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原作の味を残しつつ・・・ [2011年03月28日(Mon)]
第2回「多読のためのリライト講座」の後半。

間に、思いも寄らぬ大地震があり、開催を迷ったが、来られる人だけでも、ということで開催に踏み切った。先月、仙台から参加されたお二人のことを思うと心が痛む。無事だという確認はとれているが、どう過ごしていらっしゃるのか、気になる。

結局、出席を見合わせた方も半数いらっしゃって、参加者は6名。マレーシアの大学の先生が初参加。
最初は先月やった「北風と太陽」のフィードバックをした。
でてきた3種類の「北風と太陽」を比べる。最後に読者に語りかける調子のもの、太陽も旅人も風も最後にニコニコ笑うほのぼの系、旅人のコートがすてきだから「ほしい」という発想の転換をしたもの、いろいろなパターンが出てきて面白かった。最後に「よむよむ文庫」所収の「風と太陽」を披露する。

次に具体的な多読授業の方法をお話しし、次に多読の効果へ。


「読んだ後の確認の作業は何かするのか」
「最初からいろいろなレベルの本を用意するのか」
「在日外国人で、読み書きができない方にどうか」
など質問もいろいろ出てきた。

休憩をはさんで、リライトへ。
今日、用意したのは、宮沢賢治の「注文の多い料理店」だ。
3人ずつ2つのテーブルに分かれて作業開始!どちらもレベルは3を選んだ。





狩人が「山猫軒」に着いたあたりで時間オーバー。
途中で止めていただくのがはばかられるほど白熱していたが、そこまでを読んでいただき、さらに「よむよむ文庫」の「注文の多い料理店」の朗読を聞いてもらう。
リライトにどれが正解ということはないが、原作の味をなるべく残しつつ、簡約するところが一番のポイントだろうと思う。
ぜひ、みなさん、各自の現場でリライトや多読をとりいれていってほしいと思う。この講座がそのきっかけになればうれしいが。
(粟野)
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