東海初の「にほんご多読セミナー」 [2011年02月14日(Mon)]
2月13日 「にほんご多読フェア」を開催中の名古屋丸善栄店で、多読のセミナーをやってきました!
名古屋で初めてのセミナー、どうしたら一番効果があるかなあと迷った結果、前々日に、英語多読の酒井を連れて行くことに決定! 当日、英語多読用の本を鞄に詰め、重いリュックを背負って早朝に出発。 新幹線の窓から見えた富士山の大きくてきれいなこと! 丸善近くで昼食をすませて、洋書売り場をチェックしてから会場へ。 いつ見ても英語の多読用図書はたくさんあるな〜。 ![]() それに比べて日本語は・・・。それでもここまで数が増えたんだと少し誇らしくも?思う。 ![]() さて、セミナー本番。 急な告知にもかかわらず、40人も集まってくださって感激でした。 ![]() 聞いてみたところ、多読について知っていた方が4分の1ほど。「よむよむ文庫」も配って見てもらったけれど、初めて手にする人が多かった。まだまだ宣伝が足りませんな・・・。 参加者は、日本語学校より、ボランティア教室の先生や、年少教育の先生が多かったように思う。 まず「多読とは?」を酒井が講演。 やさしいものからどんどん読んでいくとどうなるか。辞書を引かずに、わからない言葉もどんどん飛ばしていったら読めるようになった実例を織り交ぜて・・・。 ![]() 後半は、日本語での実践例をDVDを見せながら、私が説明した。 プロジェクターを設置したはよかったが、音声が出なかったのが失敗。 映像を見ながら、説明して切り抜けたが、ぜひ、あとでウェブサイトに載せてある動画を見てくれるといいのだけれど・・・。 あっという間の2時間。その後、さらに5人ほどが残ってくださり、情報交換した。 そのとき、ある方が、「本を読ませているときの、先生の声のかけ方がとってもいいのだと思う」とぐっとくることをおっしゃってくださった。 ![]() このセミナーをきっかけに、少しでも多読への関心が深くなってくれたらいいなあと思う。 また、愛知県の図書館は、英語に関しては一番進んでいるのだそうだ。ぜひ、日本語の多読本も図書館に入れてください! (粟野) |