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日本も元気にする青年海外協力隊OB会

日本にも貢献したい青年海外協力隊OB・OG有志の会です。
OB会の活動や日本各地で活動を行っている青年海外協力隊OB・OGの活動の紹介をしていきます。


【開催報告】グアテマラ隊員×OVオンライン交流会 [2025年05月19日(Mon)]
5月10日(グアテマラ時間5月9日)に、現役隊員が今後の活動や帰国後のキャリアを考えるきっかけとし、また、現役隊員とOB/OGの交流を通じて、新たな活動の展開や繋がりを生み出すことを目的として、グアテマラ隊員・OB/OG交流会が開催されました。
当日は、20名ほどの現役隊員、OB/OGに参加いただきました。

意見交換セッションでは、報告者の河内さん、若尾さん、太田さんの3つのグループに分かれてディスカッションが行われました。各グループのディスカッションでは、
•帰国後に派遣職種であるスポーツ以外の道を選んだ理由や、学校現場での国際理解促進の重要性について
•起業に至るプロセスや地域づくりの課題解決手法、事業運営における組織基盤や財務戦略の重要性
•隊員活動でマンパワーに頼りがちな状況への対応や専門外活動の経験、人材育成の具体例
などといったことが意見交換されました。

全体での意見交換では、それぞれの「点」の活動を隊員とOBOGとの繋がりによって「線」、そして「面」へと広げることの重要性が述べられ、現役隊員の活動支援や帰国後のキャリアサポートへの期待が語られました。特にコロナ禍で先輩との繋がりが少なかった隊員にとって、「大河に繋がれたような安心感」になったとの声もありました。
また、OB/OGの多様な分野での活躍を聞いて大きな励みになった、協力隊でのどんな経験も必ず将来の自分に繋がることを感じた、オンライン開催で現役とOB/OGの双方向交流が実現した といった感想も寄せられました。

報告者の皆さんからも、協力隊経験が現在の活動の「原点」であり、価値観の構築・再構築に不可欠だったと語り、参加者同士が互いの経験や知見を「活用し合える」関係 を築くことへの期待感が述べられました。

今回の交流会は、グアテマラ隊員×OVのコミュニティの繋がりを深め、今後の活動やキャリア形成における相互支援の輪を広げるきっかけになったのではないかと思います。
今後、隊員×OVのネットワークを広げていければと思います。

当日の様子は以下のYouTubeから確認できます。
育てる会ニュース5月号スピンオフ動画「「恩送り」で広めるお互いさまの街」 [2025年05月19日(Mon)]
育てる会ニューススピンオフでは、マレーシアや福島で「恩送り」の活動をすすめられるとともに、福島と世界をつなぐ「お互いさま」の輪を広げらる活動もされている中鉢さん(旧姓:奥山さん 2015-1/青少年活動/マレーシア)からお話しをうかがいました。
以下、スピンオフでお話しいただいた中鉢さんの話の要約です。

中鉢さんは、マレーシアでの協力隊活動で、人や得意なことを繋げることに自身の強みを見出し、地元の人々に助けられた経験がその後の活動に影響を与えました。帰国後、福島へ移住し、文化背景が違っても「ともだち」として支え合う「ともだち・カワン・コミュニティ」を設立。その中で、受けた恩を本人でなく次の誰かに渡す「恩送り(Pay It Forward)」と出会います。

福島市のBLTカフェなどで体験した「お互い様チケット」や、発案者ハグさんの震災後の原体験に基づく「困った時はお互いさま」という思いに共感。宮城でチケットを発見し、恩送りを広めることが自身の使命だと確信しました。

恩送りはチケットや食材共有、子ども食堂など様々な形に広がり、福島のモスバーガー全14店舗や台湾、ベトナムといった海外にも展開しています。中鉢さんは、この活動を通じて「この世は希望に溢れている」ことを子どもたちに伝えたいと語ります。

恩送りは、見知らぬ誰かと繋がり助け合う「外の世界」の変化と、日常の幸せに気づく「内なる世界」の変化をもたらすと強調。特に「内なる世界」の変化はすぐに意識できると言います。活動継続には「なぜやるのか」という「腹落ち感」や「感情的なイエス」が大切という話もありました。

