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一昔前に比べ、子育てはとても難しくなっています。
私が専業主婦で30年以上前に子育てをやった時も煮詰まりましたが、今はさらに母親は孤立化しています。周りの大人のちょっとした優しさ・心遣いで母親たちをサポートしていきましょう。ちょっとした手助けが必要なお母さんと先輩ママが手をつなぐための「場」です。
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笑いに包まれたビジターデー [2020年02月15日(Sat)]
ホームスタートは日本全国に100カ所余りあり、スキームと呼ばれる独立した団体が10を超える東京都や埼玉県では毎年各スキームのビジターさん(実際に家庭訪問をするボランティア)の交流が行われています。千葉でも野田市、佐倉市、船橋市に3つのホームスタートがあるので、千葉県での初めてのビジターデーを開催しました。

午前中は埼玉県立大学の市村彰英教授による講演「家庭訪問による子育て支援の魅力について」。昨年、埼玉でのワークショップに参加して先生に魅了された船橋のメンバーのラブコールに先生が応えてくださり、実現しました。

傾聴というと難しく考えがちですが、訪問するビジターさんが子育て中のお母さんとお話をする時に、たとえば「孤立感」と言っても「話し相手がいない」、「外出できない」、「育児が分からない」、「親と地理的・心理的に遠い」とお母さんによって意味するところが違います。そこを丁寧に「教えていただき」、「お話を伺って」いるうちにお母さん自身がどうしたいのか気が付いていきます。一緒に佇んで、「語らない」傾聴もあります。グーリシャン、ヤーコ・セイックラらの理論を普段の生活に結びつけて説明してくださり、私には腑に落ちる体験となりました。

参加した皆さんの満足度が高かったことはアンケートにも表れ、午後の交流の時の「初対面とは思えない親近感と一体感がありました」という感想にまさしく!と思いました。

講座の中で、自分が短所と思っていることに「○○の才能がある人」とつけてみるワークもしました。「せっかちという才能がある人」を「スピード感がある」、「決断力がある」、「任せられる」、「まわりを楽にさせてくれる」人とリフレミング(言い換え)をすると、なんだか楽しくなってきます。どんな光を当てるかで印象が変って来る体験をして、各チームは笑いに包まれ、これからの訪問でもそれぞれ活かしていけそうです。


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Posted by 二宮 at 20:47
ホームスタートの仲間 [2019年12月17日(Tue)]
ホームスタートは家庭訪問型の子育て支援として1970年代にイギリスで始まり、日本には2006年に紹介されました。手助けを必要としているお母さんをどうしたらサポート出来るのか、いろいろ考えていたいくつかのグループの代表がイギリスまで勉強に行って学び、日本にあうよう工夫して日本各地で活動を始め、今年で10年。

10周年をお祝いする会が先日江東区の森下文化センターで開催されました。日本各地から参加した人も含め250人が集まり、交流。当日会場に来られないメンバーのために、中継でつないだ「世界中の子どもたちが」のリレー合唱もありました。それぞれの地域で子どもとママの笑顔のために元気に頑張っている仲間の映像と歌声を聴いているだけで、こちらも元気になりました。

「以前に利用したママたちもホームスタートの訪問を振り返るお手紙を読んでくださり、それをきいていた参加者も涙、涙。」とある参加者がご自身のフェイスブックで紹介されました。参加して、ますますこの活動を大事に大事にしたいという彼女にまったく同感!
私もライフワークとして、出会いを楽しんで活動を続けていきます♪


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利用された方のお話

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チャリティーグッズを見ながら交流
Posted by 二宮 at 23:21
しゅっぽっぽの報告会 [2019年09月14日(Sat)]
ホームスタートになって3年目を迎え、現状を知って頂こうと9月13日にしゅっぽっぽの報告会を開催しました。ホームスタート(HS)の活動を他県で取材したものを10分ほど映像で見た後、活動の概要を説明しました。

その後、実際に利用された方の感想を伺いました。インタビュー形式で、3人の方がそれぞれ「利用のきっかけ」、「来てもらってどうでしたか?」、「何か印象に残ったことは?」といったことをとてもざっくばらんに話してくださいました。3人ともお子さん2人ずつを連れての参加になり、「子どもの声が聞える会場って、いいですよね」という感想もありました。

ビジターさん2人も同様にご自分の体験や活動してみての気付きを話してくれました。ある利用者さんが訪問から2年たった時に引っ越し先から「あの時は本当に助かりました」とホームページ経由でメールをくださり、それを受け取ったビジターさんからとても嬉しかったという発言もありました。今年度助成金を頂いたキリン福祉財団の北村副事務局長も参加して、エールを送って下さいました。ホームスタート仲間の野田のHSゆっくっくと佐倉市のHSさくらからも応援に駆けつけて下さり、台風の影響で11日まで停電していたというさくらさんの参加はナイスサプライズでした。

HSの10周年を記念して各地のHSがコメントや動画をHSジャパンのホームページに上げています。しゅっぽっぽのメンバーはそれぞれの思いを汽車に乗せました。
* 世界中の大切な子どもとママをそっと包みたい
* ママの心の癒しになりたい
* ママと子どもの笑顔から幸せを分けてもらっています
* ママも子どもも私も成長できるのが最高

