学びや東日本大震災での活動に関すること、そして2015年から2年間派遣されたインドネシアでの協力隊活動について触れられました。

帰国後、丹羽さんは国内の課題にも目を向け、約六年半にわたり、引きこもりや不登校、家庭環境に問題を抱える若者たちの支援に尽力されました。 その中で、困難を抱える若者にとって「信頼できる大人との繋がり」がいかに重要であるかを痛感し、地域社会における温かい見守りの必要性を強く感じたと語られました。
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2025年5月からは、フリーランスの社会貢献事業コーディネーターとして独立し、NPO法人や社会貢献事業の創出支援、国際理解教育など、幅広い分野で活動されています。 また、青年海外協力隊OB/OGのネットワークを活かし、若者と地域を繋ぐ新たな取り組みにも力を入れているとのことです。
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イベント後半の質疑応答では、参加者から「社会貢献事業コーディネーター」の具体的な活動内容や独立のきっかけ**について質問が寄せられました。 また、地域社会における繋がりや、若者支援の現場で直面する課題、今後の活動へのアイデアなど、多岐にわたるテーマで活発な意見交換が行われました。 丹羽さんは、自身の経験に基づきながら、それぞれの質問に真摯に答えていました。
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今回のオンラインイベントの模様は、動画でご覧いただけます。 丹羽さんの熱意ある語り、そして参加者との貴重な質疑応答を通して、社会貢献への深い洞察と、「繋がり」の大切さを改めて感じていただけるはずです。 ぜひ、下記のリンクから動画をご覧ください。

育てる会ニュース3月号スピンオフ動画「七ヶ浜ワイナリーに込めた想い」 [2025年03月27日(Thu)]
育てる会ニュース3月号スピンオフでは、宮城県七ヶ浜町で七ヶ浜ワイナリーを運営されている箱崎さん(平成20年度2次隊/環境教育/チリ)からお話をうかがいました。

箱崎さんとのワインとの出会いや、任期終了後にチリの商社に勤めたのちに日本でワイン輸入業を行うに至るまでの経緯、そして、七ヶ浜ワイナリーの設立のエピソードや地域とのかかわりなど、現在に至るまでの紆余曲折のお話をお聞きしました。

これから起業を考えている皆さんやワイナリーなどを始めてみたいと思っている皆さん、それにワインが好きな方など、興味深い話が聞けますので、ぜひ、ご覧ください。
箱崎さんの情熱が伝わってくると思いますよ!

報告会の動画はこちらでご覧いただけます。
https://youtu.be/Pg1Hte4PQ38
育てる会ニュース2月号スピンオフ動画「公・民・学で取り組む復興まちづくり」 [2025年02月28日(Fri)]
育てる会ニュース2月号スピンオフでは、福島県新地町において「公民学の共創による持続可能なまちづくり事業」を推進されている杉本(旧姓;臼井)さん(H6-2/珠算/ハンガリー)からお話をうかがいました。

杉本さんからは、協力隊でのハンガリーの経験から現在に至るまでの様々な経験をお話しいただきました。帰国後にはビジョンを描いていなかったという杉本さんですが、複数の大学でのコーディネートの仕事など、その時々の出会いや機会を大切にされてきたことが感じられました。
また、福島県新地町のUDCしんちでの活動も、大学と地域の皆さんをつなぐとても素晴らしい活動で、これからUDCしんちで活動いただける地域おこし協力隊をこれから募集するそうですので、興味のある方は、ぜひ、ご応募ください。

今回のスピンオフには、福島県OV会の皆さんも参加してくださいましたが、杉本さんとお会いするのは、今回が初めてだそうで今後の連携・協働が期待されます。

私達、日本も元気にする青年海外協力隊OB会としても、福島の皆さんとつながることで新たなつながりや動きができればと思いました。

スピンオフの動画は以下のURLよりご覧いただけます。
https://youtu.be/7YMI4Bqtq0s
育てる会ニュース12月号スピンオフ動画「地域でつなぐ幸せのかたち」 [2024年12月23日(Mon)]
育てる会ニュース12月号スピンオフでは、新潟県阿賀町でNPO法人かわみなとを運営されている田実さんからお話をうかがいました。

