• もっと見る
« 成果物 | Main | 多読のためのリライト講座»
プロフィール

特定非営利活動法人 多言語多読さんの画像
<< 2013年09月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
カテゴリアーカイブ
最新記事
最新コメント
オオツカエミ
第4回リライト講座 後半 (12/01)
kawamo
わあ!この話! (11/28)
donguri
ダダダダダ!! (10/24)
しぇしぇ
持ち込みも可 (10/11)
粟野
読みもの作成月例会 (11/30)
明石
読みもの作成月例会 (11/19)
最新トラックバック
リンク集
https://blog.canpan.info/nihongo-tadoku/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/nihongo-tadoku/index2_0.xml
歓迎! 新人さん [2012年01月24日(Tue)]
1月22日(日) 1:30〜4:30      於:しんじゅく多文化共生プラザ
出席者 17名 スタッフ3名
何と、6人もの新人が参加してくれた。音符いずれも、10月11月のリライト講座を終えた方々だ。


4つの班を、15分間見学。2人が「日本語の文字」班に、入って共に完成を目指すことに・・・
残りの4人は、ノルウエー民話の「海の水はなぜからい」を、レベル1でリライトすることになった。レベルは低ければ低いほど難しいのだが、ベテランMさんにテーブルに入ってもらったこともあって、みなさん、途中で音を上げることもなく立ち向かってくれたようだ。
「あのう、今日1日で仕上げるのですか?」という質問に、松田、きっぱりと「いいえ!あと3回、いいえ4回くらいかかっていいんですよ」と答える。
4人の安心した顔、顔、顔・・・ごめんなさいね。その説明、最初にお渡しした、リライトの手順に書いてありませんでしたね。
来月再来月と、回を追うごとに要領もわかってくることだろう。と、思います。頼りにしてます。新人さん。



@「日本語の文字」班
元の原稿があまりにも、細かく深すぎて、3レベルの学習者には無理な物だったので(すみません松田が書きました)、リライト講座の講師をして、前回前々回作成から抜けたために、Yさん、Sさん、Kさんでわかりやすく換えてくれていた。
通して読んでみると、また数カ所変更した方がいい部分も出て来た。Yさん、Sさんが、資料を持ってきてくれたので、とても良いヒントになる。写真が必要なところ、イラストが必要なところもはっきりしてきたので、来月はそれらを持ち寄って形にしたい。目標! 3月完成!

A「坂本龍馬」・・・Oさん、KWさん、粟野で、会員のNさんの原稿を一通り読み終えた。来月からは、手直ししながら進む予定。やはりレベル4にしては、言葉が難しいので、レベル5にしたいと思案中。仕上がるのは、初夏?  それとも・・・ 挿絵次第というところ。

B 「落窪物語」・・・Nさん、Uさん、川本で、整理し、章立てをし、山場を決め・・・レベル4の物語にする過程進行中。
着実に、しかしゆっくり前進とのことで、4ぶんの1まで形になった。

C「野口英世」の、見直し班。 Iさん、Hさん、そして、今回は、新人班の指導に入ってもらったMさんとのベテラントリオ。
我々日本語研究会の、初期作品なので文章が練れていないところがあるので、ベテランの腕で改訂中だ。3分の1まで終わったそうだ。

いくつかの初期作品は、こうして見直しをしていきたい。よりよい読み物のために。がんばれ!わたしたち。

松田 記
みんな働き者!!! [2011年09月06日(Tue)]
9月4日(日) 1:30〜4:30      於:しんじゅく多文化共生プラザ

「赤毛連盟」「大仏」班は、開始時間一時間前から、イラスト打ち合わせ。みんな働き者です!!

8月までの、「赤毛連盟」「大仏」「稲むらの火」は、かなり完成に近づいている。
「西表島の恋」は、作者が書きなおしをしているので、別働隊になる。

9月からの新企画候補を、松田から説明。プリントも渡す。

候補1、夏目漱石「夢十夜」から、一夜と三夜・・・Iさん、Mさんで、直しながら、できるか検討。

    

候補2、松田書き下ろし「日本の文字」・・・Yさん、Yんさん、Kさん、Sさん、松田で、長さも半
分ぐらい、内容も、読みやすく、シンプルに工夫する。レベル3。

候補3、会員Nさんからいただいていてまだ完成していない「坂本龍馬」・・・Oさん、KWさん、Tさん、粟野で、事実関係を検証しつつ仕上げる。レベル5?



