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ラテン日系留学生

私たちは中南米で生まれ育った日系人です。
現在、日本財団から奨学金をいただき、それぞれの夢の実現のために日本で猛勉強中です。
「中南米日系人から見た日本」をテーマに、31人のラテン日系留学生が毎週記事を掲載します。乞うご期待!


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魂が震える [2019年09月19日(Thu)]

森美術館では、10月27日まで「塩田千春 魂が震える」展が開かれています。
テーマの「魂が震える」には、言葉にできない感動で 魂が震える心の動きを
伝えたいという作者の思いが込められています。

 中でも黒や赤の糸を空間全体に張り巡らせたインスタレーションにとても魅力があります。
『黒は広大に広がる深い宇宙を、赤は人と人を繋ぐ赤い糸、または血液の色を表する。
まるで私の中の心の宇宙と、外の宇宙を繋ぐ様に、糸は絡まり、時にピンと張りつめる。
その関係性は いつまでも途絶えることがない。』

 このインスタレーションで最初に見えるのは、赤い屋根の部屋です。
中に入ると糸がよく見えます。最初に考えるのはアーティストがどの様に、糸を張り巡らしたかです。
さらに 考えていくと、糸一本一本に人生で どれだけたくさんの人と知り合ったのか?どの様な経験をしたのか?
それらの出会いや経験がどの様に 今の自分を作っているか、そんなことを考えました。
見る人に、この様な想像を与える作品はあまりないと思います。

 この展覧会はインスタレーションだけでなく、彫像や絵や動画などのアートを見ることもできます。アーティストの姿絵の様に 彼女の宇宙に包まれた様に感じることができます。
そして 自分の宇宙について考えさせられます。



 興味があれば是非この展覧会にいらっしゃってください。


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マリアナ
16期生・メキシコ
Posted by 日系留学生管理者 at 11:19 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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