中鉢さんの温かい言葉と情熱に触れ、「恩送り」が心と世界を豊かにする可能性を強く感じました。ぜひ皆さんも、身近なところから「恩送り」を意識してみてはいかがでしょうか。

今回のスピンオフの動画は、以下のリンクからご覧いただけます。

【開催告知】「若者と地域のつながりに関心のある協力隊OVの会(仮)」vol.5 [2025年05月04日(Sun)]
「若者と地域のつながりに関心のある協力隊OVの会(仮)」vol.5を開催します。

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新年度はじめの「若者と地域のつながりに関心のある協力隊OVの会(仮)」。
第5回目となる今回は初のフリートークの場として、参加者の皆さんと
気楽に楽しく語り合う会にしたいと思います。

本会も5回目となり、毎回参加してくださる方…はじめましての方…と
このテーマに関心を寄せてくださっている皆さんとに毎度お集まり
いただいておりますが、今回はいつもの話題提供者の語りからの深堀ではなく、
参加者のみなさまの日頃の取り組みや、関心を自由にたくさんお話し
いただく場にできたらと思います。

もちろん進行はいつもの通り、発起人が務めますので、
気楽にご参加いただけたらと思います。

みなさんの語りから、見えてくるものは何か…
未知だからこそ楽しみなフリートークの場、ぜひご参加ください!

<開催日時>
2025年5月20日(火)19:30~21:00 (JST)
※ZOOMを使用したオンラインイベントです
※応募フォームに参加申し込みいただいた方に個別で
 当日のZOOM-URLをお送りします
※締め切り:5月17日(土)まで

☆ご応募はこちらから☆
https://forms.gle/C6f7CED5LBys2fSF6

お問い合わせ:
事務局 丹羽 md140119(あっと)n-fukushi.ac.jp
Vol.77「「恩送り」で広めるお互いさまの街」 [2025年05月01日(Thu)]
育てる会ニュースリレー寄稿第77回目は、マレーシアや福島で「恩送り」の活動をすすめられるとともに、福島と世界をつなぐ「お互いさま」の輪を広げらる活動もされている中鉢さん(旧姓:奥山さん 2015-1/青少年活動/マレーシア)からの寄稿です。
ぜひご覧ください。



また、スピンオフとしてリレー寄稿の執筆者が記事には書ききれなかった想いや裏側についてお話しするオンライントークイベント「記事の裏側お話しします」も開催します。
隊員時代から現在に至るまでの経緯や、恩送りやお互い様の活動に込められた思いもうかがうことができると思いますので、ぜひ、ご参加ください。
※中鉢さんが出版される本の出版記念を兼ねて開催いたします。

●日時;2025年5月12日(月)19:30〜21:00
●会場;オンライン(Zoom)
●参加費;無料
●申込;以下のURLに必要事項を記入の上、お申し込みください。
https://forms.gle/AEP6o39bv14nGWQ16
育てる会ニュース4月号スピンオフ動画「『若者と地域のつながり』が”生き続けていく“世界と願って」 [2025年04月28日(Mon)]
育てる会ニュース4月号スピンオフでは、社会貢献事業コーディネーターとして独立して活躍されている丹羽俊策さん(H26/コミュニティ開発/インドネシア)からお話をうかがいました。

丹羽さんのこれまでの活動の軌跡を辿りながら、国際協力への原点、青年海外協力隊での貴重な経験、そして帰国後に注力された日本の子供・若者支援の現場で得られた学びについて語っていただきました。高校時代の音楽体験から「人の役に立ちたい」という強い思いを抱き、国際協力に関心を深めた経緯、日本福祉大学での学びや東日本大震災での活動に関すること、そして2015年から2年間派遣されたインドネシアでの協力隊活動について触れられました。