候補4、引退したスタッフによる「落窪物語」・・・KRさん、Uさん、川本で、この原稿を活かし
     つつ、整理し、章立てをする。長さも短くする。レベル4。



番外班として、レベル5の語彙表作りに、なんと5人もの勇者が参戦!!!ほんとに助かります拍手

(川本)
4作が完成間近! [2011年06月30日(Thu)]
6月26日 読みもの作成会  電気通信大学 東1号館 
午後1時半〜4時半   参加者・・・正会員4名 賛助会員8名 スタッフ5名

館内清掃中のため、予定していた6階から、8階へ会場変更。
8階の窓から、風が通り、冷房は要らない。節電! 節電!

@「聖武天皇と大仏」(4レベル)グループは、Sさんと、Kさん、そしてスタッフAの3名で進める。
構成の検討に時間がかかってなかなか語彙や、文の検討に入れなかった「大仏班」。やっと、前回と今回で最後まで読み通せたが、まだ細かいところを調整したり加筆しなければならない。ただ、絵の方に発注するのはそろそろお願いした方がいいだろうということになった。
来月24日を待たずに、集まれる人だけで集まって絵の資料などにあたりながら挿絵の確認ができるといいと思っている。

 
資料集めも万全・・・。


A「西表島の恋」の、著者Oさんが、前回での話し合いを取り入れて、ストーリーを書き直してくれた。空気でわかる日本人の世界から、場面や、気持ちがはっきり説明された世界基準のストーリーに、ちょっぴり変化している。再度、直しをお願いして、次回へ…。
初めての5レベル作品に、という案もあったのだが、それには、もう一山、もう一ひねりがたりないかな?というIさんの意見にスタッフMも賛成。レベル4の作品にすることに決定。
続いて、Kさんが、3レベルにした「稲むらの火」。最後まで、文の検討が終わった。逸脱語彙を、どの程度残すかが、課題。あとは、挿絵の指示ができるまでに整えて、イラスト発注へ。
イラストを去年申し出てくださった方がいて、これを引き受けてくださったので、打ち合わせをして本として完成させたい。


「えーっと、この語彙はレベル4にあったかな・・・・」


B「赤毛連盟」(レベル4)はMさん・Hさん・Kさんの、トリオで、最後までチェック終了。だいたいどのあたりに挿絵が必要かの見当もつけた。次回はホームズの挿絵入りの本を、何冊か持ち寄り、それを参考にしながら具体的な絵コンテのようなものを考えることに。

C「厩火事」が終わり、「締め込み」に入っている班。落語は、リライトしたい人が多く、Nさん、Iさん、MYさん、Tさんに、しばらくぶりの参加の、大学院生Aさんが加わり、スタッフT(半ばからOと交代)が入り、完成。どちらにも、副題が必要か?
字数が、足りないので、で、もう1編加えて、1冊にするか?という話も出ている。
江戸時代の風景人物が、描けるイラストレーターが見つかるといいのだが・・・。

松田 記
原作者が参加 [2011年05月26日(Thu)]
5月22日 読みもの作成・月例会  電気通信大学 東1号館 
午後1時半〜4時半   参加者・・・正会員5名 賛助会員7名 ゲスト1名 スタッフ4名

久しぶりに、ミクロネシアから帰国したTさんが、出席してくれた。お元気そうで何より。 お天気も、まずまず、ということで、月例会開始。

@「聖武天皇と大仏」(4レベル)グループは、Sさんと、Kさん、Tさん、そしてスタッフAの4名で進める。
Sさんが、袋とじの体裁で印刷できるよう、ファイルを、送ってくれたので、本になったときのイメージが掴みやすい。
いよいよ詰めの段階なのだが、学習者に、わかりやすい説明、というあたりで、苦労。ドキュメンタリーは、そこが、たいへんですね…いつも…
次回の完成を待ちたいです。



Aうれしいことに、創作「西表島の恋」の、著者Oさんが、加わってくれてストーリー展開に、アイディアを、出してくれた。
新婚のOさんが、テーブルに入って、IさんYKさんも共に20代の若い人たち。この物語を形にしていくには、うってつけの集団。加わったスタッフMは彼女たちのおばあちゃん年齢だけど・・・Oさんが次回にストーリーを手直してきてくれることになった。
続いて、YKさんが、3レベルにした「稲むらの火」。
語彙的にも文法的にも整えてきてくれたので、楽に検討が進んだ。短い時間で3分の1まで
できた。

B「赤毛連盟」(レベル4)はMさん・Hさん・Kさんの、トリオでさくさくと進んだ。かに思えたが、英語の原作でも、ちょっとややこしい後半部分で、時間をとられ、次回に・・・ということに。話の最後の、ホームズのシニカルで自虐的な感じまでする独白の雰囲気を、もっとはっきり出すかどうかも、迷っているところ・・・。

C「厩火事」はNさん、Iさん、MYさん、Tさんに、スタッフOが入り、完成。続いて「締め込み」
を、リライト。2000字ほどのものになる予定。厩火事が3000字位なので、両方の話を合わせて、短めのレベル4の本になる。
共に落語が素材なので、元の話のリズムやテンポが感じられるものになるといいなあ〜と思っている。特に会話の部分が難しいが、それこそ、メンバーの腕の見せどころ!



