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世界各地で車いすが活躍しています [2009年10月09日(Fri)]

  ニンジンでは、心身障害児総合医療療育センターのご協力をいただいて、使用済となった子ども用車いすをモンゴルへ持っていくために収集しています。夏にモンゴルへ運べる数には限りがあるため、一部はJICAの「世界の笑顔のために」プログラムを通じて、青年海外協力隊員のもとへも寄贈しています。昨年6月末、車いす8台、歩行器1台をJICA倉庫へ搬入しました。送り先はわからなかったのですが、時折、隊員からの礼状が届きます。アジアはもとより、アフリカや南米までこんな遠いところに行って、日本で使用済みとなった車いすが喜ばれ、活躍している様子がわかり、お送りできてよかったとうれしくなります。
 
 お礼状を送ってくださった隊員の方々は、

・ベナン共和国アラダ市  アラダ福祉センター 村落開発普及員 高原真理さん


  配属先のセンターと共に障害者の選抜、利用規約を作って、2008年11月10日に車いすの引渡し式をしたとのことです。センターまで家族に抱えられていたり、地面にひざと手をつき這って来た人もいたそうで、車いすを受け取って、本人も家族も本当に喜びその表情は希望に満ちていたとのことです。
  右は、手紙と一緒に届いた写真です。

 

・ネパール、カトマンズ   国立病院 理学療法士 平岩敏志さん

  ネパールで最大・最古の国立病院で420床のベッド数があるそうですが、整形外科病棟
に壊れかけた車いすが1台しかなく、本当に困っていたそうです。

・ブラジル 日系老人施設「あけぼのホーム」  
  JICA日系社会青年ボランティア 高井奈穂さん

  ブラジルの車いすは大きな型のものが多く、体の小さな日本人には合わないものばかりで、入居者の生活にも支障をきたすことが多々あるそうです。日本からはるばる来た車いすに入居者の方が大変感激されたそうです。

 隊員の皆さん、健康に気をつけてご活躍ください。