以下、田実さんのお話の要約です。
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2019年から新潟県の阿賀町に移住し、地域おこし協力隊として活動を開始されました。
阿賀町は、豊かな自然と古き良き文化が息づく町である一方、人口減少や高齢化といった厳しい現実にも直面されています。田実さんは、まず町内の観光資源を活用したインバウンド推進活動や地域の特産品を生かしたイベント企画に取り組まれたそうです。さらに、外部からの移住者支援や、地元住民との交流を深めながら、地域の魅力を再発見し、課題解決のアイデアを具体化されていったそうです。

そして、2020年には同じ志を持つ仲間たちと共にNPO法人「かわみなと」を設立。阿賀町の地域活性化に向けて本格的に活動を開始されました。「かわみなと」の設立に込めた思いは、阿賀町津川地区がかつて会津と新潟を結ぶ重要な川湊として栄えた歴史を受け継ぎ、現代における新たな交差点を創ることだそうです。

現在、田実さんは、町内の日帰り温泉施設の再生・運営を手掛け、観光資源の有効活用を進められています。また、学生寮の管理を通じて、次世代を育む環境づくりにも注力されています。さらに、地域の交流拠点となるブックカフェ兼コワーキングスペースを運営し、地元住民や外部から訪れる人々が集まり、意見を交わし、新たな価値を生み出す場を提供されています。

「阿賀町の自然や文化、そしてそこで暮らす人々の温かさに触れることで、私自身も多くのインスピレーションを受けています」と田実さんは言います。その言葉通り、地域の人々と共に歩み、阿賀町をより魅力的で活力ある場所に変えていくための活動をされています。

田実さんが進める地域づくりは、単なる観光振興にとどまらず、地域の人々が自分たちの力で未来を切り拓くための活動そのものです。今後も「かわみなと」は、阿賀町に新しい風を吹き込み、地域内外をつなぐ架け橋として、その活動を広げていくことになるのだと思います。
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田実さんのお話しの詳細や、参加者との質疑応答の様子は動画をご覧ください。
https://youtu.be/KrjQ6ZsyrdU
【開催報告】キルギス隊員×OVオンライン交流会 [2024年07月26日(Fri)]
7月22日(月)に「キルギス×OVオンライン交流会」を開催しました。このイベントには、キルギスに関係する現役隊員や候補生、OVなど、30名以上の方々にご参加いただきました。

交流会では、まずJICAキルギス事務所から現在の派遣状況についてご紹介いただき、その後、翌日に帰国予定の川合隊員から現地の様子や活動についてお話しいただきました。続いて、3組のキルギスOVが、任期終了後の経緯や現在の活動状況について紹介し、その後、3つのグループに分かれて意見交換を行いました。

同じ任国でのつながりが親近感を生み、各グループではキルギスの話題や帰国後の活動、派遣中の経験について熱心に意見交換が行われました。

青年海外協力隊のつながりは、任国、同期、出身地、職種、帰国後の活動など様々ですが、これらのつながりが多方面で活かされることで、協力隊やOVの活動の幅がさらに広がると考えています。今後もOB会として、様々なつながりを生かす活動をしていきたいと思います。

任国でのつながり、同期のつながり、出身地のつながり、職種のつながり、帰国後の活動のつながりなど、青年海外協力隊のつながり方は様々ですが、こういったつながりが様々なところで生かせるようになると、もっともっと協力隊やOVの活動の幅が広がるのではないかと思います。
いろいろなつながりができるようOB会としても活動をしていきたいと思います。

交流会の様子はこちらからご覧ください。
育てる会ニュース6月号スピンオフオンライン動画「高齢化率日本一の村で、協力隊経験を活かした喫茶店の運営」 [2024年06月19日(Wed)]
育てる会ニュース6月号のスピンオフでは、高齢化率日本一の村でご夫婦(奥さんも協力隊OVだそうです)で喫茶店を営まれている鰐渕さんからお話を聞きました。

帰国してからなぜ地元ではなく遠く離れた群馬の地を選ばれたのか、喫茶店の営業の様子や、地域おこし協力隊と青年海外協力隊との類似点や相似点などについてお話しを伺いました。

地域おこし協力隊や卒業後の歩み、地方への移住、地域における喫茶店経営の状況や可能性など、様々な視点で学びが得られると思いますので、そういったキーワードに興味のある方は、ぜひ、ご覧いただけると嬉しいです。