帰国後、丹羽さんは国内の課題にも目を向け、約六年半にわたり、引きこもりや不登校、家庭環境に問題を抱える若者たちの支援に尽力されました。 その中で、困難を抱える若者にとって「信頼できる大人との繋がり」がいかに重要であるかを痛感し、地域社会における温かい見守りの必要性を強く感じたと語られました。
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2025年5月からは、フリーランスの社会貢献事業コーディネーターとして独立し、NPO法人や社会貢献事業の創出支援、国際理解教育など、幅広い分野で活動されています。 また、青年海外協力隊OB/OGのネットワークを活かし、若者と地域を繋ぐ新たな取り組みにも力を入れているとのことです。
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イベント後半の質疑応答では、参加者から「社会貢献事業コーディネーター」の具体的な活動内容や独立のきっかけ**について質問が寄せられました。 また、地域社会における繋がりや、若者支援の現場で直面する課題、今後の活動へのアイデアなど、多岐にわたるテーマで活発な意見交換が行われました。 丹羽さんは、自身の経験に基づきながら、それぞれの質問に真摯に答えていました。
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今回のオンラインイベントの模様は、動画でご覧いただけます。 丹羽さんの熱意ある語り、そして参加者との貴重な質疑応答を通して、社会貢献への深い洞察と、「繋がり」の大切さを改めて感じていただけるはずです。 ぜひ、下記のリンクから動画をご覧ください。

【開催案内】地域で活動する青年海外協力隊OBOGのつどいオンライン+OB会総会 [2025年04月22日(Tue)]
「帰国後もつながっていたい」「地域での活動をもっと広げたい」
そんな想いを持つOBOGの皆さん、ぜひ一緒に語り合いませんか?

今年も、地域で活躍しているOBOGが取り組むユニークな実践を共有し、仲間同士で刺激し合える【OBOGのつどいオンライン】を開催します!
また、令和6年度の活動をふりかえり、令和7年度の方針をみなさんと共に考える【OB会総会】も同時に行います。

日時;6月5日(木)19:30〜21:30
場所;オンライン開催(Zoom)

プログラム(予定)
1.令和6年度 OB会活動報告
2.OBOGのつどいオンライン「地域の活動について話し合おう」
各地で活躍するOBOGの皆さんから話題提供いただき、グループに分かれて自由に語り合っていただきます。
OBOG同士のつながりを深め、自分の活動にもヒントを持ち帰れる機会です。

「ちょっと待った!職場でできる再利用」
山田規央さん(H18-1 タイ/理学療法士)
捨てられそうな車いすやバレーボールユニフォームを“もったいない”の心で救い出し、任地や国際協力の現場へ届ける活動。その舞台裏を共有しながら、資源の循環や活動実践のヒントなどについて語り合います。

「海外での知恵を日本の地域課題に活かす」
栗野泰成さん(H26-2 エチオピア/体育)
協力隊で得た知恵や工夫は、今の日本の地域でも役に立つ!
“チョイふる”での実践例をヒントに、皆さんの地域での取組みも持ち寄って、学びとアイデアを深めましょう。

「技能実習生と地域の共生へのチャレンジ」
梅谷菜穂さん(2017-3 ラオス/コミュニティ開発)
加藤友章さん(2018-1 ラオス/コミュニティ開発)
技能実習生が地域とつながり、互いに学びあう拠点づくりに挑戦!
実習生と地域住民が“共に生きる”場をつくるには?拠点づくりや地域の人との協奏などについて、参加者みんなでアイデアを出し合いましょう。

3.令和7年度 OB会活動計画づくり
皆さんがOB会でやりたいことを聞かせてください!

申込

以下のURLより申込みください。
https://forms.gle/J7ke96skAenodZ1K8

協力隊の経験は、帰国してからも活き続けるもの。
そして、その想いを共有できる仲間が、全国にいます。

オンラインで気軽に参加できますので、ぜひ一緒に、語り・考え・つながる時間を過ごしましょう!

【参加者募集!】グアテマラ隊員×OVオンライン交流会 [2025年04月10日(Thu)]
昨年のキルギス隊員×OVオンライン交流会に引き続いて、グアテマラ隊員×OVオンライン交流会を開催します!

オンライン交流会では、グアテマラの協力隊OVの帰国後の活動などについて共有し、交流を図ることで、派遣中の隊員や隊員候補生が派遣中の活動や帰国後のキャリアを考えるきっかけとすると共に、現役隊員や候補生、OVの交流により、グアテマラや日本国内における新たな活動の展開へとつながればと考えています。

日時;令和7年5月 9日(金)19:00〜21:00(グアテマラ時間)
   令和7年5月10日(土)10:00〜12:00(日本時間)
参加対象者;JICA海外協力隊グアテマラ隊員、OV、候補生
※グアテマラ以外のJICA海外協力隊関係者もオブザーバー参加が可能です!

