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30日モンゴルのろう学校生、職場訪問 [2010年05月01日(Sat)]

「ひよこっち」の橋本さんから30日の報告です。
*****
30日は、本当に歩き回った1日でした。モンゴルの学生たちが行った4ヶ所はどこもVIP対応をしてくださいました。

朝8時半に行った時には、まだシャワーを浴びている状態でした。戸山サンライズへは最後の宿泊だったので片付けをして、朝食はコンビニで購入しました。切符を購入している間に食べ終えて、四ツ谷へ向かいました。

10時ピッタリにろう者の弁護士さんのいらっしゃる都民総合法律事務所に伺いました。約1時間、バーサンジャウ先生の通訳でお話が生徒に理解されていきました。



弁護士さんからは、「手話通訳を使えばきちんと仕事ができること」「日本でもかつてのろう者は差別をたくさん受けてきたけど、今はすべてイコールとは言えないけど、近づいてきたこと」など話してくれた。モンゴル側からは「裁判では通訳がいなくて大変だ」と言っていました。最後はビルの入口まで見送ってくださいました。



ケンタッキーに感動しながら食べた後、ホテルニューオータニへ。まず、客室でろう者3人によるベッドメイキングの説明と実演がありました。案内してもらった部屋が、一泊120000円だったため、かなりビックリしていました。



そして、ろう者の調理師さんが下準備をしているところに行き、話をしました。毎日7時には職場に来て仕事をしているそうです。また、スープ・魚・肉の作っているところや氷を彫刻するところを見学しました。最後に日本庭園を散策させていただきました。滝やら橋などひとつひとつに喜びカメラを向けていました。

赤坂見附駅から旗の台駅に行き、昭和大学病院に行きました。白衣姿のろう者の薬剤師さんが迎えてくれました。薬剤部の中まで入り、薬が作られるまでや処方箋から薬を渡すまで、聞こえない人達が安心して来れる病院を目指して頑張ったことなどを話してくれました。「なぜ薬剤師になりたいと思ったのか?」「日本には薬剤師が何人いるのか?」と聞いていました。



その後、移動して祐天寺駅でひよこっちのメンバー(ホームステイ受け入れ)のみんなと会い、一緒に聴力障害者情報文化センターに向かいました。こちらでは職員や理事の方々が全員で迎えてくださいました。(すごかったです…!)
所長さんからセンター設立の目的などを話していただきました。見学をしながら、「国連が話し合い、手話が音声と同じ扱いになること」「火災報知器も4月から義務化されたが、ろう者は音ではなく臭いや光で知らせてくれること」など話してくれました。
カウンセリングやさまざまな活動をしていることにビックリしていました。モンゴルにはろう者が4000人いること、字幕放送がまだまだ少ないこと…なども所長さんとの会話でわかってきました。

祐天寺駅に6時に戻り、すべてのホームステイ先に引き渡しました。朝以外はすべて予定時間通りにすすみました。
橋本は帰宅後、メンバーの車に乗せてもらい、戸山サンライズへスーツケースを取りに行き、学校・肉のハナマサ・ドンキホーテに行き、荷物や買い物をしていました。帰宅が1時40分、寝たのは3時頃でした。

聞こえる先生は英語も手話もなかなかできないので大変だと思います。チャップリンもかなり眠そうですが、他のみんなは元気です。
今日はホームステイ先で貴重な体験をして、5時頃に野島公園にある野島研修センターに来ます。
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