ファシリテーター講座2012 テーマ編 第4回 [2012年12月08日(Sat)]
テーマ:人権・平和
『わたしからはじまる未来』 「今」というこの時と「地球」というこの星を共有して生きている、 わたしもあなたも誰もが尊重されるべき一人ひとりです。 そんな大切なわたしやあなたが気持ちよく生きることができる 世界を目指して、私たちはどんなことができるかを考えていきました。 ![]() -------------------------------- 【ねらい】 ・身近な問題として人権が守られていないのではと気づき、 その守られていない人権が守られると社会はどう変化するのか考える。 ・過去や現在の事実を受け止め、平和と人権の関わりを知り、 自分に何ができるかみつける。 【対象】 一般 【実施日時】 2012.6.24(日) 10:00〜17:00 【プログラム内容】 1)アイスブレイク:フルーツバスケット 2)自己紹介 ・自分を表す漢字1文字、人権教育のイメージ 3)グループ分け:あいこジャンケン・ゲ−ム ・ランダムに動いてペアを作ってジャンケンをする。 ・3回あいこになった人から抜け、指定された場所に並ぶ。 ・1、2、3…と前の人から順に番号を振り、その番号でグル−プになる。 (全3グループに分かれた) 4)平和な社会・平和でない社会 ・2つのグループには「平和な社会」を、1つのグループには 「平和でない社会」を課題にイメージを絵で描く。 ・グループごとに、その絵になったポイントを中心に発表 5)BHN(Basic Human Needs=衣食住の充実,教育,労働,余暇, 社会的・文化的な生活の質)を考える ・「わたしを豊かに生きさせてくれているものたち」を個人で付箋に書き出す。 ・グループで共有し、分類する。 ・全体で共有。どんなことが出ていたかを把握し、人間の生活に 必要なもの(BHN)を考える。 6)世界人権宣言を読み、世界の人権問題を考えよう 7)2つの体験型アクティビティ @多数派少数派シール →どんな気持ちなったか、気づき・感想を共有 A体験型アクティビティ:多数派少数派ウゴウゴ →どんな気持ちなったか、気づき・感想を共有 8)多数派、少数派で行動や感情にどのような変化があったか、 生活や社会の中に言えることはあるか、振り返り 9)人権の話をしよう-話のタネ ・誰にも言うんじゃなかった「無責任な第三者と被害者の人権・ 痴漢被害に会った女子高校生の話を読み、感想を共有 ・警察のポスターの移り変わりと、話のタネの続きを読み、 気づいたことを共有する ・被害者に誰にも言うんじゃなかったと言わせるような社会になぜなった? 14)人権侵害なぜ起こる?なぜ続く? ・考えられる理由を箇条書きで書き出し、全体共有。 15)平和な社会をつくるためにあるといい力+行動宣言 ・どんな力があるといいか、まず個人で考える。 ・グループで共有し、あるといい力を3つにまとめる。 ・それらの力を使って、「わたしたちはこう行動します!」という 行動内容を考える。 16)一日の感想共有 17)経験学習の4段階および、プログラムで扱った参加型の手法の 振り返りと紹介 -------------------------------- |