プログラム
1. グアテマラの派遣状況
2. グアテマラOVによる帰国後活動報告
  [報告者予定]
  ・河内智之氏;H8-1/野球、NPO法人未来をつかむスタディーズ(教育) 
   https://www.mirasuta.org/
  ・若尾健太郎氏;H16-1/村落開発、潟ニココ(まちづくり)
   https://www.facebook.com/wakao.kentaro/
  ・太田旭氏;2012-2/栄養士、(一社)オルスタ代表理事(国際協力、栄養、保健など) 
   https://allsta.jp/
3.意見交換会等
4.まとめ

申込;以下のURLよりお申し込みください。(締切5/6)
https://forms.gle/H92yaoudJjz1MbM99

Vol.76「『若者と地域のつながり』が”生き続けていく“世界と願って」 [2025年04月01日(Tue)]
育てる会ニュースリレー寄稿第76回目は、帰国後に認定NPO法人アジア車いす交流センター職員としてインドネシア事業や広報事業を担当したのち、(一社)草の根ささえあいプロジェクトへ入職。名古屋市子ども・若者総合相談センターオープンスペースMoi Moi管理責任者、なごやヤングケアラーコネクトPocket、居場所・スペース協働会議(居場スぺ ! )等の設立に従事され、2025年春にフリーランスの社会貢献事業コーディネーターとして独立して活躍されている丹羽俊策さん(H26/コミュニティ開発/インドネシア)からの寄稿です。
ぜひご覧ください。



また、スピンオフとしてリレー寄稿の執筆者が記事には書ききれなかった想いや裏側についてお話しするオンライントークイベント「記事の裏側お話しします」も開催します。
隊員時代から現在に至るまでの経緯や様々な活動を経て独立までの苦労話などもお聞きできると思いますので、ぜひ、ご参加ください。

●日時;2025年4月24日(木)19:30〜21:00
●会場;オンライン(Zoom)
●参加費;無料
●申込;以下のURLに必要事項を記入の上、お申し込みください。
https://forms.gle/wVVqjBvPWXFfGdyb6
育てる会ニュース3月号スピンオフ動画「七ヶ浜ワイナリーに込めた想い」 [2025年03月27日(Thu)]
育てる会ニュース3月号スピンオフでは、宮城県七ヶ浜町で七ヶ浜ワイナリーを運営されている箱崎さん(平成20年度2次隊/環境教育/チリ)からお話をうかがいました。

箱崎さんとのワインとの出会いや、任期終了後にチリの商社に勤めたのちに日本でワイン輸入業を行うに至るまでの経緯、そして、七ヶ浜ワイナリーの設立のエピソードや地域とのかかわりなど、現在に至るまでの紆余曲折のお話をお聞きしました。

これから起業を考えている皆さんやワイナリーなどを始めてみたいと思っている皆さん、それにワインが好きな方など、興味深い話が聞けますので、ぜひ、ご覧ください。
箱崎さんの情熱が伝わってくると思いますよ!

報告会の動画はこちらでご覧いただけます。
https://youtu.be/Pg1Hte4PQ38
Vol.75「七ヶ浜ワイナリーに込めた想い」 [2025年03月01日(Sat)]
育てる会ニュースリレー寄稿第75回目は、宮城県七ヶ浜町で七ヶ浜ワイナリーを運営されている箱崎さん(平成20年度2次隊/環境教育/チリ)からの寄稿です。
ぜひご覧ください。


また、スピンオフとしてリレー寄稿の執筆者が記事には書ききれなかった想いや裏側についてお話しするオンライントークイベント「記事の裏側お話しします」も開催します。
隊員時代から現在に至るまでの経緯やワイナリー開業までの苦労話などもお聞きできると思いますので、ぜひ、ご参加ください。

●日時;2025年3月26日(水)19:30〜21:00
●会場;オンライン(Zoom)
●参加費;無料
●申込;以下のURLに必要事項を記入の上、お申し込みください。
https://forms.gle/ByW9qfKkYs8Y4U3Q8
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