会の中途から、まずまずだったお天気が、一転豪雨になった。窓にはげしく雨が打ち付けて、怖いくらいだった。
みなさん、そんなこと、ものともせずに作業を進めていてくださる。頼もしかった。
松田記

今年度はレベル4以上に挑戦! [2011年04月21日(Thu)]
第7回月例会    日時:4月17日   参加者:14名   スタッフ:3名
            於:新宿ハイジア


定期的に参加してくださる方も増え、その中の2名が正会員として登録してくださった。
今回は、シャーロック・ホームズの「赤毛連盟」、「聖武天皇と大仏」、もちよった3篇の原稿の中からリライトするものを選ぶ班の3つ。

会場が、一定していないので、間違えて電通大にいらした方があった。申し訳ないことをした。毎回、同じ場所でできるようにしたいのだが・・・・

「聖武天皇と大仏」



Sさんが原稿の一部を書き加えて、より完成度の高い物にしてきてくれた。Tさんの知人のMさんがイラストを引き受けてくれることになった。
来月、完成稿としてまとめて、スタッフを含めた監修の後、イラストを発注しようと思う。

「赤毛連盟」



Mさんが徹夜でリライトして仕上げてきてくれたラフ案と原作をよみくらべながら、疑問点や削りすぎたところはないかチェックした。細かく検討していくと、犯人や依頼人の細かい描写やホームズとワトソンのやり取りの面白さに改めて気づいて面白い。これもリライトの楽しさだと思う。

「落語3篇」「源氏物語」「稲村の火」



原稿を読み、興味のあるものを選び、2つの班に分けようとしたが、「源氏」はテーマが大きすぎるので、もう少し的をしぼって(たとえば、王朝のスキャンダルとして、父親の身分で地位が決まる、通い婚など)描いたほうがいいということになった。Oが描きなおすことに。「稲村」はちょうど津波のタイムリーな話題なので、Kさんが次回までに、たたき台をつくることになった。結局、全員で「落語」の中の「厩家事」を検討。検討後の、原稿はML上に。来月からNさんは育児休暇(娘さん出産のため)


小田記
エレベーターが止まって・・・ [2011年03月28日(Mon)]
 3月27日 月例会  電気通信大学 東1号館 
午後1時半〜4時半   参加者・・・正会員2名 賛助会員4名 スタッフ3名

数日前まで、開催を迷っていた。
東北関東大震災の影響で計画停電が実施されるというのだ。決行を決めた後も、寒い、暗い部屋で作業をしていただくのは心苦しいなあ、と思っていたのだが・・・
 前日になって、粟野代表より停電は実施中止になったとメールが入り、スタッフ一同ホッと胸をなで下ろした。
 が、当日、東1号館に着くと、すてきなドアボーイが!酒井先生だ! なんとエレベーターが動いていない。先生から「60代以上の人間は、6階までの間に2回休んでよい」とのありがたい(?)お言葉をいただき、6階まで上がった。

 さて、月例会開始。
「クリスマスキャロル」グループは、MさんとスタッフH・Tの3名で完成を目指す。何だかとっても余裕のある感じで、和やかに進んでいる。しばらくして、Hさんが到着して、加わってくれる。相変わらず、和やかな雰囲気で、進んでいる。
 時間までに、最終稿がまとまり、ページ割やイラストの指示まで、終わった。



「聖武天皇と大仏」グループは、Sさんと、Kさん、Tさん、そしてスタッフMの4名で進める。なんと、Sさんは2週間前の地震の日に、お義父様を看取られ、つづくご葬儀など、大変な中で原稿を進めてきてくれた。大事な原稿を、いいかたちで本にしたいものだ。


 Sさんと、KさんTさんで、絵や写真、少し分量が足りないので、付け足すコラム(?)なども考えて、チームを組んで完成にむかってもらうことにした。今後の方針がまとまったところで、
超若手のYKさん到着。
 グループを二つに分けて「西表島の恋」を、YKさんと、スタッフMで読んでみた。23歳のYKさんの感想は、「私たち若者の気持ちが、よく出ている等身大の恋物語だ」ということだった。少し物足りないような気がしていたYKさんの祖母年代のMは「ああ、そういうものか・・・」と、納得。
YKさんは、スペイン自治大学で教育実習を、終えてきたばかりで、そこには、レベル4では、物足りないと言う学生がいたそうだ。「レベル5でやってみませんか?」というYKさんの提案に、試みに、5でやってみた。最初の2ページまで、粗いリライトが終わった。
今後は、原作者の考えも、聞きながら、リライトを進めていきたいと思う。
松田 記