皆さん、こんにちは!お元気にお過ごしでしょうか?
今回はちょっと帰国しました、そして家族と一緒にメキシコの北にあるチワワ州にある峡谷、Barrancas del Cobreに行ってきました。この峡谷の一つの有名な理由は、半遊牧民のララムリ民族が住んでいる場所だからです。ララムリの意味は「軽い足を持つ者」「速く走る者」で、住んでいる峡谷から町に行くために何日間も走ると言われる民族です。しかも、だいたい裸足、あるいは自分で車のタイヤを使用して作った草履を使います。
この峡谷の見どころのひとつは珍しい形の岩のフォーメーションです。これは以前河が通ってたので、浸食でそんな形になったと言われます。ちなみに、キノコやカエルや修道士や象の形をした岩が見れて、とても面白かったです。
もう一つの見どころは峡谷に辿り着くための汽車、「チェペ」です。この汽車はチワワから太平洋へ行く汽車で、それを元に名づけられました:チワワ(Chihuahua)の「Ch」と太平洋(Pacífico)の「P」を取り、間に「e」を入れて「Chepe」になりました。この汽車の見どころは、峡谷の風景を見ながら、橋を37橋とトンネルを86本を通ることです。
さらに、峡谷にはメキシコの一番高いパーマネントな滝と一番高い季節的な滝があります。一つ目は243mの「Basaseachiの滝」で、季節的な滝は453mの「Piedra Voladaの滝」です。今回はBasaseachiにしか行けなかったのですが、凄くきれいで迫力は凄かったです。次回はできればPiedra Voladaにも行ってみたいです。
と言うことで皆さん、もしメキシコの北の方に行く機会がありましたら、是非Barrancas del Cobreに行ってみてください。絶対後悔しないと思います。
それでは、また次回!
14期生
メキシコ
南重松行紀