同じ活動なのに、さまざまな動機で参加し、それぞれが手ごたえを感じているHSに巡り合った幸せを感じた一日でした。


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Posted by 二宮 at 23:37
一番近くにいるお母さんだからこそ [2019年06月13日(Thu)]
6月10日に乳幼児の救命救急法の講座を開催しました。
女性インストラクターの説明とデモンストレーションのあと、参加者全員が幼児と赤ちゃんの人形を使って救命救急法を実践しました。すべてのコンビニに設置されているというAEDもふだん使う機会はなかなかないので、一度使っておくといざという時に安心です。

今年で3回目の講座は大人気。今回も「ふなっこナビ」、「Mamachi」、「ちいき新聞」の情報や、児童ホームや産院などに置かせて頂いたチラシを見てお申込みをいただきました。定員後にお断りした方々には申し訳なかったです。消防署などでも年に何回か乳幼児の救命救急法の講座は開催されていますが、通常、保育はついていないので、小さいお子さんがいるお母さんには参加しにくい場合もあります。

乳幼児に一番近いところにいるお母さんだからこそ体で覚えていつでも使えるようになってほしいという思いで、今回も生後2ヵ月から2歳のお子さんまで19人がお母さんとともに参加しました。人見知り期で泣いてしまうお子さんもいましたが、各グループでお母さん同士やスタッフが交代でお子さんのお相手をしたので、全員の方が幼児と赤ちゃんの人形とAEDに実際に触り、誤飲時の気道異物除去法なども学べました。

40人を超える親子が参加した2時間の講座をスムーズに終えられたのはホームスタート・しゅっぽっぽのビジターさん10人の活躍があってのこと。各グループの動きや全体に目配りをして臨機応変に動いてくださり、感謝!終了後のアンケートに「子ども2人連れで不安でしたが、スタッフの方々にも見ていただけて助かりました」とか「AEDを初めてさわれて良かった。子どもにも目配りして頂けて、心もリフレッシュ黄ハートできました」などの感想もあり、主催者の一人として嬉しかったです。

マイクの使用など次回に向けての改善点もありました。現在は年に1回の開催ですが、定員後に申し込まれた方や、パパも参加したいとのご要望もあるので、年に複数回の開催も考えていきます。


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皆で熱心に見学

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まずは実践!

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ようこそ!
Posted by 二宮 at 21:48
子育て応援メッセは大盛況 [2018年10月15日(Mon)]
第16回の子育て応援メッセinふなばしは大盛況でした。参加者は800名を優に超え、60数枚のアンケートからも親子で楽しんだ様子が伝わってきました。

妊婦さん向けのプログラムもあり、「これから出産ですが、勉強になりました」という参加者の声は実行委員としてうれしかったです。「普段働いているので、子どもと遊ぶ時間をとれて良かったです」というお母さんの声をはじめ、親子でコンサートに参加したり、手作りおもちゃに挑戦したり、親子クッキングやカラダオーケストラを楽しんだりとワクワクする時間だったことが伝わってきました。

今年はパパの姿が一段と目立ち、ご夫婦で参加だけでなく、2人のお子さんと参加して「ママは自宅」と答えたパパもいらっしゃいました。16年前から参加している実行委員の一人は、「最初の頃はママと子どもとおばちゃんばかりで、大人の男性の姿は会場に見えませんでしたねぇ」。時代と共に子育てが変わっていく様子が実感できる言葉でした。

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いざ出陣!オープニング前の全員集合

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親子で演奏を楽しみました

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Posted by 二宮 at 23:32
子育て応援メッセは大盛況 [2016年10月20日(Thu)]
青天の一日、子育て応援メッセは大勢の親子さんが参加して、大盛況でした。

入場者は大人と子どもを合わせて787人。うちお父さんが109人。例年にくらべお子さんを抱いているお父さんの姿が目立ちました。相談コーナーでも「二人で子育てをしているという印象を持った」と小児科の先生。

絵本の展示の部屋は300名を超える親子が入れ替わり立ち替わり快適な部屋で読み聞かせや紙芝居を楽しみ、自分のお気に入りの絵本を選んで熱心に見ていました。

命の学習に参加した小学生や中学生がふれあい交流で、真剣な表情で生まれて初めて赤ちゃんを抱いてみました。

昔遊びや工作、会場に出没する忍者を探す忍者ごっこもあり、遊び心もいっぱい。

情報展示ブースのしゅっぽっぽのコーナーも「無料がありがたい」、「自宅に来てもらって、大人と話しながら子育てができるのがいい」という参加者の声が聴かれました。
市長も各コーナーを熱心に視察され、しゅっぽっぽでも「市役所も一生懸命やっているが、行政がすべて出来るわけではないので、民間のきめ細かい支援と連携していけるのが望ましいですね」と話されていました。

子どもにとって、より住みやすい船橋にしていくために、出来ることからしていこうと終了後のまとめの会で、参加団体で確認しあいました。とっても充実した一日でした。

IMG_0906.JPG開館前の打合せ

IMG_0907.JPG しゅっぽっぽのコーナー

IMG_0912.JPG 情報展示ブース
Posted by 二宮 at 22:50
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