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ラテン日系留学生

私たちは中南米で生まれ育った日系人です。
現在、日本財団から奨学金をいただき、それぞれの夢の実現のために日本で猛勉強中です。
「中南米日系人から見た日本」をテーマに、31人のラテン日系留学生が毎週記事を掲載します。乞うご期待!


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大学院生活 [2017年04月16日(Sun)]
みなさん、こんにちは。
13期生の清野さゆりです。
4月になりまして無事に大学院に入学することができました。
大学院としての生活はまだ2週間目ですが、とても辛いです。
大学のホームページには日本語と英語で勉強できると書いてあったので今の大学院を選ばせてもらったのですが、実際は英語の科目はほとんど存在せず、あったとしても単位にならないので取る意味がないです。
そういう理由で全授業日本語で受けています。
その授業では私に日本人としてのレベルを求められます。
特に一番辛いのは指導教員の授業です。一番私の留学生である立場を知っているはずの先生なのに他の日本人のクラスメートも驚くほど私に日本人としてのレベルを求められています。
漢字が読めない自分にしては教科書を読むのに精一杯なのに本に載っていない事件判決や論文、条文などを細かく説明するレポートを提出するように言われました。週に2つのレポート、ゼミの準備。指導教員だけでやることいっぱいです。そして、自分なりにすごく頑張ったものを出したら、「全然不十分だ、学部生じゃないから」など言われました。
先生が悪いというわけではありません。もちろんできない自分が悪いです。
それが悔しくて悔しくて自分のことが嫌いになりそうです。
そして、少し親を恨んでしまいます。「ブラジルに帰らずずっと日本にいたら私も漢字読めたのに」なんて思います。そんな風に人のせいにしてしまう自分も嫌いです。
嫌いですが、今は何もできません。先生に怒られ続ける日々を我慢し、いつか漢字が読めるようになって先生の要求に応えられるようになることを期待するしかないです。

清野さゆり
13期生
ブラジル
Posted by 日系留学生管理者 at 13:43 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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