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ラテン日系留学生

私たちは中南米で生まれ育った日系人です。
現在、日本財団から奨学金をいただき、それぞれの夢の実現のために日本で猛勉強中です。
「中南米日系人から見た日本」をテーマに、31人のラテン日系留学生が毎週記事を掲載します。乞うご期待!


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クリスマスと言えば... [2008年12月15日(Mon)]
日本では、クリスマスといえばサンタクロース、クリスマスケーキ、イルミネーションだろう。確かに、ある程度そうだと思う。けれど、先日日本人の友だちと話していて、「ブラジルでのクリスマスはどんな感じ?」と聞かれた。「どんな感じだろう?」と考えつつ、自分の家族の祝い方などを説明してみた。クリスマスイブ(24日)の夕方に教会に行って、ご降誕ミサにあずかり、家に帰って、家族全員をそろって祝っていた。その場合は親と兄弟だけではなく、おばあちゃん、おじ・おばたち、いとこなどが集まる機会であった。30人以上だった。そして、クリスマスの日(25日)にもお正月にも同じ感じで、父方の家族と母方の家族とも会えた。とても楽しいひと時であった。

そのときに、友だちに「うらやましい〜」と言われた。その人によると、自分のいとこなどとは5年間の間に1回も会っていないらしくて、仲がそれほど良いわけではないようだ。それで、他の友だちに聞いてみたら、いとこの名前さえ覚えていない人もいた。僕はそれを不思議に思った。親戚なのに、どうして会ったりしないのだろうか。「みんな忙しいからさ」という答えが大半であった。

正直に言うと、それをとても残念に思う。数ヶ月前、別の記事でそれをたしか書いたと思うけれど、日本に来る前に僕はいつも「家族を大事にする」というのが日本人の特徴だといつも思っていたのだ。にもかかわらず、いとこ同士関係が血統に限られているといった話が耳に入ったりする。それは、現在の日本人が「忙しい」から一家団らんの習慣を失ってきたか、西洋の影響で僕の家族がそんな感じになったか、どちらだろうか?

とにかく、いずれにしてもクリスマスと言えば、家族なんだよ!と僕は思う。



新谷 光 アルベルト
神戸大学文学部日本史学専修2年生
ブラジル出身・5期生
ブログ:http://www.nikkeiportal.com/hikaru/
Posted by 日系留学生管理者 at 17:57 | 日本と中南米 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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