JICA中部と協働で提供している教師海外研修は今年度は中止と
なりましたが、この与えられた時間を生かして、今年度は
「教師海外研修ガイドブック作成編」を行います。
今後の教師海外研修がより有意義なものとなるようなガイドブックを、
過去の教師海外研修受講者とともに創り上げていきます。
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【この研修のねらい】
・JICA中部の教師海外研修に参加し、学校で実践した過年度受講者の体験と実践、
並びに16年間積み重ねてきた教師海外研修にかかる事前・現地・事後研修の成果と
課題を振り返る。
・今後、教師海外研修を受講する教師が、先行知見から素早く学び、貴重な現地研修の
時間を有意義に過ごし、よりよい開発教育・国際理解教育の実践と周りの教師への
波及につなげられるようにするための『ガイドブック』を共に創り上げる。
・ガイドブックづくりを通して、本研修受講者の教材づくりの知識やスキルの向上を図る。
【対象】 JICA中部教師海外研修過年度受講者の教員 12人
【実施日時】 2020.8.22(土) 10:00〜16:15
【場所】 なごや地球ひろば2階 セミナールームA
【プログラム内容】
◆セッション1:研修オリエンテーションとアイスブレーク
1)主催者あいさつ、スタッフの紹介
2)アイスブレーキング
-なんでもフルーツバスケット
「教師海外研修に参加した年度」
「所属学校種」
「参加者に聞いてみたいこと」
-教師海外研修の一番の思い出
3)こんなガイドブックがあったらいいな
・今回作成するガイドブックに盛り込まれるとよいこと
4)ガイドブック研修の趣旨と第1回の内容の確認
◆セッション2:教師海外研修で得られるもの
1)教師海外研修で得られると思うもの洗い出し
2)教師海外研修で得られるものの分類・整理
3)教師海外研修で得られるもののうち、開発教育の実践に役立つこと
◆セッション3:教師海外研修を生かした開発教育教材のねらい
1)学齢期区分別グループづくり
2)学習者が「知る・気づく/考える・行動する」=教材のねらいの対比表
-教材を通して学齢期区分の学習者が「何を知り・気づいてほしいか」
「どう考え、行動してほしいか」を書き出し
3)開発教育・国際理解教育の3つの学びの柱ごとのねらいの整理
4)ねらいの重点化
◆セッション4:過年度受講者実践事例の分析準備
1)分析対象実践10 事例の選定
2)実践事例の分析方法と研修のスケジュール変更提案
3)連絡事項
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◇JICA中部ウェブサイト:http://bit.ly/Ou9hbh
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