東京国際ブックフェアで多読セミナー! [2011年07月10日(Sun)]
7月9日(土)お台場のビックサイトで恒例の東京国際ブックフェアが開かれている。
今日は、14時から15時までアスク出版のブースで「多読セミナー」を行うことになっている。 卒業生のJさんに多読体験を話してもらう。打ち合わせを兼ねてお昼に駅で待ち合わせた。 食事後、ブックフェアの入り口の受付に並んだが、列が昨年より圧倒的に短くてすぐに中に入れた。今年は入場者が少ないのだろうか。震災の影響?? アスク出版のブースで、多読セミナーを始める前に、通路を歩く人を呼び込んだりして宣伝に努めていたら、あれ?どこかで見た事があるような後ろ姿が遠ざかっていく。とっさに追いかけていって声をかけたら、やっぱり!私の多読クラスの数少ない(涙)卒業生のHくんではないか! 「えー!こんにちは!お久しぶり!」 「一人で本を買いに来たの?」 「そうです」 当然、彼をもう一人の助っ人にしたてて、セミナーを始めたのでした。 ![]() 集まってくれた人たちは、日本語の先生数名、その他は一般客。 「多読」ってこういう学習方法ですよ、という話を簡単にして、英語多読の本を1,2冊眺めてもらう。ここから始めたら何とか自分にもできそうと思ってくれるといいのだが。 その後は、多読体験者のJさんとHくんに質問を投げかける形で話を進めた。 もっと詳しく多読のやり方など話せばよかったかなと後で反省した。しかし、中に2,3人とても熱心に聞いてくれる人がいて、ありがたかった。日本語多読と直接関係なくても、多読のイメージをつかんで帰ってくれたらいいなあ。途中でウェブサイトリニューアルの件で、お世話になっているサービスグラントのSさんも来てくださった。 最後にこんな質問も出た。 「耳から覚えて知っていた言葉が、本を読んでいると文字とだんだん一致していくのですか」 「多読には、よむよむ文庫以外、どんなものを用意したらいいのか」など。 Jさんは、分厚い文庫本を読み切ったときの感動を上手に話してくれた。 Hさんは、「能力試験2級をとった後でも、自力で本が読めたことがなかったので、よむよむ文庫の薄い本でも1冊読み切ったときはとても自信がついた」と話してくれた。 ![]() アスクのブースは昨年より場所が狭かったのか、昨年のように、よむよむ文庫のバラが平台にざーっと並べてない。せっかくの絵が半分以上は見えない。うーん、残念。 それでも土曜日が一番、よむよむ文庫の売れ行きがよかったそうだ。来てくれたみなさん、ありがとう! ![]() アスク出版の向かい側には、こんな方も。 ![]() ちょうどこちらのセミナーが始まったとき、「先生」登場。どよめきが起こっていたけれど、こちらもそんなに負けていなかった・・・、と思う・・・。 セミナー修了後、会場をぶらぶら見て回ったけれど、「わーすてきな絵本!でも・・・高い!図書館で借りようかな・・・」と手にとっては買わない終始悪い客に徹しました・・・。さらに、人混みの中で本を選んでいると、だんだん疲れてきて・・・。どうも人混みの中の買い物が苦手です。 |