〜「子どもの意見表明権」を考える〜
NIEDの自主講座「国際理解教育講座」2023テーマ編が始まりました。
その第1回のプログラムです。
子どもたちは日常生活の中で、自分の気持ちや考えを安心して表現でき、
意見をしっかりと受け止めてもらい、自分のことを自分で決められるように
サポートされているでしょうか?
“子どもの意見が尊重される社会”は、人権尊重社会とどのように
つながるのかを考えていきました。
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【ねらい】
・子どもの発達過程を辿り、子ども理解を深めながら
子どもの自己表現や意見表明、自己決定が叶うことで
どのような社会が創造できるのか、その可能性を考える
【実施日時】 2023.10.7(土) 10:00〜17:00
【場所】 ソレイユプラザなごや12F研修室
【プログラム内容】
1)はじめに
2)アイスブレイク、自己紹介
3)意見表明の定義
4)子どもの意見表明権が阻害されている状況を考える
-1.発達段階ごとの意見表明権が阻害される状況(乳児期/幼児期/学童期/青年期)
-2.資料「子どもの発達段階シート」から気づくこと
5)阻まれている様子をリアルに受け止める
-1.「意見表明を阻まれる状況」ロールプレイ
-2.シナリオ書き直し→「より良い状況」ロールプレイ
-3.感想、気づきの共有
6)子どもの意見表明権を阻んでいる要因や社会背景を考える
7)子どもクイズ
-国内で出生率1位の都道府県は?
-子どもの貧困率は?
-子どもの幸福度世界1位は?
-日本で家族の世話をしている中学生の割合は?
-小中学生の最もなりたい職業は?
-子どもに人気のスポーツは?
8)「好事例」から学ぶ
-事例1.学校に行きたくない子と親、学校スタッフとのやりとり
-事例2.ブラック校則についての子どもの声
-事例3.小学生が出した子どもの遊び場についての陳情
9)傾聴ワーク「自分の意見表明権が守られなかった経験やその時の気持ち」
10)子どもが意見表明ができるようになるには
-1.子ども自身が身に付けるとよいチカラ/おとなが身に着けるとよいチカラ
-2.チカラを身につけるためにそれぞれの場所で出来ること(家庭/学校/地域/国)
11)子ども時代に意見表明・自己決定が尊重されていると、社会はどのように変わるのか?
12)子どもの権利条約に触れる
13)今日から心がけよう宣言!
14)ふりかえり、感想の共有
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■NIED国際理解教育講座とは?
http://nied.love-hug.net/fkouza.html
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■2023年度講座内容
https://blog.canpan.info/nied/archive/333
■次回以降の日程とテーマ
第2回:11/4(土)「わたし・あなた・みんなにかかわるチカラ(セルフエスティーム)」
https://kokc.jp/e/53a84e76e1a640b0f7172278f9421be4/
第3回:11/18(土)「チリメンモンスターから考える持続可能な社会(環境)」
https://kokc.jp/e/dab43f99a7291aeed315473ce12d6887/
第4回:12/23(土)「参画で○○が変わる!(社会参画)」
https://kokc.jp/e/90f936af4074fd473a0bafddcb48f2c2/
第5回:2024.1/27(土)「絵本から考える 子どもが“自分らしく十分に”育つ権利(人権)」
https://kokc.jp/e/d11bb0ea1851c85e2636b34ca44ad580/
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過去の実施プログラム
https://blog.canpan.info/nied/category_12/1
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■お問合わせ先
【主催】
特定非営利活動法人 NIED・国際理解教育センター
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タグ:人権