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読みもの作成ワークショップ [2010年09月20日(Mon)]
読み物作成ワークショップ 
2010年9月19日(日)  午後1時半より  しんじゅく多文化共生プラザにて

今回は、「公開ワークショップ」から、会員(賛助会員を含む)に参加者を限定した第1回のワークショップ。趣旨をご理解いただいた方々14名が参加してくださった。


まず、代表の粟野さんから、今回のような形にした事の説明があった。
「公開の形で回を重ねてきたワークショップ(30回になる)。
この辺りで、会員・賛助会員という立場で、もう1歩多読研究会の活動に、踏み込んで一緒に読みものを作っていただきたい。だからといって、何らかの義務が発生するということではない。ここに参加するのは、あくまでも、学習者のためのレベル別読みものを、日本語多読研究会の趣旨で一緒につくりたいかどうかが基準・・・」
それにしても、今年に入ってから、参加されるメンバーは固定してきて、今日もほぼ同じメンバーが集まってくださった。ありがいことだ。ラブ

それから、2年前のものだが、「よむよむ文庫」の利用者アンケートの結果をみなさんと一緒に読む。レベル別読みものの存在理由、私たちに期待されていることなどをみなさんと共有したかったからだ。アンケート回答者は日本語学校や大学の教師やボランティアなど。立場が変われば要求も変わる。いろいろな思いの重なる接点はどこか。それを探りながら、私たちの読みものの立ち位置を決めていかなければ、と思う。
アンケート中に、児童の日本語教育担当の先生からの回答と思われる言葉があった。
「子どもが各教科内容を読みながら学べるものがほしい。びっくりするほど何も知らないまま成長してしまう子どもが多いので」。
子どもの日本語教育に長年携わってきたNさんから思わず共感の声が上がる。
最近、来日したお子さんを日本の小学校に入れたばかりの中国のCさんはちょっと心配になったようだ。
このワークショップの参加者も日本語学校、大学の先生、ボランティア教室の先生、大学院生と立場もさまざま。こうした身近な切実な思いも生かして、いろいろな立場の「日本語難民?」を手助けすることができればいいなと思う。



その後、9名+スタッフ1名で、「ヘンゼルとグレーテル」。5名+スタッフ2名で「梁祝化蝶」のリライト作業開始。
テーブルの人数が多く、資料のコピーが足りないなど混乱したが、ともかくスタート。
何をどう進めていくか、という段取り、計画がうまく立てられないのが私たちの欠点。(ご迷惑をおかけして済みませんでした・・・悲しい
今までのワークショップと違うのは、これまで多読研究会のメンバーで作業をしていたところへ、踏み込んでいただいたところだ。
全体を通して読んだときのトーンの一貫性。
漢字の量や文字数の調整。
ページ割や、イラストの入る箇所の想定。
などの仕上げの部分までを、会員の手で仕上げてもらおうというわけだ。

「ヘンゼルとグレーテル」は、2レベル・3レベル2つのリライト原稿が、仕上がっていた。
今回は、学習者の立場に立って、ストーリーの展開がわかりやすい3レベルの原稿を、基礎にする。話の内容からいくと2レベル相当ということで、語彙を2レベル原稿を参考に置き換えるという作業になった。

「梁祝化蝶」は、4回のワークショップで仕上げたものをもとに、やはりレベル4でいこうと決定。Nさんがさらに書き直してくださった原稿と見比べながら、原案と離れすぎずに丁寧に原稿を検討。全体の4分の1にも到達しなかったけど、Iさんがそれを最後まで見直してくれることに。
このような長目の原稿は、いちいち全員で文を作るのではなくて、だれかがほぼ責任を負って仕上げ、それを全体でチェックするシステムを確立しなくてはいけませんね。今回はその第一歩。10月の会には仕上がるといいなー。

近いうちにメーリングリストを設けるので、そこでも活発にやりとりをして、多読研究会版の「読みもの」として仕上げる予定。これまでのメーリングリストに参加してくださった皆さん、ぜひ、これからはこのブログを見て、ご意見、書き込み、よろしくお願いします!!

また、11月のワークショップで、この2作品が完成したら、いったんこワークショップ休んで、その後の計画を立ててから、みなさんを招集?しようと考えている。いつもせっせとリライトして解散、なので、12月はみなさんとゆっくり忘年会、なんていうのもいいなと思っています。

松田記
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