6/7、今市図書館にて那須町で絵本屋・Cafe ぷーじ&ぷーば営をまれている山元寿美子さんを講師に迎え、絵本についてお話いただきました。
時代の流れ、子供の成長のスピードも早くなり、どうやって育ていけば良いのかこまってしまう、そんな時は絵本の力を借りましょう。想像力を豊かにし、色々な経験をさせてくれる本を親子で読んでいきたいものですとのこと。
・地域性
「まつり」 鹿沼の屋台祭りが舞台
「きんいろのきつね」那須野原に伝わる「殺生石物語」
・季節感
・教科書に載っていた作品、その作家の別の作品
写真絵本、科学絵本も子ども達は喜んで見てくれます。
「田んぼのコレクション」
「鳥の巣ものがたり」
「むしのうんこ」
詩の朗読
茨木のり子 長田弘
「貝の子プチキュー」「きみがしらないひみつの三人」「おじさんのかさ」「おぼえていろよ大きな木」「リンドバーグ 空飛ぶねずみの大冒険」「旭川」「ヒトに問う」など、たくさん紹介していただきました。
毎年夏休み前に出される課題図書も読んでみましょうとのこと。
今にあった年代別の本を選んおり、物語、ノンフィクション、科学本、バランスよくあるので、全部読んでみると何か見えてくるものがあるのでは・・・
学校の図書室においてほしい本
「しごとば」細かい部分の描写が見事。仕事場を題材としていることから、小学生の社会科の題材に役立つでしょう。
「絵本ごよみ二十四節気と七十二候 春―美しい日本の季節と衣・食・住」知れば知るほど豊かになれます。
最後によんでいただいた、かがくいひろしさんの絵本
「うめじいのたんじょうび」
「なつのおとずれ」
ユーモアがあり愉快な絵本で、こどもたちも大喜びします。
お話会の最後に楽しかったと思えるような詩を…
みどりのみどりの森の中 みどりのみどりの小人が五人
みどりのみどりのこけのじゅうたん みどりのみどりの小人が四人
みどりのみどりの泉のほとり みどりのみどりの小人が三人
みどりのみどりの葉っぱのかげに みどりのみどりの小人が二人
みどりのみどりの草の上 みどりのみどりの小人が一人
みどりのみどりのそよ風吹いて みどりの小人はもういない
おはなしおはなし お・し・ま・い
季節の手遊び「蛙の夜回り」
山元さんの温かい人柄のあふれる、素敵な講習会でした。
那須町図書館では、毎月第三火曜日を絵本楽習日(学習ではなくて)として、山元さんを中心に絵本の話をしているそうです。どなたでも参加できるそうなので、日光市読書ボランティア連絡会でも、ぜひ行ってみたいと思いました。
(記事 増渕)
(ブログ担当:ますかわ)

