8月
[2012年08月23日(Thu)]
近日中に,リョーコと一緒にGAKUVOの活動で気仙沼へ向かいます。この活動への参加機会に修士論文についてのデータを収集してきます。ここ何ヶ月の間で修士論文のテーマを,震災後の日本における現行の仮設住宅にかかわる再考察に決めました。そのため,ここ1年半における仮設住宅に関わる様々な課題や状態を分析,調査する必要があります。個人的に仮設住宅の構造面のみならず,住宅の外観が住人の暮らしやコミュニティーに与える影響についての分析も重要だと考えています。
少し前,偶然にNHKの『後の祭り』という番組で震災被害者のその後の生活取材をしたものを見ました。取材を受けた人は,家族を震災で亡くされ,何千棟もたてられた仮設住宅の1つで60歳の定年をむかえていました。映像を見る限り住宅はきれいで,照明もあり明るかったです。しかしながら,その人がインスタントのみそ汁にレンジで温めるご飯を食べているのを見ていると複雑な感情を覚えました。悲しかったです。
今なお仮設住宅におられる人々がもっている,将来の不安や失ったものへの思い複雑な心情について改めて考えさせられました。
後,数日で気仙沼へ行き,そこに住む人々に自分の論文についての聞き取り調査をすることを思うと少し怖いです。今では,どのように質問を投げかけたら良いのかという事に不安があります。気仙沼へ行くまでの後数日の間に少しでも,明確にできたら良いと考えています。
メキシコ
7期生
フエンテス ケンジ
少し前,偶然にNHKの『後の祭り』という番組で震災被害者のその後の生活取材をしたものを見ました。取材を受けた人は,家族を震災で亡くされ,何千棟もたてられた仮設住宅の1つで60歳の定年をむかえていました。映像を見る限り住宅はきれいで,照明もあり明るかったです。しかしながら,その人がインスタントのみそ汁にレンジで温めるご飯を食べているのを見ていると複雑な感情を覚えました。悲しかったです。
今なお仮設住宅におられる人々がもっている,将来の不安や失ったものへの思い複雑な心情について改めて考えさせられました。
後,数日で気仙沼へ行き,そこに住む人々に自分の論文についての聞き取り調査をすることを思うと少し怖いです。今では,どのように質問を投げかけたら良いのかという事に不安があります。気仙沼へ行くまでの後数日の間に少しでも,明確にできたら良いと考えています。
メキシコ
7期生
フエンテス ケンジ
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