「おいしい!」だけで大丈夫??
〜私の食と地球環境〜今年で12年目となる『国際理解教育セミナーin なごや』。
今回は「食と地球環境」という切り口で開催し、
分科会では5つのワークショップを提供しました。
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【対象】 小学校高学年以上ならどなたでも
【実施日時】 2013.1.26(土) 10:00〜16:30
【場所】 名古屋国際センター 別棟ホール
【セミナー内容】 おいしいものを食べると幸せな気分になります。
でも地球は幸せ?
私たちの生活に欠かせない「食べる」ということから、
「おいしい」の裏にある世界を知って、私たちが抱えている
環境の課題を解決するための方法を考えるワークショップを
実施しました。
●全体会 10:00〜11:30
あなたは何を考えて食事を選びますか?
みんなで意見を交換し、お互いから学びあいます。
●ランチタイム 11:30〜12:15
●分科会 12:30〜14:30
@食料ロスをロスしよう!
今日、世界中でどれほどの食糧が失われれ、捨てられているか
知っていますか?一方で、栄養不足に直面している人が世界中で
どれほどいるか知っていますか?食料ロスはいわば限られた
資源の無駄づかい。食料ロスをできるだけ減らすにはどのように
したらよいかを考えよう。
(企画:愛知県国際交流協会)
A地球を守るチョコレートパフェ
みんなが食べるおいしいチョコレート。でもちょっと待って!
そのチョコレートが森を破壊しているだって?
ブラジルの持続可能な農業について学び、地球も喜ぶおいしい
チョコレートパフェを作ろう!
(企画:JICA中部)
Bうしとみずの気になる関係
昨日何食べた?ハンバーグ?焼肉?カレーライス?私たちの食卓には
いつも「うし」がいます。でも、そんな身近な「うし」が、
実は世界の水問題と関係してるってこと、知っていましたか?
「うし」と「みず」の気になる関係を考えてみよう。
(企画:名古屋NGOセンター)
Cブルーベリーの万歩計を見てみよう
ここにある2種類のブルーベリーは、国産と外国産です。
見た目は全く同じですが、環境への負荷という観点から見ると、
この2つには大きな違いがあります。フードマイレージという考え方から
見えるものを考えてみよう。
(企画:名古屋国際センター)
Dお米があるのは当たり前!?
日本の風景といえば「田んぼ」。「ごはん」とは「お米」であり
「食事」でもあります。多くの日本人にとって米飯のない生活は考えられ
ないのではないでしょうか。お米は水田で作られますが、水田の役割は
単にお米を作るだけでしょうか?日本の稲作の危機が語られる今日、
改めて水田の大切さを考えてみよう。
(企画:NIED・国際理解教育センター)
●全体会 14:45〜16:30
各分科会の気づきを持ち寄って、みんなでできることを考えます。
●交流会(自由参加) 16:30〜17:30
お菓子を食べながらの、参加者同士の交流会。
◆『国際理解教育セミナーinなごや』とは?愛知県おいて国際理解教育を実践している5団体(愛知県国際交流協会/
名古屋国際センター/JICA中部/名古屋NGOセンター/NIED・国際理解
教育センター)が、実行委員会形式で、1年間に渡る参加型会議を通して
企画を練り、運営実施する「国際理解教育」のセミナーです。
人類共通の課題解決と、よりよい未来づくりに関わる人を育てる
参加型教育である「国際理解教育」についてを多くの方に知っていただき、
「地球の視点で考え、足元から動き出す」人を増やそうというのが目的です。
国際理解教育セミナーinなごやは、2014年名古屋で行われる
「ESDユネスコ世界会議」に向けて、本年度より3年間、ESD推進に
より力を入れて取り組んでいきます。
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【主 催】
国際理解教育セミナーinなごや実行委員会
[実行委員会構成団体]
(公財)愛知県国際交流協会
独立行政法人 国際協力機構 中部国際センター(JICA中部)
(公財)名古屋国際センター
(特活)NIED・国際理解教育センター
(特活)名古屋NGOセンター
【後 援】
愛知県教育委員会
名古屋市教育委員会
【連携協力】
ESDユネスコ世界会議あいち・なごや支援実行委員会
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※本セミナーは(財)東海テレビ国際基金の助成を受けて開催しました。