動画はこちらから(下の画像をクリックしても開きません)
育てる会ニュース5月号スピンオフオンライン動画「日本の新しい教育を創るチャレンジ」 [2024年05月27日(Mon)]
育てる会ニュース5月号のスピンオフでは、帰国後にNPO法人未来をつかむスタディーズを設立され、鎌倉市などで日本の新しい教育を創るチャレンジに取り組まれている河内さんからお話をお聞きしました。

グアテマラで野球隊員として活動しながら感じた葛藤や、なぜ教育の世界に身を投じようと思ったのか、NPO設立や運営の苦労話などを率直に語っていただきました。

また教育という、多くの皆さんにとって関心のあるテーマだったこともあってか、通常1時間半のスピンオフの時間を大幅に延長しての開催となりました。

教育に関心のある皆さんだけでなく、隊員時代の葛藤をどのように乗り越えたかといったお話は、ぜひ、候補生や現役隊員の皆さんにも聞いていただければと思います!
https://youtu.be/LBSHaEqT2-I
育てる会ニュース4月号スピンオフオンライン動画「ソロモン諸島の「村」で日本の課題に向き合う」 [2024年04月24日(Wed)]
育てる会ニュース4月号のスピンオフでは、ソロモン諸島で青少年活動隊員として図書室整備や小学生向けに読書推進活動に携わられた後、帰国後に認定NPO法人カタリバに転職し、文京区青少年プラザ(b-lab)で勤務をしながら任意団体in86s(いんぱるす)を立ち上げ、千葉県八街市にて中高生向けの居場所「ナッツアップ?」を運営している太田さんからお話を伺いました。

ソロモン諸島での子育ての様子やそこで大切だと感じたもの、日本での中高生の支援活動の様子や活動の中で感じている課題やこれからの展望などについて語っていただきました。

参加者の中にも、子育てに関連した活動をされている方もいらっしゃり、この集まりが新たなネットワークづくりのきっかけにもつながりそうです。

詳細については、動画をぜひご覧ください。
https://youtu.be/OP6awPHwZr4?si=W90Xn0FMNCLjB2R5
育てる会ニュース3月号スピンオフオンライン動画「たくさんの人々の想いを受け継ぎ養蚕農家として生きています」 [2024年04月01日(Mon)]
育てる会ニュース3月号のスピンオフでは、コミュニティ開発の隊員としてインドで養蚕農家の組織化と生計向上に携わられ、帰国後の現在は群馬県富岡市で地域おこし協力隊として養蚕業の継承と振興に携わられている市川さんからお話を伺いました。

かつては日本の重要な輸出品の絹をつくるために行われていた養蚕業。現在は国からの補助金でなんとか成り立っている状況だそうなのですが、世界的に見れば養蚕を産業として行っている国もあり、日本から伝えるべき技術はまだまだあるそうです。
また、日本においてもカーボンニュートラルなどの社会の流れの中で、養蚕業の新たな可能性もあるかもしれないとのことでした。
世界と日本両方で同じ産業を見てきたからこそ、見えるものがあるのかもしれませんし、だからこそ、ピンチをチャンスにできるのかもしれないと感じました。
詳細はぜひ動画をご覧ください。

https://youtu.be/x1WHdn1dm9w?si=9vt6Dh0OVnXEV8kj
育てる会ニュース12月号スピンオフオンライン動画「マジョリティ社会との橋渡しとしての外国人相談」 [2023年12月20日(Wed)]
育てる会ニュース12月号のスピンオフでは、大田区の一般社団法人レガートおおたの職員として、外国人の相談窓口での対応などを行われている豊田さんより、協力隊での活動や帰国後の経緯、現在の活動などについてお話いただきました。

外国人相談窓口の存在は知っていても、詳しい業務内容などは知らないことばかりでしたので、とても勉強になりました。ぜひ、様々な立場で外国人支援に関わられている皆さんにも、ご覧いただけると嬉しいですし、そういった皆さんがつながることで、様々な支援の可能性が増えるのではないかと感じています。

今回、既に派遣が決まっている隊員の方や協力隊の試験を受験された方なども参加してくれたのが、とても印象的でした。OVの皆さんだけでなく、派遣される前の方にも帰国後の活動を知ってもらうことで、任国での活動がより充実したものになるのではないかと感じています。
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