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感謝の気持ちがさらに強く、、 [2012年07月28日(Sat)]
7月15日(日) 第6回リライト講座(下)

参加者7人 前回出席者のうち、3名欠席、
前回出席のKさんが、同僚の先生を誘ってくださり、新たに2名参加

今回初参加の2人に参加動機を話してもらう。
大学と聾学校で教えている先生。
従来の読解ではない、集中を高める目的で、全員同じものではないものを、全員バラバラではないが、何種類かを用意し、時間も各自バラバラという、少し多読に近い指導を実践している先生。
Kさんから、話を聞いて、興味をもって参加とのこと。Kさん、ありがとうございます手(チョキ)

多読の考え方は前回お話したので、多読授業を実際にどう行うのか、準備〜初授業〜声のかけ方〜記録 まで、DVDを見ながら解説。

やはり、どんなものを何冊ぐらいそろえたらいいかに関心が集る。1回の時間についても、子供の場合、50〜90分は長すぎるのではないかと質問。子供の集中力は15分と言われているから、確かに長すぎるかもしれない。12、3才になれば大丈夫ではないか。インターナショナルの先生に現実を聞く。短い時間を何回もという工夫もいい。子供もほんとにのめりこむと集中が続くと思うが、私達は年少教育にあまり経験がないので、これからの課題です。

多読に向く読みやすい読み物について、起承転結のある論文調のものと物語とどちらが読みやすいのかと聞かれる。
それは、もちろん好みによるが、一般的に言って、先がどんどん読みたくなる物語のほうが、読みやすいのではないと答える。どうしても、読解的なことが頭にあると、論理的な文章を読ませたくなるようだが、学習者がそのテーマにとても興味があればそれはその学習者には読みやすいのかもしれない。やはり、指導者が外国語の多読を経験することが一番わかりやすいのだろう。

ということで、前回より少しレベルの上の英語のGRを読んでもらう。

20120715rewrite-2.jpg リライト講座2.jpg

さていよいよリライトに挑戦。今回は芥川龍之介「くもの糸」
2グループとも、ここに絵をいれればわかる、、ここは、こうして、と、リライトしていく。「くもの糸」には、いきなり極楽、地獄、が出てくる。そこをどう扱うか、注目していたが、なかなか気付かない。そこで、読み手は極楽、地獄、ってわかるかなあ、と投げかけてみる。さすがにアメリカのJさんは、そこに気付いていたが。

20120715rewrite-1.jpg リライト講座2.jpg


その後、その辺を工夫して、仕上げていく。がひとつのグループで、逆転して、まず地獄での様子を先に出そうという話になって、時間切れ、アイディアは面白いかもしれない。が、リライトは、そのまま両者発表。

最後に、よむよむ文庫「くもの糸」登場させる。みんな、ほう!へえ!と感心してくれた。

感想から
・ほんとに、こんな大変な作業をしてできてる「よむよむ文庫」に感謝します!!黒ハート
・関西でもリライトのグループを作って「よむよむ文庫」にある作品をまず自分達でリライトして「よむよむ文庫」と比較して勉強していきたい。そして、いずれ自分達でも作品を作ってみたい。手(パー)
・海外では日本語の本が手に入りにくいし、高いので、大変・・多読実践の報告を約束してくれれば、なんらかの援助しますよ。わーい(嬉しい顔)

(川本)
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